たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

H部長のジャズベースライブを聴く

2010-10-31 12:56:21 | Weblog
2010年10月30日(土)、山形県小国町からのお客さん2人と、久しぶりに夜の古町に飲みに出かけた。当社から3人が参加。そのうちの一人、地域計画室のH部長は、ちょうど今日は午後8時から近くのライブハウスでジャズコンサートに出演する予定になっていた。彼はベースを担当しており、もう40年のキャリアがある。昔はクラブやキャバレーでの演奏が主で、昼間の当社の仕事はアルバイトだった。その後、そういう店が徐々に店じまいしていったため、いつの頃からか今の昼の仕事が主になった。 それでも演奏活動を続けているのは大したものである。 
 わが社には同じように、昔は歌声喫茶のような店で弾き語りをしていたギターとボーカルのメンバーもいる。かれらもカラオケの普及と共に夜の仕事がなくなり、昼の仕事に変わっていった。今は時々宴会バンドに頼まれて出演したりしている。
  今日は、H君はリハーサルのため途中抜けたりしたが、ちょうど場所も近いので2次会に彼の演奏を聴きにライブハウスに行くことにした。東堀通りの地下にあるライブハウスはお客さんの入りも上々で、結構賑わっていた。
今まで、会社での宴会やイベントで彼らが演奏するのは聴いていたが、ライブハウスで本格的なジャズを演奏しているのを聴くのは初めてだった。ベースソロの腕もなかなかのものでさすがプロ?である。
 懐かしいジャズの演奏に、小国町のお客さんたちもノリノリで楽しんでいた。
 今年の12月に希望者を募って、わが社のバンドメンバーのライブコンサートつき忘年会を小国町でやろうという企画がまとまった。共通する関係ある人たちから集まってもらって、小国町のリフレで1泊してやろうということになった。なかなか面白い企画になりそうだ。


〈ライブハウスでベースを演奏するH部長、他のメンバーは全て60代、70代の元気なシルバー世代であった。〉
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冷たい雨の中の実習

2010-10-27 07:24:50 | Weblog
2010年10月26日(火)、今年で3年目になる農学部3年生のビオトープ・環境アセスメント実習にアドバイザーとして参加しているが、いつも天気が悪い。今日も「突然ですが今日から冬です。」と言わんばかりの冷たい雨と風の中での実習となった。
 これまで、この実習で先輩たちが構内にあるクロマツ林の調査を行い整備計画を立てて、間伐や遊歩道の整備を実施してきた。今年は、そのエリアのモニタリング調査をした上で今後の管理計画と、必要であれば新たな整備提案を行うというものである。
 今日はⅠ、Ⅱ限ぶっ通しの実習で、8:30から12:00までである。まず、室内で5班に分かれて、それぞれの班がまとめた計画案のプレゼンを行い、その後5ヶ所の現場を回りながら担当した各班が説明をするという形で進められた。具体的な進め方は、各班から一人ずつが加わる5人のグループが一つの班となり、移動しながら自分の担当した調査地でプレゼンテーションを行うというものである。なるほどこうすれば、全員が必ずプレゼンテーションを行うことになり、班の代表者に任せておけば良いというサボタージュはできない。さらに、その5人の班に教官かアドバイザーが必ず1人ずつ付くという徹底ぶりである。今日は教授1、准教授2,アドバイザー2という体制であった。
 したがって全員がほんとうにまじめに取り組んでいる。教官にも学生にも、我々の頃のようないい加減さはない。特に感心するのは教官のまじめな取り組みである。最近では、教官は学生からも上司からも評価点が付けられるらしい。その点、昔の教官にはいい加減なヤツもいたが、一方で個性的で面白い人もいた。どちらがいいかはわからないが、学生も教官も全体に昔より確実に平均点は高くなっている感じはする。

〈雨の中でプレゼンテーションを行う学生〉

〈クロマツ林だけでなく、植栽された緑地の整備に対する管理の提案も行われた。〉
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35年ぶりに浅草岳(1585.5m)に登る

2010-10-24 20:23:00 | Weblog

20101024日(日)、熊よけの鈴を忘れて引き返したため、予定より30分遅れて630分に出発。新潟県側の入広瀬ネズモチ平の駐車場には8時半に到着。すでに多くの車が停まっていた。ほとんど県外ナンバーである。以前は林道をもっと先の桜ソネ登山口まで行けたらしいが、今はこの駐車場の先にゲートがあって進入禁止になっている。
 浅草岳には35年ほど前の早春にスキーをかついで山頂まで登って以来である。今ではとても考えられない。若かった頃の話である。
 林道を歩き始めて
10分足らずでネズモチ平登山口に着いた。すぐ前を歩いていた4人連れのパーティはここから登って行った。我々は林道の終点までもう30分ほど歩いて桜ソネ登山口に向かう。

桜ソネ登山口のすぐ上に浅草の鐘というのがあり、1回ずつ鳴らしてからいよいよ登りはじめる。山麓は紅葉が始まっているが今一パッとしない。恐らく昼と夜の寒暖の差が小さいからだろう。尾根の登山道を登り始めてすぐにブナ林の林縁にカエデの紅と黄色のきれいな紅葉が見られたが、そこから上部にはもう枯葉が目立ち、紅葉しないまま落葉しはじめている。比較的歩きやすい眺望のきく尾根道を登っていくと前方にラクダのこぶのような嘉平与ボッチとその先の山頂に続く尾根が見えてきた。このピークからの眺めも素晴らしい。さらに尾根を30分ほど進むと、駐車場の近くで別れたネズモチ平登山道との合流点に着いた。ちょうどそこで休んでいた人たちは、駐車場近くの林道で別れた4人組だった。
 彼らとは登山口で別れ際に言葉を交わしていたので、お互いそこで、それぞれのコースの状況を報告しあった。話を聞くとどうやら我々の来た桜ソネコースの方が楽そうだったので、下りはこちらのコースの方が良いと思うと伝えて、一足先に山頂に向かった。 山頂は狭く風当たりも強かったので、先へ少し下った風を避けられる尾根で昼食にした。駐車場から山頂までは2時間30分であった。


 
〈案内板のある駐車場の休憩所とトイレ〉


〈桜ソネ登山口の上にある浅草の鐘〉


〈ここが今日一番の紅葉だった。〉


〈ラクダのこぶのような嘉平与ボッチと山頂に続く尾根〉


〈浅草岳山頂〉


〈山頂から今来た方向を振り返る。〉


〈山頂直下で風を避けて昼食〉


〈福島県側の田子倉湖を見下ろす。〉


〈カエデの黄葉〉


〈カエデの紅葉〉


〈ブナの枯木につく奇妙なきのこ〉

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今年はやけにセイタカアワダチソウが目立つ気がする

2010-10-22 16:42:58 | Weblog
2010年10月22日(金)、阿賀野川と信濃川をつないでいる小阿賀野川という小河川がある。今日久しぶりにその土手沿いの道を通ったら、堤防はセイタカアワダチソウの花畑になっていた。今年は道路脇の土手にも人工的に植えたように延々とセイタカアワダチソウの黄色い帯が続いているのが気になっていた。
 小阿賀野川の土手では、どうやらススキを駆逐してはびこっているようだった。この草は他の植物を排除するアレロパシーという化学成分を根に持つ北アメリカ原産の帰化植物である。ススキを駆逐して勢力を伸ばす植物は他にはほとんど無いのではないだろうか?
 しかし、これだけ繁殖すると、アレロパシーの自家中毒を起こして一斉に枯れ始めるのも時間の問題かも知れない。一見菜の花畑のようにきれいに見えるが、他の植物を駆逐するため問題のある外来種に挙げられている。一時は花粉症の元にもなるとされていたことがあるが、それはどうやらぬれぎぬだったようだ。


〈小阿賀野川の土手はセイタカアワダチソウに埋めつくされている。〉



〈花は茎の先端に穂状につき、背丈は2~3mにもなる。〉
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すがすがしい快晴の田沢湖高原

2010-10-21 17:32:54 | Weblog

20101020日、午前中にスキー場ゲレンデ跡の森林復元のための試験植栽の位置を決め、その範囲に既に侵入してきている木本類に全てテーピングして誤って刈り取られないようにした。

 一部のススキを刈り取り、ブナの実生苗を植え、刈り取ったススキでマルチングを行いワラ縄で固定し、刈り取り防止の目印と雪の滑るのを防ぐための杭を打って植栽見本を作った。午後からは、木橋の基礎の土質調査をお願いした業者と合流して調査準備に入ったが、私は明日の午前中の所用があるため、前回と同様、田沢湖駅から秋田経由で酒田まで行って泊まり、早朝の「いなほ」で新潟に戻ることにした。




〈きれいに刈り取られた草地の緑と銀色に輝くススキ草原、背景に黄葉が始まったブナ林のコントラストが美しい。〉


〈試験地にブナの試験植栽の見本をつくる。〉 

 

 田沢湖駅まで送ってもらい秋田行きの「こまち」を待つ間、時間があったので駅の中を見て回った。駅舎もハイカラだが、展示室やビデオシアター、大型地形模型によるインフォメーションコーナーなどがあり待ち時間を過ごすには好都合にできている。駅の周りにはあまり時間をつぶせる場所もないのでなおさらである。



〈展示室とシアターのある田沢湖駅の2階から写す。〉



〈ビデオシアターがあり、待合室の椅子より快適にくつろげる。〉



〈展示室もあるが、そろそろ展示替えが必要だ。〉


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新日本海カーエリー「あざれあ」で秋田へ

2010-10-20 17:16:19 | Weblog

20101019日(水)、田沢湖高原の調査地まで車で6時間半かかってしまうため、現地に到着するまでに疲れてしまうのと、早出をしても午後からしか仕事にならない。そこで今日は、秋田港に早朝550分に到着する新潟港発2330分の苫小牧行きのカーフェリーで行くことにした。秋田まで寝て行かれるし次の日は朝から仕事ができる。

 新日本海フェリーのこのカーフェリーは2万トン以上もの大きな船だ。レストランやシアター、風呂などもあって設備も充実している。一晩ホテルに泊まるより安い値段で秋田まで運んでくれる。運転手1名と普通乗用車で8千なんぼであった。

 おまけに平日のシーズンオフとあって、秋田までの2等客室は我々3人だけの貸し切り状態である。ゆっくり風呂に入って寝て行かれて、次の日は朝8時頃には田沢湖高原の現場に到着できる。帰りはちょうど都合のよい時間帯の船がないので車で戻らなければならないが、次回からはこれにしよう!




〈3Fのエントランスホール〉



〈4Fの船内通路を利用したプロムナード〉



〈4Fにある大浴場〉



〈早朝5時50分に秋田港に到着〉

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新潟大学サイエンスフェスタ巡回展in県立自然科学館

2010-10-17 20:34:36 | Weblog

20101016日(土)、県立科学博物館での大学サイエンスフェスタ巡回展が昨日から開催されている。昨日は平日だったので、遠足や課外授業の小学生の団体が多かったが、今日は土曜日とあって幼児を連れた家族連れが多い。

 やはり子供たちは、トキの餌採り体験や野菜でできる電池づくり、土壌の液状化実験、水素エネルギーで走る模型自動車走行などの体験コーナーに集中し、パネル解説の多いコーナーは閑散としている。とくに人気のあったのは、レモンや炭などと食塩、アルミ箔を使って電気を起こし、プロペラを回したり、怪獣のおもちゃを動かす実験である。実験自体も興味深いが、参加するとその実験キッドがもらえるためでもある。近所の小学生たちが友達同士で遊びに来ていたが、どうやら常連客らしく、電池づくりキッドのお土産をもらって「今日は来たかいがあった。」と言って帰って行った。小中学生は入館料が100円なので、近くの子供たちにとってはちょうどいい遊び場になっているようだ。


〈人気があった野菜で作る電池の体験コーナー〉




〈液状化の実験もわかりやすくて子供たちが集まる。〉




〈パネルが中心のコーナーはほとんどが素通り〉


〈棚田とトキのレプリカ〉


〈棚田の水の中から顔を出すカエル〉



〈直径2mの大王杉の実物大レプリカ〉

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国の重文関川村「佐藤邸」

2010-10-15 18:16:38 | Weblog
2010年10月15日(金)、久しぶりに新潟県関川村へ仕事の打合せのために行った。関川村役場の向かい側は、国の重要文化財に指定されている渡辺邸と佐藤邸がある。現在渡辺邸は解体修理を行っている最中である。写真は並びにある同じく国の重文である佐藤邸である。このお宅は渡辺邸と違って現在も居住されているので一般公開はされていない。築260年くらい経っているこのお宅のかやぶき屋根はいつも手入れが行き届いていて美しい。久しぶりに見たが一般公開されている渡辺邸より歴史的建造物としては良く目立つ。建てられた時期も50年くらい古いらしい。
 実はこのお宅は、当社の歴史的建造物調査のスペシャリストである元常務Y氏の奥さんの実家なのである。もう10年以上前になるが、お宅にお邪魔したときに庭にいた飼い犬の頭をなでたら噛みつかれたことを思い出した。それ以来伺ったことはないが、いつ見ても風格のあるお屋敷である。

〈いつ見てもかやぶきの屋根が美しい佐藤邸〉


〈この建物を維持するのは大変だろうと思う。庶民ではできないことである。〉
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新潟と佐渡を結ぶ虹が架かった!

2010-10-13 21:16:34 | Weblog
2010年10月13日(水)、朝6時20分頃、通勤途中の海岸道路の正面に虹が出ていた。カメラを持っていたので車を停めてとりあえずシャッターを切った。そのうち虹は一部ではなく、半円形の完全な形になってきた。 海岸に出て水平線に端から端まで出ている虹を撮ろうと、海に出られる道に急いだ。その間ほんの数分だったが、海岸に出て車を停める頃には徐々に薄くなってきてしまった。カメラを構えるのとほとんど同時に虹ははかなく消えてしまった。まさに新潟と佐渡を結ぶように架かる美しい虹だったのに撮り逃がしてしまった。残念!

〈久しぶりに見た美しい虹だったが、残念ながら全景は撮れなかった。〉

今日は、県立自然科学館の特別企画展として開催される大学サイエンスフェスタの建て込みを行った。10月15日から24日までの10日間で、これまでの巡回展より長期間である。来客数もこれまでよりかなり多くを期待している。今回で4会場目なので、建て込みも手際よく順調に行うことができた。準備には2日とってあったが、今日1日でほぼ完了した。 

〈順調に建て込みが進み、ほぼ国立科学博物館の時と同じ内容が再現できた。〉
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豪雪地で真直ぐ育つ落葉広葉樹はブナだけだ

2010-10-07 21:21:49 | Weblog
2010年10月6日(水)、今日は時々小雨の降るあいにくの天気だったが、それほど大崩れはしない予報だったので、昨日踏査した調査地で具体的な植生調査を行った。まず、尾根の緩斜面(と言っても30度あった)のブナ林から、沢へ向かって斜距離で100mの長さの山腹斜面の植生断面を調査しスケッチした。尾根直下の山腹には、昨日見つけたような「あがりこ」ブナの大木があった。斜面を下ってさらに傾斜がきつくなると、直立するブナはなくなり、リョウブやアブラチャン、ヤマモミジなどの低木類が斜面に這いつくばるように生えている。雪国の典型的な森の断面構造である。このあたりは冬季にはおそらく3m以上の積雪があるだろう。このような豪雪地の山腹で真直ぐ育つ落葉広葉樹はブナだけといってよい。防災や水源涵養などの機能から考えれば、できるだけブナ林の面積を増やしていく方が望ましい。ブナ林の林縁から20~30mの範囲では、実生のブナもたくさん育っている。しかしそれらの稚樹が大木まで育つ確率は極めて低い。


〈樹高より樹冠幅の方が大きいブナの古木〉


〈ブナ林以外ではほとんどの樹木は斜面にへばりついて斜上している。〉

会社に帰る途中、ちょうど雲と地平線の間のほんの少しの晴れ間に夕日が沈んでいった。そのあとに上部の雲が光に反射して不思議な造形を見せた。


〈夕日が沈んだ後の不思議な雲の反射光〉
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ブナの「あがりこ」の古木はまさに森の主たちだ!

2010-10-05 20:38:40 | Weblog
2010年10月5日(火)、三国川右岸の阿寺山1509mと高倉山1143mの山腹一帯の調査ルート探しに来た。山腹下部に送電線が走っているので管理用の歩道があるはずである。とりあえずその道を辿って森林の概況を見てみることにした。思ったより良く手入れされた尾根筋の管理歩道を登っていくと、ところどころにブナの「あがりこ」と呼ばれる地上数メートルからたくさんの幹が立ち上がっている奇形の大木が点在している。根元の幹は300年くらいは経っていそうな複雑な造形をした大株である。今日歩いたルートだけで6~7本の「あがりこ」の大株を見つけた。根元を測ってみると5~6mあった。樹幹も大きく曲がりくねって広がっていて迫力がある。まるで今にも動き出す怪物のようだ。
 おそらく積雪期に麓の集落の人たちが雪の上に出ている幹を何年かおきに伐採したのだろう。しかし、もう5,60年は手がつけられていないため、大株の上の幹も相当太くなって樹冠も広がっている。大株の上にはクマが昼寝できそうなスペースのある「あがりこ」もある。調査地全体をくまなく調査すれば、誰も見たことにない巨大あがりこブナが見つかるかもしれない。


〈最初に見つけたブナの大株。このあとさらに大きなブナの「あがりこ」と出会う。〉

〈まるで怪物のような大株が多い。〉


〈大きなクマが何頭も昼寝できそうなスペースがある。〉


〈まるで力強い芸術作品である。〉
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孫の幼稚園最後の運動会での快挙を撮り逃がし、メンツ丸つぶれ!

2010-10-03 21:36:15 | Weblog
2010年10月2日(土)、今回は、孫その2の幼稚園最後の運動会のため早朝の新幹線で熊谷にきた。孫その1が入園してから孫その2が年長組になった今まで5年間、幼稚園の行事にはだいたい参加してきた。あとは12月のお遊戯会が最後である。小学校に入れば孫たちの行事に参加することもなくなるだろう。
きょうは最後のリレーを楽しみにして来た。カメラを構えて孫のチームの緑色の鉢巻きを追い続けて、いつでもシャッターを切れる状態にしながら、最後から3番目に走る孫の順番を待った。ところがしばらくしたらアナウンスが「いよいよアンカーにバトンタッチです」と言うではないか。何と、私が気付かない間に孫は既に走り終わっていたわけだ。後の祭りとはこのことで、今更どうにもならない。もっと悔しかったのは、なんと孫その2は2位でバトンを受け取り、次のランナーにバトンを渡す直前に前のランナーを追い越してトップでバトンを渡したというのだ。そして緑チームはそのまま優勝した。私以外はみんな最後の最後に追い抜いて1位になった孫その2の快挙に興奮している。写真を撮ることもできず、その快挙を見過ごしてしまった私はブーイングを受けメンツは丸つぶれで散々であった。それにしても、孫その2にとって運動会では未だかつてなかった快挙を見過ごしてしまったのは残念だった。

〈チューリップ組のプラカードを持って入場行進をする孫その2〉

〈障害物競争では2位と頑張った。〉
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サインシャンドでの来年度事業に向けて打合せを行う

2010-10-03 21:15:43 | Weblog
2010年10月1日(金)、モンゴル研修生の帰国を明日に控え、来年度の緑化技術協力の方針とサインシャンドにおける植栽試験地や生産圃場の候補地について検討を行った。今回訪日団の団長でもある市議会議長のガンバータラさんは、東ゴビ砂漠の中の町で13年前から町を緑にする夢と緑を育てる趣味を生かし、すべて自費で各地から種子や苗木を集めて植栽試験を続けてきた。もともと緑化の専門家ではないが、独学と実地の経験によって驚くほどの知識と見識を有している。今ではドルノゴビ県の民間の緑化研究所と言える。たった3日間の視察研修だったが、我々が予想した以上に大きな成果があったようだ。 
来年はJICAの草の根技術協力事業に申請して、具体的な試験植栽や生産苗畑の造成に着手する計画である。最終目標の実現までは見届けることはできないが、あの砂漠の町が緑に変わる彼らの夢の実現に少しでも役立てばその意義は大きい。
今、ゴビ砂漠では世界中が注目するものに恐竜の化石のほかに、レアメタルをはじめとする豊富な地下資源がある。国が経済的に発展しても、乱開発と地下水の枯渇によって廃墟が残されるようなことだけは防がなければならない。このたびの計画地の近くにも国家プロジェクトで進められる3,500ヘクタールに及ぶ工業団地ができる予定という。この計画の具体的な内容はまだわからないが、面積的には土地はいくらでもあるだろうが、ほとんど不毛の砂漠地帯である。一体、それだけの土地に立地する施設の工業用水をどうするのだろうか?確かに地下水脈は豊富らしいがそれも限度がある。緑の工業団地にするにはさらに水が必要である。工業用水の再利用を可能にしない限り緑化も難しい。いずれにしてもサインシャンドはこれから先の予測はつかないほど大きな変化を遂げそうな東ゴビの小さな町である。

〈拡大した衛星写真上に試験植栽候補地を示すガンバータラ議長〉

〈明日帰国する3人を囲んで、ホテル日航新潟で歓送会を行う。〉
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急きょ秋田に出張

2010-10-01 22:42:38 | Weblog
2010年9月30日(木)、今日もモンゴルの研究生を案内する予定だったが、急な打ち合わせが入り、秋田県の仙北市に行くことになった。案内の方は代わってもらって、車で早朝7時に2人で出発した。仙北市には午後1時30分に到着、打ち合わせを済ませて、一人は残って現場の調査をすることになり、私は明日の朝、新発田市に8時半までに行かなくてはならないため、田沢湖駅から秋田新幹線で秋田まで行き、羽越線に乗り換えて新潟に戻ろつもりでいた。しかし、夕方に田沢湖駅を発ってもその日のうちには新潟まで戻れないことがわかった。仕方がないので酒田まで行って泊り、朝一番の「いなほ」で新発田に直行すれば、朝8時27分に着けることがわかった。
 という訳で、今日は酒田のホテルで泊まりとなった。

〈なかなかモダンな田沢湖駅〉

〈田沢湖駅のホームには田沢湖名物金色の乙女像の写真と竜の頭が飾られている。〉
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モンゴルからの研修生の受け入れ

2010-10-01 22:22:49 | Weblog
2010年9月29日(水)、昨夜モンゴル国ドルノゴビ県からの研修生3名がソウル経由で新潟空港に着いた。そのうちの2人は今年6月から7月にかけてサインシャンド滞在中にお世話になった人たちである。サインシャンドの市議会議長とドルノゴビ県の県庁職員2名である。正味3日間の短い滞在であるが、彼らがサインシャンドを出発してウランバートル―ソウルを経て新潟空港に到着するまで足掛け3日を要している。今日は、本プロジェクトのメンバーでもある新潟県森林研究所に案内した。研究所の会議室で所長から説明を受けた後、杉林に囲まれた構内の苗畑などを見て回った。砂漠の中の町から来た彼らにとって、緑の多さは驚きであったようだ。午後からは彼らに海を見せるべく、一旦山形県境近くまで国道7号を北上し、笹川流れと呼ばれる海岸線の景勝地を南下して新潟市内に戻ることにした。今日は天気はそれほど悪くはなかったが、日本海は波が高く波しぶきが道路まで飛んで沿岸部が白くかすんで見える。
 それでもモンゴルの人たちは波打ち際まで降りて初めて見る海を体感した。興味深かったのは、彼らが一番感動したのはゴーという波の音だった。怖いというのではなく、「初めて聴く音」だったからのようである。確かに海の景色は写真でもテレビの映像でも見ることはできるが、まじかで聞くこの荒れた海の迫力ある波音は経験がなかったはずである。全く予期しなかった感想が新鮮だった。

〈新潟県森林研究所を訪問、所長からの説明を聞く。〉

〈所員から実験研究圃場での取り組み状況の説明を聞く。〉

〈初めて見る海の音に感動したというモンゴル研修生〉

〈今日はかなり波が高く、迫力のある日本海を見ることができた。〉
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