たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

あっという間に終わった一年、平成最後の忘年会

2018-12-29 17:27:44 | Weblog

2018年12月28日(金)色々なことがあった一年であったが、終わってみれば早送りのビデオのようだった。 少し前に元号が昭和から平成に変わったと思ったら、もう30年が過ぎ去って平成最後の年の暮れとなってしまった。 歳を取って記憶力が悪くなる分、残っている記憶の蓄積量が減少し、歳をとればとるほど時間が早く過ぎてしまうように思うのかもしれない。 これは私の実感からくる新説であるが、これが正しいとすれば、記憶力のまったく衰えない人にとっての時間の進み方は、若いころとほとんど変わらないはずである。 そういう人がいるのかどうか? ぜひ調査してみたいものだ。 逆説的に言えば、時間の進み方の遅い人は記憶力に優れた人か、物事を忘れられない性格の人である。 私は記憶力は決して良い方ではなく、どちらかと言えば忘れるのが得意な部類である。 なので、時間が過ぎる速さは、加速度的である。 今日の忘年会は、会社のメンバーである。 参加者の年齢構成は20代前半から70代後半まで、この一年の長さの感じ方はどうだったのだろうか? 今度素面の時に聞いてみたいものだ。 しかし、これまで年々時間の経つのが遅くなっていくという人に会ったことはない。

〈新潟駅前の居酒屋で平成最後の忘年会〉

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機械メーカーが野鳥のために工場敷地内に湿地を造成

2018-12-01 09:03:42 | Weblog

 

2018年11月27日(火)新潟県燕市にある建設機械メーカーの北越工業(株)は、24haの工場敷地の1/3を「ふるさとの森」として、40年かけて田んぼの中の埋め立て地に自然の森を創造する事業を続けている。数年前には工場緑化で経済産業大臣賞を受賞している。設計を担当した者にとっても、その森づくりの取り組みが評価されたことはうれしい出来事であった。今回相談を受けたのは、敷地内にある湿地の一部に新たに工場棟を建設することになったので、造成工事を行う前に、そこに生息している生き物が避難できる代替湿地を作るにはどうすればよいか?ということだった。世の中の土木行政を担当している役人たちに聞かせてやりたい言葉である。 北越工業の敷地内には森や池の他に、将来の工場敷地として残してあった広大な用地が、自然に湿地化して今では野鳥の楽園になっている。 現在40種を超える野鳥が生息し、湿地には多くの冬鳥が飛来して子育てを行っているものも多い。 そのほかにも湿生植物や水生昆虫なども多く生息している。 その中心部に工場ができることになったため、将来的にも工場建設予定地に含まれない隣接地に、調整池の水をポンプアップして湿地を作る計画だというのだ。 民間のそれも機械メーカーが、自社の敷地内に棲む生き物の生息環境を保全するために、これだけ配慮している例は聞いたことがない。 我々の森づくりの企画を採用してくれた当時(40年前)の社長の方針は、現在も確実に受け継がれていると感ずる話であった。

 

〈まだ広大に残るヨシ原、ここに湿地を造成する〉

〈敷地に生息するタヌキ。キツネも時々現れ、先月は二ホンジカも出現した〉

〈森の木々は葉を落とし林床は落ち葉のジュータンになっていた〉〈

〈森の中の池とあずまや〉

 

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