gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

迷歩録   たのしみ

2017-08-07 13:42:09 | 日記
 <strong> 蝉騒ぐ  嵐の後の  山里や  暑さ戻りて  蒸し風呂如き


                               <strong>ひのひら  ろくべえ





    台風が通り過ぎ、関西へと向かっている。のろのろとした動きの中で、被害を大。これから暴雨風域に入る所は

   要注意である。台風が通り過ぎることを待ってる間、楽しさ、楽しみに考えてみた。楽しいとは満足で愉快な気分

   快い、豊かである、富んでいる(広辞苑)とある。

    楽しさとは、「さ」という言葉に意味がある。つまり、軽い感動を表したり、時には命令を表す、相手を慰める

   時にも「さ」をつけるそうな、楽しみの現状を問う言葉なのかもしれない。さらには現状に満足と愉快な気持ちを

   持っているかどうかを問う言葉なのかもしれない。

    楽し「み」という言葉は、「み」という言葉の中に将来を予測する意味が込められているのかもしれない。その

   ため、明日が楽しみとか、ハイキングが楽しみなどと言う風に使うのではないだろうか。

    国語的な事ではなく対人援助の場で「楽しさ」と「楽しみ」どちらの提供をするかと問われた時、対人援助職の

   人はどちらと応えるのであろうか。言葉とはそういうものである。対人援助の職場、言語的コミュニケーションは

   「さ」なのか「み」なのか大きく意味を持つ言葉使いをしなければならないほど繊細な職業である。コミュニケー

   ションは、そういった事を大切にしてこそ、意味があるということではないだろうか。

    「さ」でも「み」でもどちらでもいいというような、適当な関係性の職場ではなく、できる限り正確に自分意図

   を伝えることが大切な職業であることを意識してほしいものである。

    「楽しさ」「楽しみ」を援助したり提供するのが対人援助職、現状がどうであれ、将来に向かって「楽しさ」

   「楽しみ」を提供することで、クライアントが将来に夢をもてることを提供する職業ではないだろうか。そのこ

   とを心に刻み日々精進したいものである。

    台風被害が大きくならないことを祈っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿