たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

ハコベが咲いて春近し

2012-03-31 07:16:03 | Weblog

2012年3月29日(木)、ようやく春らしい陽気になってきた。 会社の前のビオトープ池の土手に春の七草の一つであるハコベ(コハコベ)が咲いていた。 ついこの前まで雪に埋もれていたのに、草花は正確に季節を感知して花を咲かせている。 この脇にハコベとともにいつも早春の劇的な季節変化を見せてくれる1本のヤナギの大木があった。 しかし昨年、携帯電話の鉄塔を建てるために知らないうちに切られてしまった。 その木の1年間の季節変化を1日おきに撮り続けた写真があったのだが、それを保存しておいた写真データ専用のハードデスクが、昨年破損して再生不能となってしまった。 残念ながらあの形の良いヤナギの独立木の姿は永久に失われてしまった。 春の楽しみが一つ減ってしまった。

〈ちゃんと時期になれば正確に花を咲かせるコハコベ〉

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山形県小国町小玉川から長者原の積雪状況

2012-03-28 18:26:06 | Weblog

2012年3月28日(水)、山形県小国町小玉川から長者原にかけての現在の積雪状況である。 今日は小国町に報告書を納品した後、雨が上がったので、今年雪が多かったという小玉川方面に足を延ばしてみた。 町の話では、今冬この奥の飯豊山荘の屋根が豪雪のため一部つぶれたという話を聞いた。 

 国道113号から荒川の支流玉川沿いに飯豊山麓の長者原を目指す。 国道から分岐して間もなく積雪が明らかに多くなってきた。 小玉川集落はまだ雪に埋もれている感じである。 さらに長者原に向かうと両側の雪の壁がさらに高くなり、周囲の景色が全く変わってしまっていて、今どこを走っているのかよく分からない。 長者原にある梅花皮荘は通年営業していてるので、道路はきれいに除雪されている。 今年は新緑のころ温身平のブナ林に行きたいと思っているが、この積雪状況だと飯豊山荘までの道路が開くのは5月末から6月上旬になりそうだ。

〈長者原に近づくにつれ、道路の両側の雪の壁がだんだん高くなり、どこを走っているのかわからなくなる。〉

〈梅花皮荘手前の橋の上から上流の飯豊山方向を望む。〉

〈下流側の岩に積もった雪〉

〈橋の手前は雪の壁。たくさんの層ができている。〉

〈梅花皮荘の奥にある川入荘は休業中であった。〉

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お彼岸の雪

2012-03-21 08:18:23 | Weblog

2012年3月20日(火)、朝刊を取りに玄関先に出ると雪が降っている。 今日は春分の日、お彼岸である。 これまでも春分の日以降に雪が降ったことはあるが、積雪になることは珍しい。 なごり雪にしては本格的な降り方である。 新潟市の今日の積雪は9㎝と発表された。 しかし海に近い我が家では、せいぜい5㎝程度である。 母に「雪が降ってるけど墓参りにはどうする?」と聞くと、行くつもりだというので、片付けてしまったブーツを出してきて墓参りに出かける。 墓のある東掘ではやはり雪は少し多めで、さらに女房の実家の墓のある江南区舞潟では、さらに多くの積雪になっていた。 これが最後の積雪だとは思うが、今年はどうなるか全く予測できない。 今、地球は温暖化ではなく氷河期に入りつつあると言っている知人がいるが、もしかしたらそうなのかもしれない…。

朝起きると真冬のように雪が降っている!〉

〈庭のサザンカにも淡雪が積もる。〉

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ブナと川のミュージアム

2012-03-17 09:37:38 | Weblog

2012年3月16日(金)〈3〉、数年前に「世界ブナサミット」というのが福島県只見町で開催されたということを最近知った。今日は桧枝岐の予定が早く終わったので、帰りに只見町へ寄り道していくことにした。 只見町は昨年の新潟・福島豪雨災害で河川が氾濫し、橋が流されたりして大きな被害を受けた。 JR只見線は未だに鉄橋の修復ができず、線路にはうず高く雪が積もったままとなっている。 ブナと川のミュージアムの建物は12年ほど前に電源開発の基金で建造されたもので、当初は川の博物館としてスタートしたということである。 今では詳しい記憶はないが、この施設ができる前に施設内の展示企画について相談を受けて現地まで見に行った記憶がある。 その後企画提案までしたかどうかは覚えていないが、結局かかわることはできなかったいきさつのある施設である。 施設内には只見町のブナ林とそこに生息する多様な生き物の展示解説や川と地域の人々の暮らしの関わりと歴史などが展示されている。 また、ちょうど今月は企画展として「森と生き物を描く」平田美佐子イラスト展というのが開催されていた。 よく見かけるイラストだなと思っていたら、わが社でも定期購読している「森林技術」という冊子のイラストによく使われていることがわかった。 こんなイラストがささっと描けるといいと思う。 文章よりもよほど相手に伝わりやすい。 老後の手習いに挑戦してみるか…。 ここでも今の時期訪れる人はほとんどいないらしく、暇そうにしていた受付の女性が親切に色々教えてくれた。 そして、帰りには特別にコーヒーをごちそうになってしまった。  この施設には「只見町ブナセンター」というのが併設されていて、ブナに関する調査研究や、情報発信を行っている。 かなtりの研究蓄積があるようだ。 是非また来てくださいと言われたので、次回はブナ林の巨木を見に訪れてみることにするか。 

〈只見町ブナと川のミュージアム。 電源立地の資金で立てられた結構大きな施設である。〉

〈入口に立つブナセンターの看板〉

〈休憩コーナーでコーヒーをご馳走になる。 外は晴れてまぶしい雪景色だが、ここは深々と降る雪景色の方が似合いそうだ。〉

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変わったソバ屋

2012-03-17 08:13:35 | Weblog

2012年3月16日(金)〈2〉、自然保護官事務所を出るとちょうど昼時だったので、ソバでも食べようと、以前に入ったことのあるソバ屋に行ってみたが開いていない。 他の店も探してみたが営業している店は見つからなかった。 確かにこの雪の中、しかも平日である。 いくら温泉地とはいえお昼を食べにくる客はそうはいないだろう。 あきらめて南会津町まで下ることにした。 予定より仕事が早く終わったし、天気も良いので只見町の「ブナと川のミュージアム」に寄ってみることにした。 只見町への道中も営業中の食堂は見つからない。 南会津町を過ぎるころようやくノレンの出ている店を見つけた。 中に入ってみると明かりも暖房もついていない。 しかし、入口には「営業中」の看板が出ている。 奥に声をかけても返事がない。 あきらめて帰ろうとしたら、ひとりのジイさんが入ってきた。 お客だと思って、「今日は休みなんですかねぇ」と声をかけたが、彼は黙って奥に入って行き、明かりのスイッチを入れた。 それも慣れた手つきではなく、どのスイッチかよくわからないような感じで何回目かでやっとテーブルの上の明かりがついた。 なので、まだ彼が主人かどうかわからなかった。 すると彼は調理場に入って行って、「ソバでいいかね?」と聞く。 それでやっと彼が主人だとわかった。 「あったかいキノコソバにしときな!これが一番うまいし作るのも簡単で儲かるから」と言って勝手に注文を決めて作り始めた。 どうやら話を聞くと、母屋は道路を挟んで向かいにあって、車が止まったので出てきたらしい。 今時、客はほとんど来ないので商売にならないが、暇だから店は開けている、という感じである。 我々は久しぶりの客だったらしく、色々と聞いてくるし、自分の昔話も話し始めた。 カウンターには自作の手作りの俳句集などが置いてあり、その横にソロバンが置いてあった。 いまでも計算はソロバンを使っているという。 話を聞くと彼は昔、東京の銀行に勤めていたが、同僚の上昇志向や人間関係に嫌気がさして、4年で銀行を辞めて生まれ故郷の奥会津でソバやを始めたというのだ。 きっと彼の時代の銀行員はソロバンが必須アイテムだったのだろう。 彼は店の奥を開けて作業場のような部屋を見せてくれた。 そこには自然の木で作った三輪車や馬の乗り物が置いてあった。 近くの山で伐ってきて孫のために作ったのだという。 「これは素晴らしいじゃないですか。十分売り物になるくらいですよ!」と褒めると、実は以前NHKがこれを取材に来たことがあってね、とその話がまた続く。 店にあった句集か詩集のタイトルが「山荷葉(さんかよう)」というのを聞いて、「サンカヨウってこのあたりにもあるのかな?」と、話していると、「あんたたちサンカヨウを知ってるのかね!」と嬉しそうに話しかけてくる。 「ほとんどの人はサンカヨウのことを知らない!」 実はサンカヨウにはこういう意味があるのだと、そのいわれを説明してくれる。 我々はその言われも漢字で山荷葉と書くことも知らなかったが、植物そのもののことは知っていた。 ソバを食べに来たんだか、オヤジの講釈を聞きに来たんだかわからなくなってきた。 帰り際に、「今日は女房が用事で出かけているので出せないが、ほんとうはサービスでインスタントではないうまいコーヒーがつくことになっている。 残念ながら私ではできないので今日はコーヒーサービスは勘弁してくれ。 そのかわり今度来たらコーヒーのついでにソバを頼んでくれればいいから」と言って送ってくれた。

〈オヤジの講釈を聞きながらキノコソバができるのを待つ。〉

〈山荷草(さんかよう)という手作りの句集がカウンターに置いてある。〉

〈NHKも取材に来たという、孫のために自然の木で作った遊具〉

〈「これが美味くてしかも儲かる」とオヤジが言う意味がわかった。 キノコは全部自分で近くの山で採ってくるから材料費がただだということであった。〉

〈営業中の看板が出ていたのに、誰もいなかったソバ屋〉

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春まだ遠い奥会津路

2012-03-16 18:47:44 | Weblog

 2012年3月16日(金)〈1〉、今日は年度末工期の成果品の納品に、環境省桧枝岐(ひのえまた)自然保護官事務所に同行した。 朝8時に新潟市を出発して磐越道経由で奥会津へ向かう(奥会津とは福島県三島町、只見町、昭和村、南会津町、桧枝岐村、柳津町、金山町を含む地域で、会津地方の中心都市会津若松市から見て県境の山々に近い、つまり奥まった地域を指してるようだ)。 途中福島県境の手前から雪が多くなるが、県境を越えると一旦は少なくなる。 高速道路を下りて一般道でまず会津田島(現在は南会津町)に向かう。 雪は所によって多かったり少なかったりするが、山に近づくほど確実に増えてくる。 会津田島から左に折れて桧枝岐村に向かって川沿いを走る。 桧枝岐に近づくと、今日は天気が良いので会津駒ケ岳が白く輝いて見える。 予定より早く11時過ぎに目的地に到着。 桧枝岐村はまだ屋根にも厚い雪が残り、昨日降ったらしい新雪も積もってまだ真冬の景色であった。 走ってきた国道352号は尾瀬御池を経て新潟県魚沼市へとつながっているが、冬期間はこの桧枝岐で交通止めとなっている。 どこで冬期閉鎖になっているかを確かめに行き止まりまで行ってみた。 そこは、中心部から少し奥に入ったところにある1軒の民家の車庫の前であった。 その前の雪原には何台ものスノーモービルが置いてあり、ここから先に用がある場合はすべてスノーモービルで行くのだろう(自然保護官事務所の話では、ほとんどがレジャー用とのことであった)。 報告書の納品は午後の予定だったが、早く着いたので電話で昼前にしてもらうようお願いしてから事務所に向かった。 担当官の話では昨日は猛吹雪で、最高気温もマイナス1℃までしか上がらなかったという。 まだまだ春遠し!という奥会津であった。

〈町はずの1軒の民家の前で国道352は雪の中に消えていた。〉

〈交通止めの脇の雪原にはスノーモービルがたくさん置いてあった。ここから先への重要な足なのだろう。〉

国道と並行して流れる渓流も新雪をかぶって真冬の雪景色である。〉

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国際技術交流の実績発表会

2012-03-10 11:44:57 | Weblog

2012年3月9日(金)、今日はNPO法人新潟県対外科学技術交流協会の総会と、技術交流の実績発表会があった。 昨年に引き続き我々は「東ゴビ砂漠の緑化技術交流」に関する報告を行った。 今年の報告はモンゴルが3件、中国が1件である。 当協会の理事長がモンゴル国の名誉領事をしていることもあって、最近はモンゴルとの技術交流が盛んになってきた。 私もモンゴル東ゴビ砂漠にあるドルノゴビ県との技術交流は4年目に入る。 今年から3年間はICAの草の根技術協力事業で進める計画だったが、新潟県からは採択事業数も申請数も多いのでという理由の他に、良く分からない理由をつけられて採択されなかった。 事前の話では採択はほぼ間違いないと言われていたので驚いた。 しかし、一方で内心ホッとした面もある。 それは、向こうに行っている間に滞る現実の仕事の穴埋めのための負担だけでなく、プロジェクトを運営するための協議や事務手続き、報告書のとりまとめなど、民間企業で業務をやりながらの負担は極めて大きい。 数年前の中国黒竜江省との生体林造成に関するJICAの技術協力事業を実施していた時には、年間を通して休みを取ることはほとんどできなかった。 まさに体力勝負である。  若いころならともかく、高齢者の仲間入りをした今では正直つらいものがある。 しかし、向こうの新しい地域産業づくりとしての苗木生産圃場の整備や、集落の防護林造成のための試験施工など、相手方の期待も大きいため、途中で投げ出すこともできない。 今年は、それでも県国際交流協会の支援で予算をつけてもらって何とか継続できるメドがついた。 来年は再度JICA に申請する予定だが、いずれにしても事業を引き継ぐ若い人材が必要だ。 しかし、わが社を含めて働き盛りの人材を出せる民間企業はそうあるわけではない。 特に中小企業では今時余剰人材などいるわけはない。 この協会の構成メンバーの年齢をみてもその通りで、悪く言えば老人クラブと言われそうだ。 23年前に設立したメンバーが、ほとんどそのまま年を取ったという感じである。 いずこの社会も高齢化が問題となる時代になった。

〈実績発表会で理事長挨拶。参加者の中に現役は数えるほどしかいない。〉

 

今日の懇親会は、副理事長で事実上事務局長であるOさんの県知事表彰(国際交流部門)の祝賀会となった。 私も副理事長の一人ではあるが、ほとんど会の仕事はOさんに「おんぶにだっこ」状態である。 もう80歳をとうに過ぎておられるが、昨年もモンゴルへの技術交流に同行されているし、毎年個人的にも趣味の勉強を兼ねて精力的に海外旅行にも行かれている。 したがって彼の前では、「もう歳だから」という言葉を言うことはできない。 今日の祝賀会でも「最低100歳までは頑張って続けてくださいね!」と言われていた。 そうだ! わが協会も開き直って「老人パワー」を世間に見せつける集団として売り出すのもいいかもしれない。 私はそっとフェードアウトするけど…。

事務局員のNさんから、なぜか猫のぬいぐるみがプレゼントされる。〉

〈久しぶりにお目にかかった会員も、「昨年は病気して入院したのでね」なんて話になる。〉

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男鹿半島と鳥海山

2012-03-10 07:58:53 | Weblog

2012年3月8日(木)、秋田市の東北森林管理局に最終打ち合わせに行った帰り道、同行のスタッフが男鹿半島が見えるというので海岸まで出てみた。 一人は良く見えるといい、一人はまあ何とか見えるというが、目の悪い私には全く何も見えない。 人がどういうふうに見えるのかは体験できないのでわからないが、これが良く見えるというヤツの眼は一体どういう構造をしているのだろうか? ちなみに撮った写真を見ても、ぼんやり何かがありそうだくらいにしか見えない。 まあバカチョンカメラの性能はこんなもんだとしても、うらやましい眼を持っている。 多分ヤツはF1.0以下の眼を持っているにちがいない。

〈この状態で良く見えるというヤツの眼はどうなっているのか不思議だ〉

 

その後、象潟にさしかかると先日の陸の松島が見えるあたりで鳥海山の中腹から下あたりが見えてきた。 国道から少し外れて眺めてみたが、残念ながら鳥海山を背景にした九十九島の風景とまではいかなかった。 今年は鳥海山に登る予定にしているが、その時は絶対に快晴の日を選んで行くことにしよう!

〈鳥海山も麓の方しか見えない。 さすがに眼がいい彼も山頂まで見えるとは言わなかった。〉

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伊勢神宮と「おかげ横丁」

2012-03-06 18:50:20 | Weblog

2012年3月4日(日)、伊勢神宮の本殿は千年以上前から、20年に一度必ず建て替えられてきた。 宮大工の技術の継承という意味が大きい。 素材は木曽のヒノキが使われている。 朝から雨模様だが、ここもすごい人である。 外宮と内宮の両方に参拝して昼食後は、干物を焼くいい匂いが漂ってくる古い街並みの「おかげ横丁」を散策する。 さすが赤福の本店は行列ができている。 我々も店の中で赤福餅を食べることにしたが店の中も一杯で、落ち着いて食べてはいられない。 2時少し前に伊勢神宮を出発し、再び同じルートで新潟に向かう。 家に着いたのは10時半を回っていた。 かなりの強行軍だが自分で運転することを考えれば楽だし安い。 このツアーはかなりの人気商品らしい。 

〈伊勢神宮のスギはさすがに大きい。 竹を巻いてあるのは虫よけではなく人よけとのこと〉

〈おかげ横丁も人がいっぱい!〉

〈赤福本店は常に人だかりがしていた。〉

〈古い商家が多い「おかげ横丁」〉

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「なばなの里」のイルミネーションは一見の価値あり!

2012-03-06 18:00:17 | Weblog

2012年3月3日(土)、今年に入ってから女房と彼女の妹が2人で伊勢神宮と伊勢志摩のバス旅行に行く計画を立てていた。 伊勢神宮は一度行ったことがあるので最初は行くつもりはなかったが、「なばなの里っていうところへも寄るんだってさ」という話を聞いて気が変わった。 というのは、前から一度「なばなの里」へは機会があったら行ってみたいと思っていた。 私のイメージでは花のテーマパークのようなものだろうと思っていたので、この冬の季節にどんな見せ方をするのかに興味があった。 日程を見ると「なばなの里」には夕方4時から7時までの滞在である。どうやらLEDを使ったイルミネーションがメインらしいということは分かった。

新潟駅を8:30に出発し、北陸-上信越-長野-中央-東名-東名阪自動車道を経て15:40に三重県桑名市の「なばなの里」に到着した。 7時間超のバスの旅であった。 駐車場の観光バスの台数が半端じゃない! 全国から来ている。 寒いこの時期に何でこんなに人気があるのだろ? 不思議に思ったが、今年のイルミネーションのテーマ「日本の四季」というスケールの大きい光のスぺクタルを見て納得した。  LEDとコンピュータがなければできない演出である。 1本の老木の桜を中心にして、広大な大地全体に四季を表す光の色彩と動きのある数百万個のイルミネーションは見ごたえがある。 モチーフは東北の有名な一本桜で、震災復興の願いがこめられているという。 しかし、一体どれだけ金がかかったのだろうとつい考えてしまう。 我々が帰る7時頃になっても、どんどん人が入ってくる。 イルミネーションを見るための行列もまだ延々と続いていた。

〈入口の光のトンネル、長さは200mある。 LEDライトは花の形をしていた。〉

 

〈広大な園地に広がる光の海。 冬には花のない花畑を利用しているのだろう。〉

〈春のイメージ〉

 

 〈冬のイメージ〉

〈帰り道の光のトンネル。長さは100m〉

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今年は山形県小国町も豪雪だ!

2012-03-01 21:17:10 | Weblog

2012年2月29日(水)、今年初めて小国町を訪れた。 明日から3月だが小国町はまだ雪の中だった。先週ならもっと多かったに違いない。 市街地でも積雪は2mを優に超えたらしい。 山沿いの集落では4mを超えたところも多い。 新潟市内では60cm程度で大騒ぎしているのが恥ずかしい。 生活確保のためにはそのうち消えてしまう雪でも、降り続く限り毎日の除雪が欠かせない。 雪国の市町村体では、年間と言ってもわずか2~3ヶ月で何億円もの除雪費がかかる。 それが地元の建設業者の冬期間の重要な収入源になるとは言え、やがては確実に消えてなくなる雪を排除するのにかける費用と思うともったいない話ではある。 

あと2ヶ月もすると劇的に景色が変わる雪国の春が来る。

〈小国町役場前の積雪状況〉

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