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金蔵寺(西山散策8)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/7c/ca61a2bbd1021c14544b329ad21f89c9.jpg)
写真は、紅葉の境内
最初のアクセスにも書きましたが、最寄りのバス停の長峰から”徒歩1時間”、車で来ても相当の”酷道”です。
これだけは覚悟してください。
到着すると、まず仁王門があります。
ここで志納料200円を賽銭箱に指示通りに納めます。
仁王門をくぐり急な石段を登ります。
登りきると右手に護摩堂、左手に寺務所と庫裏が、正面にはさらに石段が続きます。
秋はこの辺りの紅葉がきれいです。
正面の石段を登ると正面に本堂があります。
本尊は十一面千手観音菩薩像ですが、お厨子は閉まっています。
本堂の右手奥には開山堂、本堂のさらに上へと階段を上ると愛宕権現堂があります。
愛宕権現堂の左手から降りると、途中の右手奥に桂昌院御廟、左手には三仏堂があります。
そして本堂の前に戻ってきます。
伽藍はいずれも外部からの拝観です。
非常にこじんまりとしたお寺です。
紅葉時はきれいですが、アクセスの険しさは海住山寺と並んで特筆ものです。
防火勝軍地蔵愛宕大権現御開帳
毎年4/23に愛宕権現堂の防火勝軍地蔵愛宕大権現像が御開帳されます。
10:00頃に御住職がお堂に来られます。
10分程度の法要があります。
内陣中央にはお厨子が御開帳された防火勝軍地蔵愛宕大権現像、右手には中興した良源弟子 賀登(がと)像、左手には地蔵菩薩像がお祀りされています。
防火勝軍地蔵愛宕大権現像は甲冑姿で騎乗し、右手には剣を左手に幡を持っていました。
12:00ぐらいまで御開帳されており、その後お堂は閉められるそうです。
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コメント ( 5 ) | Trackback ( )
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いいですね~~。
なかなか足を運べないお寺ですが、新緑のときはどんなんかな~と、いつも想像しています。
僕は当面行かないでしょう(笑)。
今年の423に将軍地蔵の開帳なので行こうと思ったのですが、秘仏マニアな(笑)私もさすがに行きませんでした。
理由として見たときがなければ、京都辺りなら絶対行くのですが、佛教大学ミュージアムで昨年でていたのが、たしか金蔵寺の将軍地蔵だったので(たぶんそうだと思います。)、足が向きませんでした。
ただ、開帳の時だと本堂等が見られたりすると思うので、いつかは行きたいですね。
秘仏開帳の時は仏様だけではなく建物内や普段見られない庭園なども狙い目です!
おっしゃられるように、きれいな庭園も見られるなら行って見ようかなと思いますね。
どこまでも庭園派なので(笑)。
金蔵寺は、1度苦労して行ってみられるのもいいかもしれません。
上にも書いていますが、アクセスの険しさは海住山寺クラスです!
聞きしに勝るアクセスの険しさでした。
観光タクシーで行ったのですが、対向車が
来ないかドキドキしました。
場所によっては、人とすれ違うのもやっと
という所もありますねえ。
金蔵寺ですが、今年はやはり紅葉の色づきは
良くないようです。
しかしながら、この時期は庫裏が開いていて、
中には天狗の爪や極楽鳥の剥製?など
寺宝が展示してありました。
運転手さんによると、この時期は例年開いている
とのことです。