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大徳寺25 特別拝観15 三玄院2 利休忌


写真は、門前

三玄院の利休忌には、入口が月によって2通りあります。
法堂に面した東門の場合と、北門の場合です。
1月、4月、7月、10月は表千家で、東門。
2月、3月、5月、6月、9月、11月は裏千家で、北門です。

東門の場合は方丈から入り、渡り廊下を渡って奥の広間のお茶席に入りますが、
北門の場合は、すぐに広間のお茶席に入ることになるので、方丈などを見ることが出来ません。
三玄院の内部をみたいのなら、東門に“在釜”がかかっている時がいいでしょう。

流れとしては9:00前から方丈で法要が行われ、9:15頃に“礼(らい)の間”で受付の記帳をして1000円を納めます。

礼の間の奥の部屋を抜けると中庭があり、これを横切る渡り廊下を渡って奥にある新しめのきれいな広間のお茶室に入ります。
ここはもう北門に近く、北門が入口の場合は直接ここに入ることになります。

まずは8畳の控えの間に入ります。
順に床の間の掛け軸を鑑賞し、次に付書院に置いてある箱書き(お道具の入っている箱の蓋)、そして茶会記(この日のお道具がなにかが書いてあります)を見ます。
そしてお茶席が整うと、本席へ呼ばれます。
三玄院は8畳と9畳半の広間で行います。ここに30人ぐらい入れるだけ入れられます。
恐らくたくさん来られるので、早く回転させるためでしょう。
後はお茶菓子が来て、隣に御挨拶をして1つ取り、次に回します。
頂いた頃、お茶がきますので両隣と正面に御挨拶をしてい頂きます。
そしてお茶碗を鑑賞しますが、この間にもこの日のメインのお茶碗の鑑賞がまわってきたりしますので、結構慌ただしいです。

全員が頂くとご挨拶をして終わりですが、この後にみなさんこの日のお道具が前に並べてあるので、これらを鑑賞します。
本席前の廊下を挟んだ外に小さいですが、苔のきれいな露地庭園です。
玄関の奥には芝生の中央に石碑がありましたが、なにかは不明です。




コメント ( 5 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
北門から (京極堂)
2012-12-09 10:18:30
ですか…三玄院は東門のイメージが強いですよね。境内は東西に長いようですね。色々と想像してしまいます。この機会にネットで確認しようと思います。
本当に慌ただしかったようですね。文章を読んでも、その目まぐるしさが伝わってきます。30人があれだけの行為をこなすのには、容易では無いことが、素人目でも想像が出来ます(笑)。戦国(京都観光)マニアとして、また一つ良い体験が出来ましたね(笑)。

さあ、出陣です!是非、攻略して下さいね。
 
 
 
お疲れ様です (京極堂)
2012-12-09 15:51:35
先ずは、ゆっくり心を休めて下さい。脚は何処の寺社か庭園に向いているかもしれないけど(笑)。
明日からのお仕事も楽しみに待っています。
 
 
 
京都検定1級、終わりました! (amadeus)
2012-12-09 15:59:38
取りあえず帰宅。

詳細は・・・

本日22:00に”炸裂”します!!!
 
 
 
まずはゆっくりと (ミッキー)
2012-12-09 18:51:25
まずはゆっくりと休んでくださいね。

と書きましたが、京極堂さまのおっしゃるとおり、amadeusさまなら、どこか拝観されてからの試験かもしれませんね。(笑)

22:00の炸裂、楽しみにしています。
 
 
 
こんばんは (みゆ)
2012-12-09 21:30:10
先日、報道ステーション紅葉中継でたどり着き、お世話になりました。

あの中継やこのブログの記事などから、「京都に行きたい!」と思い、
先週、京都を楽しんできました。
今後もこっそりとチェックをし、次の上洛の参考にしたいと思います。
これからもいいところをたくさん教えてください。
 
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