高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

やっと天啓がおりた

2008-08-21 08:29:35 | 日記

やっと、天啓が降りた朝なり。
改めて、我ミッションを感じている朝です。子ども長期自然体験村10周年の夏をターニングポイントと位置づけていました。 そして、昨日午後に「黒松内ぶなの森自然学校」のスタッフ会議をし、夏の個々の振りかえりと、8月下旬から秋にかけての仕事の共有をしました。それが、契機だったのでしょう。今朝は、確実にポイントに立ったと感じています。

事業の目標であり、私の目標にもしている3つの柱があります。それは・・、

①自然体験型環境、地域産業体験型学習プログラムの提供

都市生活者に自然学校という仕組みを持って、農山村漁村の豊かな自然が、都市の基盤として、存在していることを実感できるプログラムを提供し、農山漁村地域の社会的価値を高める。

②「自主、自立した次代を担う人材」の育成

自然豊かな農山漁村地域に住み暮らし、地域資源をいかした活動に主体的に関わることにより、「自主・自律」した「地域人」を育み、全国、全世界に輩出し、「持続可能な地球社会」の実現に向けた貢献する。

③「子どもを中核とした地域交流促進事業」の展開

自然豊かな農山漁村でのさまざまな人や地域産業、動植物や自然現象との出会いという「直接体験」を通して、多様性の価値観、感じる力、共感力を育み、情報過多社会において、意味ある情報選択ができる「直観力」を養う。

このミッション見直し、もう一つの柱を立て、構造の組み換えをします。

NEW① 子ども達に、未来を創る健全な好奇心とたくましさを育む活動の展開

NEW② 多様な人々が集える「コミュニティ・場」の創造

NEW③ 自主、自立した次代を担う20から30代層の育成

NEW④ 自然体験型環境、地域産業体験型学習プログラムの提供

そして、①を支えるために、②③④の柱があるという構造とします。つまり、より上位のミッションに「子どもへの体験活動の充実」を配することにします。

 地球社会の問題、環境、貧困、紛争、高齢社会の出現かたや人口爆発社会、食料、エネルギー・・・、深刻さを増してゆきます。それは、人類がこの地球上に数多く存在し、一部の経済活動が巨大化したことに起因することは、疑いの余地がなくなっています。

現代の子ども達は、生まれながらにしてこれらの問題の真っ只中におり、漠然とした自分でもまだ認識できない状態のまま育ち、そして未来を生きてゆくのです。
その未来を生きてゆくための「力」を養うためには、子どもの養育には次の視点が必要です。

・豊かな人間関係の中で喜怒哀楽を感じつつ、コミュニケーション能力を高める。

・多様な事象(自然、社会)に出会い自らが判断、行動できる能力を高める。

・健全な好奇心を育み、感じる力、共感できる力を高める。

これらは、ねおす活動の「原点」です。その原点に帰り、次の10年、我、前期高齢時代を築いて行こう!!・・・

と 天啓を得た朝でありました。
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