strong>桜散り 夏日足音 響かせて 迫り来るかな 薩摩の卯月
ひのひら ろくべえ
浅い川も深く渡れという諺がある。その他にも石橋を叩いて渡るとか
念には念を入れよなど、物事に向かう時、どんな小さなことでも注意して
決して油断してはならないという戒めの言葉だそうな。特に対人援助場面
では、相手の小さな一言が、大きな意味を秘めていることがよくある。そ
のことを、後になって気づいても後の祭りという事にもなりかねない。そ
のような事にならないためにも、浅い川も深く渡れという諺を大切に、し
てきた。特に自分のコンデションがいい時ほど、この言葉を繰り返し、自
分言い聞かせることで、相手の心を知りたいと、知って相手の望むケアを
提供したいと願ってきた。
相手の本質を理解することは、地球を逆回転するほど難しい、けれども
相手を知りたい、相手に応えたいという思いを持つことは、今すぐにでも
できる。幻想的ではなく、現実的に相手に応えようとするとき、疎かにし
てはならないのは、自分の思いであろう。その思いの中に、浅い川も深く
渡れという言葉を刻み込んでおくことも、対人援助職には必要なことでは
ないだろうか。このことは日常生活にも大切な心構えかもしれない。
ひのひら ろくべえ
浅い川も深く渡れという諺がある。その他にも石橋を叩いて渡るとか
念には念を入れよなど、物事に向かう時、どんな小さなことでも注意して
決して油断してはならないという戒めの言葉だそうな。特に対人援助場面
では、相手の小さな一言が、大きな意味を秘めていることがよくある。そ
のことを、後になって気づいても後の祭りという事にもなりかねない。そ
のような事にならないためにも、浅い川も深く渡れという諺を大切に、し
てきた。特に自分のコンデションがいい時ほど、この言葉を繰り返し、自
分言い聞かせることで、相手の心を知りたいと、知って相手の望むケアを
提供したいと願ってきた。
相手の本質を理解することは、地球を逆回転するほど難しい、けれども
相手を知りたい、相手に応えたいという思いを持つことは、今すぐにでも
できる。幻想的ではなく、現実的に相手に応えようとするとき、疎かにし
てはならないのは、自分の思いであろう。その思いの中に、浅い川も深く
渡れという言葉を刻み込んでおくことも、対人援助職には必要なことでは
ないだろうか。このことは日常生活にも大切な心構えかもしれない。