2018年12月28日(金)色々なことがあった一年であったが、終わってみれば早送りのビデオのようだった。 少し前に元号が昭和から平成に変わったと思ったら、もう30年が過ぎ去って平成最後の年の暮れとなってしまった。 歳を取って記憶力が悪くなる分、残っている記憶の蓄積量が減少し、歳をとればとるほど時間が早く過ぎてしまうように思うのかもしれない。 これは私の実感からくる新説であるが、これが正しいとすれば、記憶力のまったく衰えない人にとっての時間の進み方は、若いころとほとんど変わらないはずである。 そういう人がいるのかどうか? ぜひ調査してみたいものだ。 逆説的に言えば、時間の進み方の遅い人は記憶力に優れた人か、物事を忘れられない性格の人である。 私は記憶力は決して良い方ではなく、どちらかと言えば忘れるのが得意な部類である。 なので、時間が過ぎる速さは、加速度的である。 今日の忘年会は、会社のメンバーである。 参加者の年齢構成は20代前半から70代後半まで、この一年の長さの感じ方はどうだったのだろうか? 今度素面の時に聞いてみたいものだ。 しかし、これまで年々時間の経つのが遅くなっていくという人に会ったことはない。
〈新潟駅前の居酒屋で平成最後の忘年会〉