2021年5月8日(土) 2年ぶりに高坪山に出かけた。 標高は570mほどの低山だが、中腹以上の登山道沿いに豊かなブナ林が山頂まで続いている。 ほんとうはもっと早く残雪の残る新緑のブナ林を見たかったが、天候に恵まれず、つい行きそびれてしまっていた。 しかし、まだ新緑の緑は残っているだろうと期待して出かけた。 今日は天気は良かったのだが、大陸からの黄砂に覆われて全体の景色が霞んで見えたのが残念だった。 今日の高坪山は先日の角田山と違って登山者も少なく、マスクをつける必要はなかった。 ブナの新緑もすがすがしく、鳥の鳴き声やキツツキの幹をたたく音を聞きながらマイペースで、のんびりと山歩きを楽しむことができた。 この山のもう一つの魅力は飯豊連峰の景色が望めることである。 しかし今日は残念ながら黄砂のために全く眺望はきかなかった。 今日の下りは階段が多かったためか、角田山より100m高かったせいか股関節が痛み出した。 まだまだ高い山に登るための足慣らしのつもりだったが、少しやばくなってきた。
〈登山道の入り口からしばらくはスギ林が続く〉
〈スギ林を抜けてアカマツの古木が残るコナラ林の急登をあえぎながら登りつくと展望のきくお根に出る〉
〈そこからしばらく尾根を行くとやがてブナ林が始まる〉
〈低山だが、大きくて立派なブナも点在する〉
〈ブナ林の中を行く尾根の登山道〉
〈平坦地では雪によって根元が複雑に変形した古木が点在する〉
〈山頂からの眺望も黄砂にさえぎられて霞んでいる〉
〈今日は蔵王ルートの往復にした〉