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鴨脚家庭園(下鴨神社周辺散策6)


写真は、庭園の中心部

今でもお住まいなので、通常は非公開です。
今回は2012年夏の”ガイドとめぐる世界遺産下鴨神社みたらし祭と旧社家庭園特別見学”の一環として参観出来ました。

場所は下鴨本通りの東側で、家庭裁判所を少し北上した右手にあります(簡易地図)。

鴨脚家(いちょうけ)は下鴨神社の社家で、現在残っているのはここだけだそうです。

門を入ると右手に幕末に造られた西棟と、正面に昭和初期に造られた東棟があります。
まず東棟に入り奥に進みます。
奥の部屋の外が庭園で、すり鉢状になっており、1番底は5mぐらい下になります。
ここで鴨脚家の歴史等の説明があり、部屋の奥から庭園に降ります。

東棟から見て左手に築山、枯滝石組や石橋があり、中心の泉まですり鉢状です。
外側から四角の石垣が3重にあり、徐々に下に下がります。
底は杉柱で囲まれた泉があります。
さらに右手には鯉池があり、これは後に時代に造られたものだそうです。
そして右端は築山です。

この泉の水位は鴨川と同じだそうです。
鴨川の相次ぐ氾濫で昭和初期に河床が開削されて水位が下がる前は、ここも3重の石垣の上まで常時水位があったそうです。
その際は東棟や西棟が釣殿のようになり、釣りが出来たそうです。

泉の脇まで降りて上を見上げると、また上から見下ろすのと印象が随分変わります。
最後は東棟と西棟の間から玄関に戻って終了です。

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