たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

JR只見線の全線復旧と奥会津の活性化を熱く語る人たち

2019-02-20 17:19:02 | Weblog

2019218日(月) JR只見線は福島県の会津若松と新潟県の小出(魚沼市)を結ぶローカル鉄道である。 平成237月の新潟福島豪雨災害で鉄橋が流され、その後現在まで会津川口駅~只見駅までは不通になったままである。 それが、3年後にようやく復旧工事が終わり、全線開通となりそうなのだ。 以前から只見線は不採算路線で、JR(東日本?)の赤字率は最後から5番目だったらしい。 ところが、その後最後から4番目までが廃線となったため、今は只見線がJRの最も不採算路線となってしまったようだ。 その普通区間を含む周辺地域一体は奥会津地域と呼ばれている。 今日は以前仕事でかかわったことがあり、現在も付き合いのあるNPOの理事長が、この只見線の復旧を契機に奥会津地域の活性化と魅力あるまちづくりを推進したいと何人かの仲間と活動を行っている。 ところが、只見線の新潟県側の動きはほとんどなく、この計画を推進するには新潟県側の関係自治体との連携が不可欠であると彼らは考えている。 全く当然のことである。 今日は、多少新潟県側の自治体の情報に詳しい我々と、今後の活動を進めるための情報交換会を一杯飲みながらやろうということになり、柳津町の温泉で集まった。 彼らは、その温泉ホテルのオーナーや福島県の役人など5人と我々3人の計8人が泊りがけで語り合った。 奥会津の人たちは皆ふるさとの将来に危機感を持ち、只見線の復旧に合わせて何とか活気を取り戻したいと、現在も勉強会を重ねながら、イベントも企画したりしている。 実に熱い人たちだった。 それに比べ、同じ只見線沿線の新潟県側の動きは全く聞こえてこない。 我々がその火付け役を託された形だ。 もともと私は奥会津が好きだったし、只見線の沿線の景観も気に入っていた。両県境を挟んで、秘境と呼ぶにふさわしい自然景観と、日本の原風景が残る集落景観は、只見線に乗って旅するだけでも十分感動できる質の高い資源性を持っている。 飲んだ酒の量もすごかったが、熱く語る彼らのエネルギーに圧倒された。

 

(〈向かう途中新鶴駅から只見線に乗車、現在の終着駅の会津川口駅で車と再び合流〉

〈外国人も数人乗車していたが、地元の乗客も含めて途中の会津宮下駅で多くの人が下車した〉

〈終点の会津川口駅に到着〉

〈車で只見駅まで移動、ここから新潟県の小出駅までは1日3本だが運行している〉

〈只見駅前付近にあったステージ付き雪像〉

〈宿泊場所の柳津町のいある古刹〉

〈2度の火災の後、江戸後期に再建されたものらしいが、参拝客も多い立派なお寺である〉

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