健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

硫黄島からの手紙。

2007-01-14 | looking.
「父親たちの星条旗」に接ぐ二部作2作目の「硫黄島からの手紙」です。
2005年硫黄島遺骨発掘団が洞窟の中を掘り続け探索していると、なにか袋を掘り当てる。
そこから一気に、終戦近い硫黄島へとタイムトリップ。
栗林中将以下、生きて帰る見込みの全く無い、硫黄島での戦闘準備・戦闘終結なでが描かれていく。
驚いたのは、クリント・イーストウッド監督のアメリカ映画でありながら、全編日本語の映画になっていて、日本人の立場に立った映画だとはいえ、ここまでやるのはすごいことです。
負けると判っている戦争を描くのだから、見ている側は辛い、「父親たち・・」よりも涙がたくさん出ました。
栗林中将・日本軍・日本兵の描き方にも、思いやりが溢れていたと思う。
日本軍の愚かさ、日本兵の思慮のなさ、盲目的・狂信的な天皇万歳・・・・・・・そういったエピソードをリアルに映像にすることも、勝者として出来ただろうに、まったく感じさせないつくりです。
むしろ軍部・大本営の無能さ・封建性・権威主義が強調され、栗林中将らは被害者という視点で描かれています。
ですから、日本に置いてきた家族は、もっと大きな被害者となるわけです。
家族愛・家族を思う父親の悲劇としての描き方が強い感じがしました。
バロン西・パン屋の若旦那は、際立っていたなーーー。
栗林中将は、最後に遺品を焼き捨てることをパン屋に頼んで死地に向うのだが、パン屋は洞窟の中に、中将の手紙を埋めるんです。
そして、冒頭の場面に繋がるというストーリーです。
遠く、目に見えない家族に、思いを伝える唯一の手段だった手紙。
手紙が主人公だったのかもしれません。
コメント (2)
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巨匠・チェリビダッケ。

2007-01-13 | 聴けた!imaging.
セルジュ・チェリビダッケの至芸
チェリビダッケ(セルジュ), ラヴェル, ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団, チャイコフスキー, ムソルグスキー
東芝EMI

このアイテムの詳細を見る
私の仲間「すみや」CD屋さんで、中古CDの販売を始めてくれました。
いままでは、買い取りなんかしていなかったのに、店員の斎藤さんが企画力旺盛だから始めたのでしょう!!
専門家には、マニアが持ち込んでくるCDが多いのでしょう。
この、輸入版、その「すみや」2階でみっけました。
チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」。ムソルグシキーの「展覧会の絵」。それに加えて2枚目のCDには、チェリビダッケ自身の肉声インタビューが入っています。この2曲を演奏しているミュンヘンフィルハーモニーについて、そしてテンポについて、ブルックナーについて、グリュックについて、そして「ZEN]についてです。
ドイツ語なんで、まったくチンプンカンプン。
だけど、演奏の方はすごいの一語。
特に「展覧会の絵」がショックでした。
とにかく、一見というか一聴して、想像を絶する・ゆったりとしたテンポです。
コリャー違う曲か??
だけど、曲そのものの真髄を表現しています。正鵠を得ている演奏。
よほど、自信がないと、こんなに遅く演奏できない。
うなりのような、うねってくる音の連なり!!!カラヤンと、ベルリンフィルの正指揮者の座を争っただけあるなーーーーって感じました。
まさに聴くに値する演奏です。
どなたか、他の名盤も教えてください!!!
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海外情勢など。

2007-01-11 | 聴けた!imaging.
枡添さんの続きです。
「これから日本に競争相手は中国です。中国経済の伸びはすさまじいし、日本もその恩恵を受けていますが、資源戦略がたくましいです。
世界の石油をあさっています。渤海湾もどんどん吸い取られています。
日本は、自己開発油田15%しかない。中東からの輸入に頼っています。
フランスは、一滴も石油は出ませんが、自己開発油田での資源獲得100%なんです。
アメリカに追従ばかりしてイランへの制裁を強めると、石油は中国にもっていかれますよ。
アメリカのイラク政策も民主党の躍進で変化がみられるが、イラクへの派兵は増やそうとしています。
イラクは、シーア派・スンニ派と国を2つに分けなければならないかもしれません。
フセインの良かったことは、宗教色を廃し、自らバース政党を作って宗派色を無くした政治をしたことだけれども・・・・。
景気の先行きですけれど、原油価格の高騰・アメリカ住宅産業の停滞がマイナス要因。中国・インドの高成長がプラス要因です。
防衛庁も省となって、国際貢献も主たる任務になりました。
北朝鮮問題が今年の最大の難問になってきました。金正日体制をぶち壊すしかか早期解決の方法は無いけど、崩壊後の復興資金どこが負担するのか?韓国ではできない。北朝鮮有事の際・ソウルにいる多数の日本人は脱出できるかというと、出来ません。自衛隊が救出にいくのも韓国は拒否する。韓国は飛行機を出さない。
やはりアメリカにお願いするしかないんです。
多分10万人以上の難民が新潟に船でやってくるでしょう。
中国もベトナムの開放政策を採っています。市場主義でオープンな国を目指しています。実態は社会主義であっても、国・経済が豊かになれば体制は変わります。
安倍政権ですが、説明のやり方とか下手です。
ホワイトカラーエクザンプションってなんだか解らないでしょう!!
残業を認めないっていうんじゃーー、参議院選挙は危ないです。
仕事を終えて、早く家に帰りましょう。家庭を大事にしましょうっていう切り口から入っていけばいいのに、それもしないでしょう!!
今度の参議院選挙は厳しいですよ。
6年前は、小泉ブームで勝ち過ぎたんです。参議院選挙の場合一人区が問題です。
27地区ありました。今は29区になっていますが、6年前25勝2敗だったんですよ。圧勝です。
ところが3年前は14勝13敗。さて・・・・このままだと今回は2勝27敗になるかもしれません。それが選挙です。
今回、そのまんま東なんか出るなんて言ってるんでしょう!
政治家にふさわしくない人ばっかり選挙で通っているんですよ。
昔のかみさんが出てきたときは、死にたくなりました。(笑・笑)
前回・私は16万票頂きました。議員16人分貢献したんですが、だれもお礼に来なかった。最近、またお願いしますって私のところに来るんです。
ふざけるなですよね。
私は、これからいい政策・いい公約を作って、もっともっと説明していきたい、政策で勝負して、審判を仰いでいきます。比例区は掲示板が無いんですよ。ポスターが貼れないんです。
皆さんの自宅にお願いします。」
最後は、選挙近付いてきたので、お願いが出ましたが、政策・公約で説明責任を果たすっていう姿勢は評価できます。
見極めたいと思います。
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枡添要一さん。

2007-01-10 | 聴けた!imaging.
4日の仕事始めから、大阪2日連続挨拶回り、昨日は神奈川のお得意様に挨拶回り。
本日は、営業部門を引き継いだ会社の新年会に招待されて郡山まで行ってきました。
記念講演会が小池百合子さんというご案内で行きましたが、なんと講演者が変更されていて、枡添要一さん。
やーーーー期待外れ!!!!
でも、興味津々。
「現在、制度改革に取り組んでいます。公務員の天下り問題なんか改革していきますよ。
人生80年時代です。60歳で定年・あと20年どうするの?年金もらって悠々と暮らすのもいい。
だけど、子供さんが小さい方もいらっしゃる。では、どこで働くのか?
死ぬまで働く・働きたいだけ働ける社会を目指します。
イタリア・フランスは50歳定年・あとは自由に楽しむっていうのもひとつの生き方かもしれない。
だけど、日本は成果主義がはびこってきていて、誰がその成果を判断するんでしょうか?チームで手がけてきた仕事は、どう評価するか難しいです。
新しい、終身雇用制度を含めたビジョンを検討中です。
江戸時代は、隠居があり、人生を2回やったおんです。
いまの年金制度は絶対に守ります。
安藤広重は、火消し・消防士だったんですが、隠居後版画を始めました。
その版画は、フランス印象画にも影響を与えた素晴らしいものです。
伊能忠敬は、養子でした。子供に家督を譲ると、天文学を学びました。そして日本中を歩き回り、地図を作りました。世界で当時画期的なことでした。
複数の選択ができるような社会にしたいです。
定年制度をやめたらどうか?基礎年金だけは守っていく。
どういう社会を作るか・・・・・、イギリス・スウェーデン・フランスは、消費税だけでも15%から25%になっています。
国の形を考え直します。
憲法9条改正もいいですが、もっと大切なのは地方自治の重視です。
現在、すべてが東京に集中しすぎています。
道州制を導入するのがいいと思います。
1つの州から10人だして、政策は参議院でやる。
予算の裁量は衆議院でやればいいと思います。
昭和20年に終戦を迎え、憲法もアメリカ主導で作られました。
日本人だけで創る憲法にしてみたいです。」

いかにも自由民主党そのものっていう講演でした。
先日読んだ「憲法9条を世界遺産に」では、決してアメリカのいいなりで創られた憲法ではなかったと言っているし、そういう意見もあります。
道州制にしても、もっと議論すべきでしょうね!!
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会社の寿命30年というけれど。

2007-01-06 | P&E
昨年末から、立て続けに東証一部上場企業の祝賀会が3件ありました。
12月には、昭和51年たった1店舗を夫婦で始めて、丁度30年、325店舗・年間売り上げ1230億円の上場企業に一気に登りつめています。
寿命・停滞・減少とはほど遠い31年目です。
この祝賀会でも副社長から2010年の目標が発表されました。
1000店舗・3500億円の売上目標だそうです。
どうして・何故、限りない前進が可能なのか?考えてみました。
祝賀会での方針発表をお聴きして、気が付いたことがあります。
それは、人材の育成・教育にあるのではないかということです。
この会社は、名古屋・大阪に続いて昨年東京五反田に3つ目の研修センターを建設し、社員の教育を徹底し、お客様への情報提供・接遇などのレベルを上げています。
プラチナ・ゴールドなど、資格制度も細かく段階的に評価して、質の向上に努めています。
どうもこのあたりを実践していることが、限りない前進の原動力ではないかと感じました。
昨日も、一昨日も両日・大阪のビックなチェーンドラッグの新年会。
両社とも、躍進・躍進の連続です。
これだけ大きくなると、他の一般店の単独薬局は何をしていたんだとも思います。
これからは、販売地域が重なる大手量販店同士の戦いが始まる。
生き残るお店はどんな店なんでしょうね??

お正月が静岡で家族でゆっくり新年を祝いました。
元日はおせちとお雑煮でしたが、1日の夜は、昨年末いただいていたズワイ蟹の蟹鍋にしました。
エビ、ムール貝、烏賊団子、鮭も一緒に放り込みました。
左に見えるのは、今年たくさん庭で収穫できた我が家の柚子です。
たっぷり搾って、鍋の味を引き立てました。
〆は稲庭うどん・とっても温まりました。
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明日仕事始め!!

2007-01-03 | ヘルスsoothing.
零下10度以下の八ヶ岳から、静岡へ、そして両親の住む浜松へ、そして家内の実家天竜へ挨拶回りしたら、もうお正月休みは終わりです。
今年も、環境激動の年になるでしょう!
環境変化のスピードに遅れないよう・新しいビジネスモデルを発信していきたいものです。
デンマークが本社のノボノルディスク社は、難病小人症の方がどうしても必要とする「ヒト成長ホルモン」を創っていますし、もっともワールドワイドで使用されている薬剤は、各種インシュリン製剤です。
糖尿病は、諸悪の根源とされています。
悪化すれば、壊疽や失明に至ります。血管が堅くもろくなり、ボロボロになってきます。従って高血圧になってくるし・・・・いいことがない病気。
始末が悪いのは、痛みがないので、進行していても自覚症状がないことです。
実際の患者さんは人口の20%くらいに上っていると言われています。
飽食の時代・人類は長い間・飢えと戦っていましたから、グルカゴンなど血糖値を保ち・上げるホルモンは3種類もあるのに、血糖値を下げるホルモンはインシュリンしか持ち合わせていません。
インシュリンは体内・すい臓のランゲルハンス島B細胞で生産されますが、何らかの原因で、自己免疫に狂いが生じ、リンパ球が誤ってB細胞を攻撃・破壊してしまうのが、Ⅰ型糖尿病です。
小児期に起こることの多い難病です。ただし、伝染性や遺伝性は全く認められていません。
95%が生活習慣・肥満・食べ過ぎ・運動不足からくる、インスリン感受性が低下してくるⅡ型糖尿病です。
これら、いずれもやっかいな糖尿病と戦う患者さんと治療を共にしていこうという会社がノボノルディスク社です。
インターネットのホームページに患者さんのコーナーがあり、互いの治療方法などを交換して、励まし合っています。
そのサイトから毎年選ばれて、ノボ社のカレンダーに掲載されます。
写真は、2007年12月にページです。
Ⅰ型糖尿病を患っているデンマーク在住ソーレン・クルーセリレオーレさん。
彼は、Ⅰ型糖尿病と診断され、どんな制約を受けるのかと思いましたが、すぐに、そんな自分でも挑戦できることはあるはずだと思いなおしました。
彼が挑戦したのは、氷と雪、そして急な坂という過酷な条件のグリーンランド北極圏マラソンです。
3時間27分で完走!!!堂々3位の成績でした。
「糖尿病であっても何ら制約されない。そのことを自分自身にも、そして他の人にも示すことができたと思います」と言っています。
5,8以下ならば正常値の範囲のヘモグロビンA1Cの値。
写真の彼は誇らしげに4,6を示しています。
他の月も含めて、我々に勇気を与えてくれる素晴らしいカレンダーです。
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あけましておめでとうございます。

2007-01-01 | P&E
八ヶ岳から帰ってきて、新年を静岡で迎えました。
経済協力機構(OECD)が昨年7月「国際比較でみれば、日本はもはや平等な国ではない」と発表しました。
国民平均所得の半分しか得られない人の割合を示す貧困率が日本では13,5%に達し、1位アメリカの13,7%に迫っているのが、その根拠です。
確かに小泉政権から安倍さんに移っても「大企業と中小企業」「正社員と非正社員」「勝ち組・負け組」などの区別明確化が止まらない。
そんな中、朝日新聞にイトーヨーカ堂藤巻幸夫部長の見解が掲載されていました!!
「どうせ人生をわけるのなら、勝ち組負け組みではなく、「満足組」と「不満足組」の方がしっくりくる!!」とおっしゃる!!
しかり!!金持ちでも志や仲間と縁の無い「不満組」は少なくないでしょう!!
「喜び組」はお呼びでない・・・・・・・・・・けれど、今年は「満足組」になるよう進んでみます。

さて、ブログも3年になrますが、昨年9月から始めたMIXIがなかなか興味深いのです。
ご訪問いただいた方が、名刺と履歴書を日付つきでおいていってくれるっていう仕組みになっていて、なかなかエキサイティング!

このブログの閉鎖して、ミクシに吸収させようかとも検討中です。
今年もよろしくお願いいたします。

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