健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

犬も歩けば棒にあたる。

2015-03-28 | 読んでみた。finding.
日本経済新聞のコラムを読みました。
ことわざの「犬も歩けば棒にあたる」
家内も私も、なんか棒にあたるって、怪我でもしちゃうリスクを表現しているかと思ったら、
鈴木さんは違うんですね。
まずは、外へ向って歩いてチャレンジしなければ、幸運、チャンスに出会えないから歩けと!!
さすが、反骨精神で、インドという未開未知の巨大市場を開拓したことはある。
鈴木会長に拍手です。
コメント (2)
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大坂秩加カルタ「る」。

2015-03-25 | looking.
2年ぶりの大坂秩加さんの個展。4月18日まで、両国のギャラーモモで開催しています。
あいうえおかきくけこ、、、、、、、、、46文字を表題として、読み札を作り。46枚の絵にしました。
46文字のうちの「る」。
この作品、いただきました。
「る」の読み札は、
「涙腺が弱くなったっていうか、涙のきっかけが突然やってくるようになっちゃった。
私なんで生きてここにいるの。死ぬことは形がなくなること。人は死んだらどうなるの。
ねえねえ、人間っていつまで生きるの。生きたい、生きのめして死にたい」
作家は、
ふと将来のこと、これまであったことを改めて考える日があります。そんなときに一人呟いたり、他人から言われたという設定の言葉を読み札にしました。
表現は必ずしも直接的なものではないし、作品を補完するものでもないにしろ、さまざまな想像をもたらしてくれますし、新たな視点を与えてくれます。
面白くも、楽しく、不思議な作品です。
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リバース(反転、逆襲)イノベーションがはじまる。

2015-03-24 | 読んでみた。finding.
少し前までは、東南アジアの医療水準は日本より遅れていて、難病などの治療は日本に患者さんが来る。
そういう先入観を持っていました。
しかし最近、地殻変動ともいうべき大きな進展があります。
1972年にタイ最初の私立病院を開いたプラサートオートCEOは、バンコク航空の創業者でもある。
ドウシットメディカルは、2014年12月決算では総収入が前期比11%増の2050億円、純利益が18%増の262億円という。
高度医療を実現している。
先日、慶応大学ビジネススクール小林教授のお話を聴いたが、これから日本企業が成長し続けるポイントの一つに、
「リバースイノヴェーション」をあげてました。
リバースモゲージとは世田谷や三鷹で実施されている高齢者医療介護の効率的効果的進め方ですが、「リバース」とは、反転、逆戻り、をいいます。
アジアの逆襲(リバース)にしっかりと対応しろということ。
インドのシリコンバレーといわれるバンガロールに「ナラヤナ心臓外科病院」があります。
ここの心臓バイパス手術の技術はすばらしく、手術後一ヶ月の死亡率が1、4%で、アメリカの1、5%を上回ります。
その安全性で、手術のコストはアメリカの10分の1。
アメリカから患者さんがやってくる。
次にはケイマン諸島にナラヤナ病院を建築して、アメリカから患者さんを集めるとか。
アジアパワー恐るべし!!!!
日本も、それを上回るパフォーマンスを提示しなければ、存在感は低下するばかり。
まさに国境を越えた大競争時代突入です。
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ピケティさん、それはどうかな?

2015-03-24 | 読んでみた。finding.
最近、世界で、また日本でもNHKテレビ放映されたピケティさんの論説。
300年の統計に基づいた分析が、驚きをもって受け止められています。
資本主義に任せていると、富めるものは更に富み、所得や資産の格差が開くという説。
確かに日本でも格差は広がりつつあり、軽視できない問題になっています。
財政赤字が拡大し続ける日本で、財政再建を実現しながら格差を縮めていくという難しさがあります。
フランス人であるピケティさん。
日本に対する処方箋も示している。
先進国は所得税の最高税率を80%にする。各種個人資産に毎年「資本税」を導入する。社会保険税と所得税を統合する。
公務員の賃金を上げる。
などです。
日本では人事院が民間50人以上社員のいる従業員を参考にして給与を決めるが、これが「公務員の給与は高過ぎる」という批判になっている。
フランスの学者に日本の人事院のやり方を知れというのも無理でしょうが、財政難のときに進んで公務員の賃上げはどうか?
日本は日本独自の狭い道、解決策を選ばざるを得ないでしょう。
アングラマネー含めて、日本では補足されていない税金が北欧各国に比較して多過ぎる。
所得の底上げ政策を各々の国情をふまえて考えていくしかないですね。
難しい大きな課題です。
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太平記。

2015-03-18 | 読んでみた。finding.
作家、平岩弓枝さんが、南北朝時代の動乱の軍記物語である太平記を判りやすく解説しています。
単なる鎌倉幕府14代執権北条高時と、後醍醐天皇の勢力争い。南朝、北朝の物語ではない。
この戦乱で多くの兵士たちが亡くなった。
亡くなったすべての人に対する鎮魂の物語だとの解説も読んだこともある。
平岩さんの語り口はあむまで少年少女向けに優しい。
しかし、勢力争いの中で、いかに讒言、裏切り、対立、が、野望の中で繰り返され起ってくるのに唖然としてしまう。

ひとつ、大きな謎が融けました。
生前父がよく言っていた言葉に「時に笵蠡(ハンレイ)無きにしもあらず!!」だよ。が、ありました。
私は、いままで裁判の判例のことかと思い込んでいました。
いやーーー、目からウロコでした。

児島高徳という武士が後醍醐天皇を助けようと。
「天、勾賎をむなしゅうするなかれ、時に笵蠡なきにしもあらず。」
と、申し上げたことが原典でした。
中国春秋時代、呉越が争っていた時代の故事によるものだったのです。

あーーー、曇り空が晴れました。

こんなこともあるもんなんですね。
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カタカナ語。

2015-03-08 | 勝手にranking.
カタカナ語の理解度調査が日経新聞に掲載されていました。
理解度上位、ベストファイブは、ストレスの93%を筆頭にリサイクル、ボランティア、テーマ、リクリエーションの88%の順番でした。
よく理解されていないカタカナ語のトップはというと、
インキュベーション。
理解率はなんとたったの4%。
薬学では細胞を試験管などで混ぜて培養するのをインキュベーションというけれど、一般の使われ方は。(企業支援、育成)だそうだ。
2番目が、エンフォースメント、(法律などの施行。執行)を言う。
3番目でも理解度4%、コンソーシアム(企業連合体)
4番目が、タスクフォース(特定任務遂行のため編成された部隊)
5番目が、やっと理解度6%。メセナ(企業などによる芸術や科学への擁護、援助)となっていました。
いやーーーー、私も。コンソーシアムくらいしか使っていません。
6番目からも、エンパワーメント、トレーサビリティ、リテラシー、ガバナンス、バックオフィスと続きます。
判らないカタカナ語ばかり。
やはりあんまりカタカナ語をスピーチとか文章に入れ過ぎると、理解していただくことが難しくなりそうです。
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絵古事記。

2015-03-07 | 読んでみた。finding.
池澤夏樹さんが編集した新しい「日本文学全集」の第一巻は「古事記」。
池澤さん自身が新口語訳を完成させています。
高仲健一さんは、陶芸家であり書家でもある。
銀座の画廊で高仲さんの個展を見た時、この本の存在に気付かされました。
八百万の神とはよくも言ったもんで、日本創世の時代から次々と神々が現れて、わけわなんななるほど。
なんとおおらかな絵と文章でしょう。
まさに、やさしく、たのしく、あたたかい。
伊邪那美命(イザナミノミコト)伊邪那岐命を追いかける時、投げた桃の実に、
「桃の実よ、この世の生きとし生けるものが苦しい目に遭う時、今、私を助けてくれたように等しく助けてやってほしい」
と、言います。
なにかホッとします。
木俣の神、またの名前を御井神(ミイノカミ)という由来も出てきて楽しい。
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「うみやまはたけ」

2015-03-06 | 旨い!tasting.
私の会社のビルの筋向かいに素敵なレストランが開業しました。
一の宿クラブの事業部長と旅行会社のオーナーが共同企画。
全国から食材を仕入れた和食堂。
ランチでまずノックアウトされて、はじめてのディナーでした。
おもてなしも温かく、上質な料理を堪能できました。
「うみやまはたけ」
東京都中央区日本橋大伝馬町3−1
電話、03−6661−6787
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今年もヴァージンオイスター届きました。

2015-03-05 | 旨い!tasting.
毎年この時期、お忘れすることなく届きます。
「かなわ」のヴァージンオイスター。
牡蠣は出荷するまで2年くらいかかるらしいのですが、
なんと7ヶ月で収穫してしまう贅沢。
小粒ですが、旨味と甘みが凝縮されている海のミルク。
つるりと次々、美味しく食べさせていただきました。
フマキラーさんありがとうございました。
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澁澤龍彦のイタリア紀行。

2015-03-03 | 読んでみた。finding.
今を遡ること、、、、、、、なんと、1970年、から74年、77年、81年と4回イタリアを旅している。
龍子奥様がいつも一緒。
1974年は、写真家の小川さんも同行して、写真を撮り、この本に掲載されている。
巻頭の文章は奥様の龍子さんが、懐かしさを込めて書いていて、この構成は、以前読んだ「澁澤龍彦の古寺巡礼」と似ている。
それにしても30年前の旅行記が、何故?こんな新鮮に響くんだろう??
と、考えてしまう。
つまりは澁澤さんの独自の視点が発露されていて、古さをまったく感じさせないのだと思う。
切り口、見方、視点が、並でなく新しい。

シエナでは、ポプラの木から綿毛がふわふわと降ってくる季節が一番好きだとか。
視覚的にも充分楽しませてくれる。

だから、また、イタリアに旅したくなってしまいます、、、、、。
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