たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

樹高60mに達するスギ林と幹周りが11mを超える巨大杉

2013-10-31 16:35:50 | Weblog

2013年10月30日(水) 山形県真室川町の現場行ったついでに、金山杉で名の知れた金山町の杉の美林「大美輪(おみのわ)のスギ林」と、林野庁の「森の巨人たち百選」にも選ばれている「滝の沢の一本杉」を見に行った。 大美輪のスギ林は、7,8年前にも連れて行ってもらったことがある。 その時に、岸 三郎兵衛という人の所有している民有林であることを聞いた。 樹高は60m近くに達し、平均の胸高直径が1mを超える巨木林である。 我々が普通調査しているスギ林はせいぜい30m程度だから、こんな大きなスギ林は滅多にお目にかかることはない。 このスギは植えられてから約280年が経っている。 さらにもう100年くらい経つと、直径が2~3mとなり、樹高が70~80mになるかもしれない。 そのためにはもう一度間伐が必要だろう。 50mを超えるスギの間伐など聞いたことがないが、見てみたいものだ。

 〈大美輪の大杉〉
 
 
〈平均胸高直径は1mを超える杉林〉
 
 
 
次に行ったのが「滝の沢の一本杉」というスギの巨木である。 樹高は44mと大美輪のスギより低いが、胸高直径は11.5mあるらしい。 まさに森の巨人である。 まだ樹勢も衰えていないので、これから更に大きくなるだろう。 ここ最上地域は、他にもカツラやトチノキなどの広葉樹の巨木も多く、巨木の里としても売り出している。 巨木には木霊が宿ると言われ、地域の御神木になっていることが多いが、このような巨木を見ていると、やはり森厳な気持ちにさせられる。
 
 
 
〈 滝の沢の一本杉〉
 
〈胸高直径は11.5mあるらしい。〉
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今日の立山連峰

2013-10-23 07:10:43 | Weblog

2013年10月21日(月) 今日は天気が良いので、北陸自動車道から立山、後立山連峰を眺めることができるのを期待して富山に出かけた。 新潟県側はほとんど雲のない快晴だったが、トンネルを抜けて富山県に入ると山の方には雲が湧き出ていた。 しかも朝は逆光になるため見にくいこともあってイマイチである。 今日は納品検査の日であった。 検査前に担当者に、ここから剣岳がバッチリよく見える日の確率はどのくらいですか?と尋ねると、「いや~、いつも普通に見えているのであまり気にしたことはありませんねぇ」ということだった。 今回この仕事で4回ほど魚津に来たが、剣岳は一度だけしか拝めなかった。 確率は25%である。 これからの時期、北陸自動車道から見える新雪を頂いた後立山と立山連峰は圧巻である。 もう雲の中は白くなっているのかもしれない。

 

〈 きょうの立山連〉

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糸魚川市街と北陸新幹線

2013-10-20 15:50:32 | Weblog

2013年10月17日(木) 糸魚川市に打ち合わせに行った際に、地元の人から「糸魚川で最も眺めの良い、取って置きの場所に案内しましょう。」と連れて行ってもらった高台からの眺めはさすがに素晴らしかった。 今日は曇っていて北アルプスの山並みは見えなかったが、海の向こうに能登半島が浮かんでいるのが見えた。 ここ糸魚川では、佐渡が良く見える日は少ないが、能登半島は良く見えるという話だった。 眼下には北陸新幹線の高架橋が完成して開通を待つばかりという感じである。 しかし街並みを切り裂いているようで、美しい自然景観の中で違和感がある。 この場所は現在は地元のグループが、観光や地域活性化の拠点のひとつに整備したいと考えているとのことで、まだ地元の人にもあまり知られていないのかも知れない。 何はともあれ、自分の住む街を一望に見下ろすことができる場所があるということは重要である。 北アルプスと日本海と能登半島がよく見える日に、もう一度来て見たい場所である。

 

〈日本海に沿って糸魚川市街地を縦断して伸びる北陸新幹線。 陸側は北アルプス、海側には能登半島が望める展望台だ。〉

〈糸魚川駅方向を望む。佐渡島はこの方向に見えるらしい。〉

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今年最後の尾瀬

2013-10-12 20:12:15 | Weblog

2013年10月11日(金) 昨日の午後3時、御池からシャトルバスに乗り沼山峠へ。この時間になるとさすがに乗客は我々2人だけであった。登山口から尾瀬沼へ向かって歩き始める頃から雲行きが怪しくなる。 今年5回目の尾瀬だが雨に降られなかったことは一度もない。 今回もまた台風かと思ったが、幸い1日前に通り過ぎてくれたので、2回続けて台風の尾瀬は免れた。 今回も現地で検討会を行うという仕事ではあったが、ちょうど紅葉の時期であり、少なからずそれを期待して出かけた。 しかし、今年は遅くまで暖かかったというより暑かったせいか、ナナカマドやカエデ類以外はイマイチであった。 特にブナは少し黄色っぽくなったかなと思う程度でもう落葉し始めている。 大江湿原に下る前あたりからついに霧雨が降り始めた。 尾瀬沼ヒュッテに着く頃にはすでに薄暗くなって雨粒も大きくなってきた。 やはり今回もまた雨かと思ったが、今日は昼前から晴れて青空となった。 ようやく5回目で雨具を着ないで尾瀬を歩くことができた。

〈快晴になってヘリのピストン輸送が始まった。〉

〈尾瀬沼ヒュッテの玄関前のテラスから燧ケ岳を望む。〉

〈やがて半年の休眠期に入る尾瀬を後に沼山峠に向かう。〉

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