健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

ザ・キャラクター。

2010-07-25 | looking.
久しぶりの舞台で、なんとはなしに恐ろしさが実感させられる出来映えだった。
野田秀樹さん演出のお芝居は、初めて見ました。
もう既に、野田地図としての公演が、このキャラクターで、15回目になるのに!!
野田さん。
先々週あたりから、爆笑問題の太田さんなどと共同して、芝居の演出について語っている。
二回シリーズだったか??
NHKテレビだ。

いまだからこそ!!!!
何故に今????カルト集団の芝居なのか・・・・・・・・・・・・?

混沌とした時代に、だまされないようにするための警告の芝居だろうか??

幕開きは、なんのことはない書道教室からだが・・・・・・・。
ギリシャ神話のエピソードや、教訓が絡んでくると・・・・、妙な嗜好経路が現われてくる。
この書道教室に絡め取られた弟を救うために、この教室に入塾するマドロミ(宮沢りえ)。
この演技が素晴らしい。

時まさに相撲協会・貴乃花親方が、不透明な状況に追い込まれているのを見るたび、なんと、マドロミが輝いて映ることか!!!!!

白は白であって、決して、黒ではないが・・・・・・・、家元が、黒だといえば黒になってしまう世界が、舞台に現出!!!
弟子に自殺を強要したり、とどめたり、人心を弄ぶ教祖様。

この辺、野田監督・うまい!!

不気味さを増幅させる。

しかし、弟は、早朝・8時、地下鉄へと向う・・・・・・・・。
とどめようとするマドロミ。
でも、殺戮へと向う弟の背中には「幻」まぼろし・の文字が浮かび上がる。

マドロミは、その背中の文字に、刀を切る、、、、、、、、、。
すると、文字は、見事に変身!!!

これが、主題だと、気付きが、ここにある。


それにしても、S席であっても、台詞がたいへん聞き取り難い!!!

芝居の限界も感じた舞台でした。
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さんかく。

2010-07-13 | looking.
吉田恵輔監督・脚本・照明の映画「さんかく」
あーーーーー、男は、男って、この主人公は、なんて愚かなんだろうーーーーって、痛感させられる内容。
同棲している彼・彼女のところに、彼女の妹が、夏休みで、遊びに来る。
ネットで知り合った男性に逢って、ディズニーに連れてってもらいたいのが目的だったが・。
その男には彼女がいて、シラーーーとふられてしまう。

その腹いせではないだろうが、そんな・遊び、冗談するなよ!!!!っていう感じだが・・・、平気で下着で部屋を闊歩して、姉の彼氏を刺激、挑発しつづける。

彼は、その挑発に見事に乗り切って・・・・・・・。

さーーーーー、悲劇は幕開け!!!

マルチ商法を見抜く力は、彼にはあるのだが、、、、、、、かっこつけの性格・自己陶酔型の心根は変わらない・・・。

妹に心移してしまって、、、、、。さらに悪化・・・・・悪化。

そして、型どうり、妹の家に押しかけるが・・・・・・・、そこには分かれた姉と、妹の彼氏がいた。

愚かさに気が付く男。
妹との関係に気付く姉。

三人が見詰め合うところで、FINE!!!

さーーー、これからかれらは、どういう選択をするんでしょうか????
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喜知次。

2010-07-10 | 読んでみた。finding.
喜知次 (講談社文庫)
乙川 優三郎
講談社

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乙川優三郎さんの「喜知次」。
なんて瑞々しい物語なんでしょうか!!!!
青春モンは、軽々しくなるか、さわやかに元気をもらえるか、どちらかになるような気がするけれど、間違いなく後者に属する小説だと思う。
徳富蘆花さんの「思い出の記」、青春、立志伝物語の語り口を柔らかく現代風にして、苦渋の味付けをした、深みを加えた内容かとも・・・・。

喜知次とは、魚の名前だけれど、ここでは、妹として養子に入った女の子「花哉」(かや)のことを指す。
美味しい魚のようにかわいい大きな眼をしているところから、あだ名として呼んでいるんだけれど・・・・・・・・。
しっかりと、娘らしく成長すると、兄「弥太郎」は、だんだん心惹かれていく。

ありきたりの恋愛小説にしていないのが、乙川さんの力量。

藩政に疑問を持ち、改革に立ち向う主人公。親友二人の悲劇、人間模様が複雑に絡み合って・・・・・・・・・。
驚きと、涙に終結へと向う!!!

もっと、乙川さんの本、読みたくなります。
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スピリチュアル生活12ヵ月。

2010-07-07 | 読んでみた。finding.
スピリチュアル生活12カ月 (王様文庫)
江原 啓之
三笠書房

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友人にいただいた本。
人気の江原さん・テレビでも大活躍です。
この方の本を読むと、いつも謙虚な気持ちになり、自分を見つめなおすことができます。
この本は、むしろ、他人とのかかわり、向き合い方を示してくれています。

ふられることはわるくない!!!
とか、出会いのありかたについて・・・・。
つれあいから指摘されたとき「ああ、そうかもしれない」っていう率直なこころで、自分を内観できないと、うまくいかなくなる。とかです。

好きな色で、あなたがわかるとか、前世は男だったのか?女だったのか?

男性よりも、むしろ女性向きに書かれた本だと感じました。
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アウトレイジ。

2010-07-05 | looking.
「花火」も「ソナチネ」も、見ていないし、北野監督の映画は初体験でした。
最近は、フランスでの評価も高まるばかりで、グローバルな存在感を高めている北野監督。
とにかく、ぐいぐいと最後まで惹き付け続ける持続力はたいしたもので、もう、とにかく死に絶えてしまうところなんぞ、シェークスピアの「ハムレット」ヤクザ版といった趣きです。
薬ヤク、利権、縄張り争いがベースに、組と組との抗争が軸になっていて、指を詰めるとか、ボコボコに殴るとか、刺すとか、凄惨な場面が続出。
思わず、目をそむけたくなる場面も多いが・・・・・・・、観客は、笑いも起ってしまうという不思議なエピソードもちりばめられていて、息つくヒマも無い。
ゆるぎないサービス精神!!!!

やはり、信長ではないが、根こそぎ、やっつけるべき相手の関連した奴は、女でさえ容赦なし。
徹底的に抹殺・殺しまくる。

決して、信用というものはしてはいけない!!!!!

おのうのがたご油断めさるな!!!         っていう映画。
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反省。

2010-07-02 | 旨い!tasting.
日本経済新聞、土曜日版、毎週企画が楽しい。
今回は、夫に言われて、傷ついた・ひとことは何か????????
っていう、耳に痛い特集。
まず、一番大きかったのは、、、、、、、、、、「君も太ったね」。なるほど!!!
2番目は、体調が悪いのに「ごはんはないの?」これは辛いですね。
3番目・・・・・・・「家にいるんだからヒマだろ」 これは言ってはいけない。
以下「片付けが下手だ!」
「うるさい!」
離し方について、、、、、、、「しつこいな」
「誰のおかげで生活できているんだ」、、、、これも言ってはならない。
「で、結論はなに??」
「俺の金を自由に使って何が悪い」
「君には関係ない!」
子供の素行の悪さについて・・・・・・・「お前に似たんじゃーないの?」
「もっと効率よくやれば」
子供のことを相談して・・・・・・・・・・「どうでもいいじゃないか」
「うちの親の悪口はいうな」

よくも、すさまじく上ってくるねーーーー!!!!
これは悪いオーラが流れて支配してきますわ!!!!!
もって、他山の石とすべし!!!!でした。

浅草・中華料理の名店「龍園」の、季節の野菜たっぷり冷しラーメン。
1400円。
こりゃーーーー、旨い!!!!
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