健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

鎌倉大谷美術館。

2007-07-31 | looking.
久しぶりに鎌倉に行ってきました。
東京での会議のあと、名古屋への帰り道です。
中野孝次さんの名著「実朝」。憧れの鎌倉。4度目、25年ぶりかなーー?
目的は、ホテルニューオータニの創設者、大谷さんの鎌倉私邸が美術館になった大谷美術館開館100周年記念展示です。
大好きな、南フランスの陽光あふれるデュフィです。
カザルスとも親交のあったデュフィ。
音と色彩の洪水です。

鎌倉の町は、鶴岡八幡宮に向う、大通りには、両側に鎌倉彫のお店が多いです。
使い易い、立派な工芸品です。
一本裏通りの「小町通り」も大好きです。
古都鎌倉らしい、みやげ物屋さんが並んでいます。
「鎌倉帆布店」・とてもおっしゃれで、感じのいいお店です。
京都東山知恩院さん近くの・一澤帆布は、お家騒動でゴタゴタしていますが、こちらは・しっかり経営。
今回は、ウオ-キング・ジョッキング用の水分補給に必要な、ベルトに付けるペットボトル入れを買って来ました。
2000円です。
また、旅行バッグなど、ひとつひとつそろえていきたいです。
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保険って?

2007-07-30 | 読んでみた。finding.
自分自身の保険、家内、子供の保険、各種加入していますが、どんな保障が担保されているのか、よく詳細にわかっていないのが現状です。
あらたに保険を選ぶときにも、どんな会社のどんな内容の保険が、希望をかなえてくれるのか、よく解りません。
会社の団体保険とか、身内・友人に保険関係の方がいらして、その紹介で加入するっていう方がほとんどではないでしょうか?
この、幻冬舎メディアコンサルティングの本はスグレモノ!!!!
「マイホームを購入しました。住宅ローンを考えて加入するならどんな保険ですか?」
「離婚して母子家庭です。収入が少ないのですが、自分と子供の保障はどうすればいいですか?」
「将来、公的年金に期待できません、若いうちに個人年金に加入しておきたいです。」
「実家の両親の老後が心配です。介護に備えておきたいのですか。」
「現在加入している保険料が、数年後には2倍になります。保障は必要ですが、とても払えません!!どうすれば??」
「フットサルのチームに入っています。試合中の怪我を補償する保険はありますか?」
このような、生命保険、損害保険に関する質問が138.
それに対応する、保険の説明。
扱っている、外資・内資の保険会社の紹介も、質問ごとについているという丁寧さです。
この1冊で、リスクマネージメントレベルが一段上ったように感じられる、優れた「保険市場」です。
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ご主人様か?主人公か?

2007-07-25 | 読んでみた。finding.
無類のオートバイツーリングが好きな花村萬月さん。
花村さんの小説でも、かなりの数が、バイクを題材としています。
単なるオートバイ賛歌のオンパレード・連続かと思って読み進むと、どっこい!!
違うのです。
冒頭から、覚醒していて「オートバイは、全く無関係な第三者を殺す可能性のある道具なのです。」と書いてあります。
日清戦争よりも、多い・交通事故犠牲者が数値で表されます。
自己責任で、オートバイに乗らなくては、乗る資格が無い。
自己の判断ということが、ゴールデンウィークにファーストクラスで、DXホテルの宿泊、グルメする、他人任せの・ご主人様になることと決め付け。
オートバイ旅行は、主人公になれる旅だと断じます。
ご主人様か?主人公か?は故人の趣味・花村自身は快適な傍観者にはなりたくないと言い切っています。
しかし、どちらも所詮はゲームなんだとも結論付けます。

自らのオートバイ遍歴・北海道から九州まで、オートバイの旅での、オススメスポットの紹介は楽しいし、それぞれの土地の人々との触れ合いも興味深い。

野宿すること。生きる意味を問うこと。無目的・無意味が旅の真骨頂だ。
花村哲学・満開状態です。

最後に、「あなたの人生をリセットする小さなきっかけとなれたらうれしい。」
と結びます。
花村さん・なかなか爽やかな若者だったんだなーーー!!!、が実感させられる本です。
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4作目のアクション。

2007-07-22 | looking.
またまた、マクレーン警部・単独で大活躍!!!
このシリーズは、荒唐無稽・ありえない展開だけど、ついついはらはらドキドキで感情移入してしまい、み終わった時には、すこぶる元気になってしまうというスグレモノです。
思い出せば、第一作目は、24歳の時だったかなーーー???初公開。
東京を、あと一週間で離れるっていうときに、理科大学の先輩の大学院生が連れていってくれた映画で思いで深いです。
もう、東京も最後だからって・・・、見た印象深い作品です。
第一作は、ロスの日系ナカトミビルがサイバーテロにやられる物語でした。
メリルストリープが奥さんだったし。
日本経済絶好調時。あーーー、割れたガラス一面のフロアーを歩き回るマクレーン警部が新鮮でした。
いまや、親父になって、スキンヘッド!!
しかし、パワーは増しているね!!むしろ!!!!!
なんと、ジェット機にも、ぶる下がって、つかまっているっていうんだから・・・、ありえないことが・・・、起って・起って・起こりまくって、めでたしめでたし!!
いいんじゃーーないかと思うね・こういったタイプの映画。
活劇・正義が勝つ!!
新しい原型を創った映画ですね。    スッキリしました。
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日本アクセス。

2007-07-20 | ヘルスsoothing.
日本アクセスさんって、耳慣れない会社でしょうが、3月20日に我が社と業務提携をしました。
食品卸では、最大大手です。4月に西野商事さんを統合合併して、年間売り上げが1兆4000億円以上という信じられない大きさの食品問屋さんです。
元の名前が、雪印アクセス。雪印事件で名前を日本アクセスに変更しています。
アイスクリームの配送も徹底していたので、チルド食品にも強い会社です。
先週、大阪中ふ頭で行なった展示会についで、今週は関東・大宮新都心で開催。
新都心駅近く・大宮アリーナです。
大阪会場の3倍の広さ、年末にK1をやる会場ですから巨大です。
今回も、日本アクセスさんと共同ブースを運営しました。
お客様は、ほとんど99%が、食品スーパー、コンビニ、の社長・バイヤーです。
幕張メッセのドラッグストアーショーとは規模も違います。
毎日、食べるという食品という商材の力に圧倒されました。
当社は、WEB方式で、お店の棚提案スステムを持っていて、もう2500店舗で使っていただいていますが、今回新たに、健康食品・サプリ・トクホを組み込んだ棚提案をしていきます。
日本アクセス側も、2009年からB/Cランクの医薬品が、食品スーパー・コンビニで売ることが出来るようになるので、医薬品を組み込んだ提案を企画中です。
実際に、モデル棚をつくり、何枚かのパネルでの説明スペースを作りました。
質問が殺到して盛況でした。
関東だけでも、毎日3000台の保冷車が走っている日本アクセスさん。
私どもも、ワクチン・血液製剤は、2度から8度の音頭管理が必要です。
配送車の共用も視野に入りますし、医食同源という、食品も薬も、口から入る共通の商材ですので、お互い・安産性などのクオリティを上げていくよう組み立てていきます。
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カンヴァスの棺。

2007-07-17 | 読んでみた。finding.
カンヴァスの柩 (新潮文庫)

新潮社

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山田詠美さんの短編集。物語は、ひとつの叙事詩みたいな、夢のような・バリ島における、ジャガという現地の画家と、日本から来たアルコール依存症のススとの恋愛小説。
たんたんと進む物語は、山田さんらしい過激な描写など、なにもない展開に、少し拍子抜けの感じ。
短編よりも、作家自身によるエピローグが面白い!
「ベッドタイムアイズ」で文芸賞を受けた頃のマスコミとのやり取り。
小学校の時から、どんな本を読んでいたか??
絵本「うりこ姫とあまのじゃく」だったこと、太宰治「斜陽」夏目漱石「それから」。
高校に入ったら本を読まなくなって、遊びまわっていたこと。
中学時代に、モーパッサン、サガン、マンディアルグ、ボリス・ヴィアンに影響を受けたこと。
「こころ」でのKの自殺で、襖に血が飛び散る場面を読んで、眠れなくなったり、宮本輝「流転の海」を読んでいて、主人公の男と思わず寝たくなる、などなど。
こんなエピソードが次々と出てきます。
短編集よりも、こちらのほうが面白い!!
変な短編集です。
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子供は親を選び治すことができるか?

2007-07-15 | 読んでみた。finding.
まほろ駅前多田便利軒

文藝春秋

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東京郊外・国道16号線が近くを走っている人口30万人の中都市。
そこに軽トラックを操って、なにごとでもお引き受けする便利屋・多田が営業している。
旅行に行くので、ペットのチワワを預かって欲しい、という依頼がオープニング。
契約期間が終わって、返しに行くと、引越しして依頼主は、蛻の空。
そこに、「このひとはどうでもいいんで、ハイシーやチワワのことはもちろん、自分自身さえどうなってもいい」199ぺージ。
という・不気味でなにを考えているのかわからない同級生、行天が現れます。
コンビを組んで、便利屋を始める多田。
ここまでだと、単なる青春小説、ニートたちの梁山泊物語が進行すると思われるが・・・、さすが三浦しおんさん!!!
一気に、急転直下・抜き差しなら無いストーリーに発展。
行天の、切り落とされた小指は、多田が絡んでいた。
行天は、妻がいた。はるという女の子がいる。別居している。ところがその女の子は、行天が精子提供してできた子供・
便利屋に、赤ちゃんのとき産院で、親を取り違えられた50代の男性からの依頼。
ほんとうの親、家族はどう暮らしているのか?幸せなのか??

多田にも、困難。同棲していた苦学生が司法官試験に合格。収入は2,5倍。彼女が浮気を告白。直後妊娠発覚。産もう!!男の子が生まれDNA鑑定を拒否。その後一ヶ月で男の子死亡。女性半狂乱で別離。
でも、これらのエピソードが最後に向って、渦巻きの中心を見据えるように収斂してくる。
そして、なんとも読後感のいい、浄化されろ物語!!テーマを感じさせてくれる最終章となっている。
それは、
「幸福は再生する。形を変え、さまざまな姿で、それを求めるひとたちのところへ何度でも、そっと訪れてくるのだ。」334ぺージ。
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信頼される職種。

2007-07-13 | 聴けた!imaging.
アメリカでは、信頼される職種ナンバーワンが薬剤師です。
日本では、確か・看護婦さんが1位で、薬剤師は3位ではなかったでしょうか?

11日、名古屋市丸の内・アイリス愛知で、羽島市民病院薬剤部長、安田先生の講演をお聴きしました。
演題は、「国民から信頼される職種NO1になることができる時代。--今、我々がやるべきことーー」です。
とても順序立ててわかりやすく、パワーポイントを使って話して頂きました。
1、医療制度の崩壊の到来か!?
2、薬剤師の現状について。(病院薬剤師の現状、開局薬剤師の現状)
3、平成18年からの薬学部6年制への導入の意味。
4、薬剤師活性化への提言。
5、我々のやるべきこと。
こういった副題に基づいて、お話し頂きました。
羽島市民病院は、岐阜大学の関連病院でありますが、ご多分にもれず、岐阜大学から、なかなか医師が来てくれません。
329ベッドの病院です。
院内の薬局では、薬剤助手を9人使っています。アメリカにおけるテクニシャンのような機能を持たせています。
薬袋の準備だとか、薬剤を取り揃えたり、分包したり、1包化したり、注射薬個人セットの搬送をしたりして、薬剤師の業務を補佐します。
院内の薬剤師は、専門薬剤師として、糖尿病医療チーム、化学療法チーム、緩和ケアチーム、栄養補助チームに入って活躍しています。
NST(ニュートリション・サポート・チーム)。最近は栄養管理チームでの活躍がすごく多くなってきました。
手術後、患者さんに、なるべく早く口から栄養を摂取してもらい、患者さんの免疫力を高めて、MRSAなどの、術後感染を予防しています。
薬学6年制に関しても、
患者さんから生命の尊厳を学ぶ(生命倫理)。医療スタッフから患者さんへの対応を学ぶ(医療倫理)。薬剤師としての姿勢と薬剤業務・知識を学ぶ(薬学倫理)
こそ重要だと強調されていました。
「目標はひとつ、患者さんから・ありがとう・と言って欲しい。」
医師・看護師は、とってもレベルの高い素晴らしい職種だけど、忙しすぎて患者さんと接する時間がどうしても短くなってしまいます。
薬剤師こそ、しっかり患者さんの訴えをお聴きして、悩みを聴き、退院しても、地域の薬剤師と連携を持って患者さんをフォローしていくべきともおっしゃっておられました。
明快で素晴らしい講演会でした。
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割り箸。

2007-07-10 | P&E
外食産業大手の「和民」さんが、割り箸使用を中止したとか!!!
最近は、竹製も割り箸を出されることも多くなっていました。先日行った沖縄では、基本的に丸い長い、塗り箸で、洗って何回も使えるような習慣になっています。
箸って、タケカンムリの字ですから、もともとは竹製だったのかしらん???
中国も、基本的には沖縄みたいに再生可能な丸箸が基本ではないでしょうか?
日本では聖徳太子の時代から箸が使われていたようです。バラバラになっている箸を使っては洗い、反復使用していました。
現在のような2本がくっついた使い捨て型が出現したのは、うどん屋やそば屋など外食産業が増えてきた江戸時代です。
「あの店は、箸をきちんと洗ってなくて不衛生」というデマを飛ばされたうなぎ屋の主人が考案したという説もあります。
いまや割り箸の消費量は、年間一人当たり210膳、総数で250奥膳に上る。
日本の場合、廃材からの、割り箸生産がほとんどで、わざわざ割り箸のために木を伐採していなかったのですが、他産業と同様・コストの安い海外輸入に移り、現在では97%が中国からの輸入に頼っています。
ただ、中国では、材木を丸ごと使うために、次々と森林を伐採していったため、自然環境のメカニズムを破壊してしまいました。
はげ山が続出!!
大洪水の原因になるなど、社会問題化してきました。
そこで、育つのに30-40年かかる木でなく、地下茎のため無尽蔵に取れる竹製の割り箸が増えてきています。

日本でも、割り箸の自給自足ができるくらい、林業対策を進めて欲しいし、「和民」さんの決断には拍手を贈りたいです。
村岡農水相・赤城農水省では無理か????
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中山耕作先生。

2007-07-09 | ヘルスsoothing.
昨日は、東京グランドプリンス新高輪「飛天」におきまして、元・聖隷浜松病院院長・中山耕作先生の「お別れの会」に出席しました。
広い会場・弔問のお客様があふれています。
大正13年生まれといいますから、まだまだ元気でご活躍いただきたかった年齢です。
昭和25年、新潟大学医学部を卒業され、26年・東京女子医大外科助手として入局・榊原教授の下で研鑽を積まれました。
昭和38年には、聖隷福祉事業団聖隷浜松病院に招聘されて、院長として赴任しました。
当時の病院は143ベッドそかなくて、経営も苦しい状態でした。
相次いで出来た聖隷三方原病院は、当初・結核病棟専門の病院としてスタートしました。
いま、両病院を合計すると2000ベッドに近い大きさで、静岡県細大の病院となっています。
ホスピス運動や、日本生命と共同して運営する「ゆうゆうの里」などの老人施設建設は、時代に先駆けて運営しておられます。
聖隷浜松病院を、日本有数の高機能病院に育成しました。
日本病院会会長・日本病院共済会代表取締役社長も歴任されました。

聖隷病院の機関誌「聖隷」にお書きになった文章をまとめた寄稿集が、この「あとにつづくものたちへ」です。

病院や医療に対する、熱い、並々ならぬ決意が読み取れます。
また、惜しい先生をなくしてしまいました。
中山先生のご冥福を、あらためてお祈り申し上げます。
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