健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

憂鬱でなければ仕事じゃない!!!

2012-06-29 | 読んでみた。finding.
憂鬱でなければ、仕事じゃない
クリエーター情報なし
講談社
すごく題名も刺激的だが、とても警鐘を鳴らしてくれる内容になっている。
岩波書店お家騒動から、独立して「幻冬社」を立ち上げた見城徹さん。サイバーエージェントの藤田晋さん。
二人が、各章の表題についての見解を述べるという構成になっている。
「スムーズに進んだ仕事は疑え。」
仕事は、わざと苦しい方へ身をよじり、人のやらないことをやる。その負荷がいい仕事の実感なのだ。
薄氷は自分で薄くして踏め、、、、、となります。
「ふもとの太った豚になるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ」
キリマンジャロの西の頂上付近には凍り付いた豹があるそうです。そこから論理は、新しく出て行く者が無謀をやらなくて 一体何が変わるのか。
「切らして渡せなかった名刺は、速達で送れ」
見城さんは、自分の体験から、お詫びの手紙を添えて送れといいます。一方、藤田さんは、ツイッターSNSブログなどがある中で名刺の存在理由そのものに言及しています。そして、自分たちの価値観が年長者に通じない場合もあるからと締めくくります。
たくさんの刺激的な警句が次々と現れてきます。
「天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に」
「良薬になるな、劇薬になれ」
「ヒットは地獄の始まり」
逆説的な警句は、彼らの実体験の裏付けを得て、ますます鋭く輝き続けているという印象の本。
とても読み易い本です。
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おめでとう!!!来年60周年。

2012-06-24 | Weblog
昨日は、ひばりが丘の叔母さんの叙勲祝賀会です。
59年間、「ひなぎく幼稚園」を主宰してきた幼児教育への貢献に対して授章されました。
臼井学園として六本木で発足した「ひなぎく幼稚園」。田無へ移転して、いま園長さんは娘さんが務めていますが、顧問として頑張っている叔母。
叔父との熱烈恋愛で結ばれて、いまもラブラブです。
ご夫婦で毎年「バイロイト音楽祭」に出掛ける音楽好きカップル。
祝賀も音楽モード全開でした。
バリトン独唱によるヘンデル「オーンブラマイフ」、リヒヤルト、シュトラウス、マッケイ詩「モルゲン、明日の朝」、武満徹「○と△の歌」。
チューバ演奏「トロイメライ」。
保育士さんたちによる合唱「ホタル来い」「たんじ七夕」「ひなぎく幼稚園の歌」
教育者って、素晴らしい。
たくさんの教え子さんたちや、歴代の先生方が、たくさんお祝いに駆けつけてくれました。
叔母さんのますますのご活躍と、健康をお祈りします。
来年は、盛大に、開園60周年をお祝いしましょう。
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あられちゃんと一緒??

2012-06-22 | Weblog
千葉県カメリアカントリークラブで開かれる日本女子プロトーナメントの前日。
プロアマ競技に出てきました。
前日、お台場のホテル日航で開かれた前夜祭で抽選して組み合わせが決まります。
一番籤は、アンソンジュさん。なんと我々チームに決まりました。
2010年日本ツアーに参戦して、いきなり優勝、その年4勝。5位以内15試合という圧倒的な強さで賞金女王の輝いた選手です。
最近は、あまり日本人が勝てないので、、、、、、どんな怖い方か???とちょっと引いてましたが、どっこい!!!すごく愛嬌があってフレンドリーな選手でした。
まるで、漫画のあられちゃんみたい!!!
13歳の時からゴルフを始めたそうで、それまではテニスをやっていて、はじめたのは遅い方だそうです。
両親、特に父親がスポーツ大好きで、後押ししてくれたそうです。ただ、とても厳しくて、勝っても誉めてくれないお疲れさま、、、、、だけど、パットが悪かったとか、改善点を指摘するばっかり。
シーズンが終わったとき、はじめて誉めてくれるんだそうです。
厳しさ、向上心の強さが、快進撃の秘訣かと、思いました。
日本に来て3年目で、すごく日本語が上手い。アメリカツアー参戦をすすめてくれるくれる方もあったのに、とにかく、日本大好き。日本人大好きだそうです。
ドライバーがすごい、260-2280ヤードくらい飛びます。
そして、ぶれない。
これでは、日本選手にとって、なかなか強敵。
気軽に教えてくれますし、、、、、。
日本女子プロ、もっと頑張らないと、今週も外国勢に優勝賞金と、真っ赤なポルシェ、持っていかれそうです。
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やくざと原発。

2012-06-14 | 読んでみた。finding.
ヤクザと原発 福島第一潜入記
クリエーター情報なし
文藝春秋
副題が「福島第一潜入記」とあり、帯には「原発はタブーの宝庫、だからオレらが儲かる!」となっている。
暴力団専門ライター鈴木智彦さんが、記者という身分を隠して、作業員として福島第一原子力発電所に入った体験記になっています。

ヤクザにとって、最大のシノギとなった今回の大災害ということになっているが、暴力団の息がかかった建設会社や、作業員を参加させているという確認には至っていない。
暴力団排除法で、公的復興資金が、暴力団に流れていることなどありえない話しだし、、、、。誰も、作業員同士の会話にも表出してこない。
地域の暴力団の親分にインタビューしても、そんな事実は無いと言い切るし、、、。
企業は、コストから、海外へ
工場移転はできても、発電所だけは海外に建設することはできない。「自分の勢力内に建設されるとすると、まず右翼を使ってでも邪魔するのさ!!!」
補償金を出すのは、会社にとって織り込み済みのい経費なんだ。
そして「補償っていうヤツは被害が起きてからでは遅い。漁業でも、家や魚探、船や網、GPSに投資してる。設備のローンはどんなことになっても待ってくれない。原発から出る汚染水で魚が獲れなくなったら立ち行かなくなる。賠償金が降りるのに何年もかかってしまう。だから補償は先取りするしかない。幸せは前借りして生きるんだよ。人間誰でも明日死ぬかもしれないんだから、、、、。」
親分の言葉は、重い。

阪神淡路大震災に遭遇した友人が言いました。
倒壊した家も多い地区で、途方にくれていたとき、ヘリコプターが水とパンとおにぎりを運んできてくれた。
それが、広域暴力団Y組のヘリコプターだった。
みんな、涙流してありがたく頂戴した。
災害前まで。「暴力団、出て行け!!」といった張り紙が町内、いたるところに張ってあったが、翌日から一切消えてしまった。

この本は、暴力団が支援、復興に一役かっていることの是非を問う本ではない。

過酷な作業員の現状。
作業員が、自己造血幹細胞を採取して、冷凍保存していることとか、ちょっと原発を知っている電力や学者たちは、いくら大丈夫と言っても20㌔圏内にすら決して入ってこない。
そんな理不尽、過酷な作業実態を知らせてくれる報告書です。
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賀川理英さん。

2012-06-11 | looking.
沖縄県糸満市で紅型工房「だいだい」を主宰する賀川理英さんの作品です。
「ブーブー雑伎団」というネーミング。
長ーーーーーーい、5mくらいある縦長のタペストリーというか幟(のぼり)です。
絵柄が楽しい!!!
サーカス、玉乗り、逆立ち、曲芸。逆立ちしている女の子はプーっと、おならを噴出中。
彩色がとても丁寧です。
持っている旗や、乗っている玉、少しずつ変化を付けてくれています。
明るい紅型どくとくの色使いですが、紅型の可能性を広げている作品ともいえると思います。
裏地がしっかりとしてまして、韓国風の色合わせですねーーー。
おしゃれです。
二階に上がる階段横の漆喰の壁に沿って、吹き抜けのリビングに、3階ロフトからつり下げてみました。
見事に、華やかに飾ることができました。

昨年、東京ワタリウム美術館で、沖縄展をやっているときに、賀川さんの作品を見てとても気に入りました。
展示されていた作品が、ブーブー雑伎団で、これと違う作品ですが、購入したいと美術館に申し入れましたた、非売品ということで、諦めていました。
ところが、沖縄の陶芸作家、香月礼さんに、この感動を話しましたら、賀川さんと偶然友達で、「私が話してあげるわよ!!」という嬉しいことになりました。
賀川さんが快く引き受けてくれて、作品にとりかかってくれました。
展示作品とまた違う素晴らしさで、ニコニコです。
賀川さん、香月さん、ありがとうございました。
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ボストン美術館展。

2012-06-09 | looking.
上野、国立博物館で開かれている「ボストン美術館展」先週の日曜日に行ってきました。9時30分開館なので、早めに家を出ましたが、さつき展など見ていたので、会場到着が9時15分くらいになってしまった。
あーーー、すごい人人人。1000人は並んでいたのではないか。
もう、会期が6月10日までということもあったでしょうが、すごい人気です。
とにかく普段は、日本では見れなくって、ボストンにまで行かなければ見ることが出来ないですから、見逃したらあかんと、行くのでしょう。
私も、そうです。
10万点も収蔵しているというのだからすごです。100年に渡る収集の結果だといいます。
明治時代初期に、廃仏毀釈という運動があり。
神社仏閣が破壊され、多くの美術品が叩き売られ、焼かれたのは、悔やんでも悔やみきれないです。
フェノロサや、岡倉天心の鑑識眼もすごくって、コレクションに寄与していると思いますが、なんで10万点も流出してしまったのか?
やはり、しっかりとした価値を評価する眼が、時代の狂気に翻弄されてしまう恐ろしさです。
アフガニスタンのバーミアンの大仏は、タリバンにより爆破されて、こちらは、もう、実物を見ることさえ出来ない。
世界遺産も、取り返しがつかないことになります。
中国でも、焚書坑儒の時代があったし、毛沢東の文化大革命の時代も、歴史的建造物や美術品にとっては悲劇の時代でした。

まだ、ボストンでも見ることができるだけ幸せかもしれません。
曽我蕭白、俗っぽくって、力強くて、よかった。虎渓三笑図の、笑顔がよかったなーーー。
若冲もいい作品があったし、等伯もあった。
なんたって、平治物語絵巻と、吉備大臣入唐絵巻は圧巻。前者の臨場感、後者のユーモアは、なにものにも代え難い。
明日、10日までです。
コメント (4)
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叙勲を受けました。

2012-06-04 | Weblog
先週、藍綬褒章の栄に浴する事が出来ました。
ありがとうございます。
お世話になった方々に、ただただ感謝、御礼申し上げます。
皇居には、坂下門から入りました。ここから先は撮影禁止です。
春秋の間で、授与式は行われましたが、お庭が素晴らしい、松の姿がいい。写真アップできないのがなんとも残念です。
一般に公開してくれればいいのにと痛感。
天皇陛下のお言葉もいただきました。
思えば、平成8年より静岡県医薬品卸協同組合の理事長を務めさせていただき、名古屋に移り住んでも愛知県医薬品卸協同組合の理事長をやらせていただきました。
その間、日本薬剤師会の理事も務めましたので、それらが通算されて対象者にリストアップされたそうです。
いずれの業務も、まったくの無給でボランティアですが、
できるのも、会社の皆様のバックアップ、支援、そして家族の応援が無ければできないことなので、とにかく支えてくださった皆様のおかげさまでいただけました。
私ひとりでは、とてもなすことができなかったことです。
ほんとうに、光栄に思うとともに、ますますの精進の必要を痛感しました。

ありがとうございました。これからもご指導、よろしくお願い致します。
というのが率直な思いです。
コメント (16)
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