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武田薬用植物園1(修学院、一乗寺散策9)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/8d/879f50ae213c716de1a0e970e560d398.jpg)
写真は、事務棟
製薬会社の武田薬品工業が所持する薬用植物の栽培研究を中心とした植物園です。
アクセス
曼殊院門跡の南西に接しています。
曼殊院道を進み、一乗寺下り松を過ぎ、曼殊院に至る直前の右手に正門があります。
参観
通常は非公開ですが、年に3~4回事前に公募があり、参観出来ます。
3月(椿園がメイン)、6月(漢方処方園がメイン)などを中心に、年に3回ないし4回あるそうです。
詳細は武田薬品のHPに掲載されます。
今回は2013年3/29の参観の模様です。
正門を入った右手の事務棟に入ります。
中で受付をして、研究棟の待合で順番を待ちます。
15人ぐらいのグループでまわります。
研究棟を抜けると正面に大きな植物園が拡がります。
右手に展示棟が見えます。
その奥に香辛料園があります。
たくさんの種類のハーブなどが植えられており、葉をちぎって味見も出来ます。
さらに奥には民間薬園。
甘味料のステビアや厳重に囲われた囲いの中にはトリカブトやジギタリスもありました。
敷地の右端まで来ているので、中央に戻るように左へ事務棟から遠い方に進むと中央標本園があります。
日本薬局方に掲載されるものや局外のものなど、薬効がはっきりしているものが多いです。
朝鮮人参、せんぶり、どくだみ、シャクヤクなどです。
そして1番左端に来ると漢方処方園。
漢方のもとになる植物から、有名な処方の部品ごとに植えられているエリアがあります。
大建中湯、抑肝散、五苓散などです。
漢方処方園の奥に温室があります。
温室はいつでも観れるので、正直「他に見所が少ない時に組み込む(11月)」そうです。
中にはバニラ、バナナやマンゴなどが栽培されていました。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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ここは小磯良平の植物画を多数所蔵していますが、建物内部の案内はなく、椿園のみの公開でしょうか?
私は31日(月)2時半~の部に参加予定です。
昨年の3月に参加しました。
建物の内部も公開されます。
これが”1”ですので、明日が2です。
そこに書いてあります。
あれは感動しました(本場の奈良でも同じ場所では見られませんからね)、係の方とそこだけ(笑)盛り上がりました。
この武田の薬用植物園の椿園の中に並んで咲いていますか!
それは楽しみです。
新しく改修されたお披露目の時には、入ったのですが椿の季節ではなかったので全然気づきませんでした。
amadeus様
内部公開の件、先走ってしまいました…
続編を楽しみにしています。
カタクリ、ザゼンソウ、イカリソウ等も、ごく自然な感じで群生しています。
是非是非、いっぱい楽しんできて下さいね~♪
スプリング・エフェメラルが大好きなので、嬉しいかぎりです。
カタクリは奈良大宇陀の森野旧薬園に4/6に行きますよ。