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高山寺 西院


写真は、本堂と境内

西院にある日照山高山寺(こうざんじ)は、浄土宗寺院で本尊が子授地蔵尊です。2017年から六斎念仏が復活しました。

アクセス
阪急電車の西院駅で下車して改札を出ると、西大路四条交差点の南西角です。
高山寺は北東角にあるので、四条通と西大路通を渡り、交差点の対角に向かいます。四条通沿いすぐに高山寺の表門があります。

平安時代初期 この辺りには淳和天皇の後院があり、今でも門前左脇に淳和院跡の石碑があります。
その後平安中期 西院付近は庶民の葬送の地となり、西院(さい)の河原と呼ばれるようになりました。
室町初期、足利尊氏が地蔵尊を滋賀から四条御前に移し、高西寺を建立した。
当時は六地蔵めぐりのひとつだったそうです。
8代将軍足利義政の正室 日野富子は、この地蔵に祈願して9代将軍義尚を産んだと云われています。
そして豊臣秀吉が御土居を造る際に、高西寺をこの地西院に移転したのを機に高山寺と改称したそうです。

表門を入ると、正面に本堂、右手に地蔵尊像が2つ、その間に宝篋印塔があります。
本堂内部はガラスの反射でほとんどみえませんが、本尊で恵心僧都作と云われる地蔵菩薩像(子授地蔵)がお祀りされているそうです。
また本堂の左前方には3mほどの地蔵菩薩像とその周囲に御土居より出土したと云われる石仏地蔵群があります。

左手の鐘楼を経て奥には唐破風の書院の玄関があり、最奥に庫裏があります。
ハンコの御朱印や由緒書きはこちらで頂けます。

六斎念仏
2017年から8/22の19:00~20:00過ぎまで、本堂左手の書院で六斎念仏が復活しました。
本堂左手の玄関から入ります。
入ると6畳間があり、右手は本堂ですが、当日は演者さんの控室になっていました。
さらに正面奥には6畳間、さらに奥には12畳半の間があり、この12畳半の間が舞台です。
12畳半の間の左手にも10畳間、さらに手前に6畳間があり、舞台の12畳半の間をL字に囲むこれらの部屋が観客席です。

演目は19:00~順に、
・発願・万歳
・さらし
・四ツ太鼓 4つの太鼓をリズムに合わせ、順に1人ずつ叩いていく。
・祇園囃子 途中でひょっとことおかめが出てきます。ここのは結構長めで15分。
・獅子と土蜘蛛 お約束の蜘蛛の糸が出ます。
・結願
で、20:10頃に終わりました。



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