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三千院門跡2 往生極楽院 紫陽花苑(大原散策10)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/16/a3578117cc7b125855b5453aff808128.jpg)
写真は、往生極楽院
宸殿からの参道に沿って進み、往生極楽院の正面に回り込みます。
ここの画が、よく三千院に使われる景色です。
内部には阿弥陀三尊像が祀られています。
両側の観世音菩薩と、勢至菩薩が前屈みに跪く“大和坐り”が有名です。
2020年10月の「僧侶がご案内する 三千院 時間外特別拝観」で内陣を1周しました。
往生極楽院は元々道場であり、延暦寺西塔の常行堂 のように常行三昧をしてたので、結構スペースがありました。
また阿弥陀如来像の光背には丸い穴が開いています。
これは阿弥陀如来像の背中に扉があり(胎内仏を入れるのでしょうか)、それを開けるために開いているそうです。
阿弥陀如来像の後ろの壁には随分剥落していますが、曼荼羅が描かれていたそうです。また内陣裏の壁には何も描かれていませんでした。
直進したT字路の突き当りに朱雀門があります。
右手は帰路で、左手に進みます。
曲がってすぐの左手に苔にうずまるように“わらべ地蔵”があります。
往生極楽院をバックにこのわらべ地蔵を撮るのが“鉄板”です。
さらに階段を登った奥に紫陽花苑があります。
規模がかなり大きく、6月には紫陽花が咲き誇ります。
紫陽花苑の奥には金色不動堂、さらに階段を上がって観音堂があります。
金色不動堂では4月中旬~5月中旬まで秘仏金色不動明王がご開扉されます。
観音堂の周辺もは、苔がきれいな庭園になっています。
参道を戻り朱雀門を通過し、門を出ると収蔵庫の“円融蔵”があり寺宝が展示されています。
ここを出ると御殿門に戻り終了です。
大原に来て、ここは外せません。
お庭も大きいので、ゆっくり見れば1時間ぐらいかかるでしょう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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庭園に咲く秋海棠の花がとても綺麗でした。
往生極楽院へ進むと、修復中で阿弥陀様が手の届く位置に。
花目当てで行った三千院でしたが、阿弥陀様があんな間近で見れるなんて♪
行ってみてよかったです。
修理中はいい意味で思わぬことがあったりするので、最初からあきらめずに行ってみるものですね。
僕も久々に行ってみたいです。