高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

竜馬がゆく

2023-11-29 13:06:13 | 日記

司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読み始めてしまった。 厚めの文庫本で八巻、図書館から借りて読んでいます。若い頃に一度読み熱中しました。 また、この本を原作としたNHK大河ドラマ「龍馬伝」は、再放送も含めた一週間に三度同じものを観ていたなあ・・・。

幕末の坂本龍馬の活躍はこの司馬さんの小説をして、英雄龍馬を日本人にそのイメージを植え付けたといっても過言ではないと思います。 小説ですからドキュメントではないわけですが、その作品は膨大な幕末史料と現地調査、聞き取りによって構成されています。 文章のうまさと多少のラブストーリー、サスペンス仕立てもあって、読み返しても 司馬史観のスペクタクルにはまっております。

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元ディレクター達

2023-11-27 14:58:11 | 来訪者
この11月は毎週末に来客があり、「シン田舎作り実践研究所」の面目躍如といった感があります。

黒松内ぶなの森自然学校のチーフディレクターをしてくれた元スタッフが家族連れで2週末に訪ねひと泊してくれました。 ぶな森で夏の長期自然体験村活動を展開をしていた当時(3年前に終了・・)は、毎年年末にひとりふたりの若い研修生を時には雇用、時には無償で置いて、半年かけて翌夏のプログラムのディレクター(それぞれ毎日のプログラムの進行責任者)を養成してゆきました。その若いディレクターを束ねるのがチーフディレクターで余裕がある時代は3年目在籍スタッフ位がその役目をになってもらっていました。
 
その責任は重大ですから、時には意見の対立もし、お互いの気心もしれてゆかないと1ヶ月も続くプログラムを遂行できません。 その中で信頼関係をつくり、結婚したスタッフが過去2組います。 そのふた組が来訪をしてくれました。 それぞれお子達を連れてね。  親戚、孫みたいな関係で私たちも嬉しい限りであります。
 
 
 
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元山村留学生

2023-11-23 10:27:32 | 来訪者
もう止めてからもう何年になるかなあ。 我が家に下宿させて地元の小規模小学校に通学するという山村留学をやっていました。小学5年生から中学1年生がいたこともありました。 まるまる10年しました。私としては続けていたかったけれども、生活の面倒をみるのはMRKさんですからね・・、婆さんは疲れ果てましたな・・。

その子達も大人となり、結婚し子育ても始めた人もいます。 11月11-12日には 稲垣凛さんがお母さんとなんと彼氏を連れて訪れてくれました。 黒松内を離れたあとも二度ばかり、プログラムのボランティアに来てくれていました。
 
子どもの自然体験活動に滞在したお子等は、こうして大人になっても何人も訪ねてきてくれます。 成長を見続けられるというのは、学校教師ではなかなかできないでしょう。 こういったことを仕事にしてきた者としての醍醐味でもあります。
 
「シン田舎づくり実践研究所」としては嬉しい限りです。 東京郊外に育った私としては、農山村のいなかとう故郷を持っていません。 それに憧れは持ち続けていました。 無いなら自分で創ろうということも黒松内へ移住した大きな理由です。 そして、そんな感じになってきているのも嬉しく思うのです。
 
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ネイチャーバトラー

2023-11-09 11:09:14 | 日記
先だっての中国一行の北海道自然学校視察ツアー1週間の最初の訪問地は、苫小牧のイコロの森にある「いぶり自然学校」でした。旧NPOねおすの解散独立した上田融さん(うえだんな)が代表をしているNPOです。(たぶん)渡辺パイプさんが保有している広大な森の一角にある施設を利用し、森づくりを第一のテーマにしている自然学校です。

うえだんなの今の理想、追い求めているのは「ネイチャー・バトラー」で、「森の執事」なんだそうだ。
自然学校では、馬搬の馬、ヒツジやニワトリも飼っていて、広大な雑木林を整備し続けています。アクティビティとしては、木の切だし、木工、テントサウナやらですが、食事にも凝っています。

これは名物の「鮭の板焼き」 燻ったあとは板ごと火にかけてあっためてから、頂きます。
 
なんでも、ゲストの様子を観て、さっとワインを出したり、ここは日本酒の進め時だなとお構いをする。今日はサウナ日和だと思えば、それをおススメする。馬の手入れにもいざなう・・・、そんな居心地の良い時とっ空間を適時に提供するサービスをしたいのだそうだ。
 
手づくりの木製品やお洒落なアウトドア道具もあって、それも楽しめます。
 
ねおす時代に この辺りに、世界的なネイチャーリゾートを展開するアマングループの進出計画があり、そのネイチャープログラム企画話が持ち込まれたことがありました。 北海道広しと言えども、見渡す限り人工物がない場所は国立国定公園だったりして、広大な土地が手に入れらない、ここは、天然林ではない二次林ではありますが、広大な森が広がっていることに目をつけたらしい。その計画はなくなったけれど、もしも続いていて、莫大な資金があったら、うえだんなはどんなワールドを造ったんだろうなと思うと、思うだけで楽しいね。
 
 
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秋徒然に

2023-11-09 10:02:00 | 頭脳の微分積分
この秋の雪虫の大発生は北海道各地でたいへんでしたが、それもおさまり、日増しに秋深まり落葉した木々が目立つようになりました。 中国からのツアーも終わり、どこやら虚脱感というか寂しさを感じる晩秋模様の黒松内です。

家の前のイチョウは今年は適度に色づきました。(緑のままに落葉してしまう年もある)
 
来月には69歳になるらしいので、たぶん来年は七十歳だ!!! 喜寿か? 信じられん。
 
写真は先だっての道南ツアーでの縄文弁当。 かっくう土偶の赤飯顔だけじゃん・・・
 
今日こそは黒松内体育館のジムを利用しよう。
 
寿都の温水プールは夕方4時開館であった。
 
コーライさんという方と昼食をご一緒する予定なのですが、お会いしたことがあるらしいのだが・・・。
 
飼い犬がほしいなあ・・。
 
夜はNPOサポセンのZOOM理事会がある、忘れんように。
 
家の机周りも事務所の机周りも 今年こそは年末までに片づけよう!!
 
来月に台湾旅をするのですが、歩かされるだろうが、歩ききれるか。
 
高校生の頃に司馬遼太郎の「竜馬がゆく」を全巻読んだのですが、再び手をつけてしまった。日本人の龍馬像はこの司馬史観がこびりついているようだが、今のアタシは、平和な徳川江戸時代を内戦を起こして変えちまった人物だと思っていて、理想人物ではないのだが、この時代小説はやはり面白い。 
 
千葉高校山岳部OB会があるのだが、参加に迷っている 11月18日だからもう来週末だ。
 
自然保育学会の北海道大会が今週末に安平や恵庭であるのだが、これも行くか行かぬか迷っている。 何事においても、すぐに決断ができない昨今である。
 
 
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ねおす銀河ネットワーク

2023-11-06 13:33:12 | 日記

1週間の中国からの北海道自然学校訪問ツアー1週間に同行を昨日終了し黒松内へ帰ってきました。今回はいぶり自然学校、当黒松内ぶなの森自然学校、どうなん自然学校への2泊ずつの旅でした。私としてもとても思い出深い旅となり、みなさんとお別れしてなんだか喪失感というか、今寂しさを感じています。

さて、私は、「銀河ネットワーク構想」なるものを北海道自然体験学校NEOSを始めた30年前頃から持っていて今に至っています。 それは、

「個性ある小集団を創り、そのそれぞれを「銀河」と呼ぼう。その個性ある銀河を旅人や若者が往き来し自らが自らを育めるネットワークを創り出そう」という考え方です。 その実践のために「ねおすツーリズムの九か条」という憲章を造りみんなで共有してきました。 今回のツアーでは、その特徴的な銀河を3つ、みなさんに体験して頂きました。

私としても、各地の今の銀河を体験させてもらう良い機会でした。 各地それぞれ個性ある銀河になっていて、大慶であります。

ねおすを解散するときに、社団法人化するという議論も理事たちと時間をかけてしました。 私としては、福祉系銀河や自然保護や子育て銀河なども参加するようなネットワーク社団にしたかったのですが、理事長たる私の説明不足で流れてしまったので、「銀河ネットワーク構想」としては、7割弱の完成度なのですが、それでも各銀河がその地域の 子育て、観光、まちづくりにも関わり、「社会関係性資本」を造っているのを観て確認ができて、たいへんに嬉しい限りであります。

(トップ写真は、黒松内ぶなの森自然学校銀河の地域交流のひとこまです。今回のツアーとは関係はありません)

 

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中国一行の北海道自然学校視察ツアー

2023-11-05 16:55:38 | 国際交流
日中市民ネットワークのファンシー(朱さん)がコーディネイトする北海道への中国一行の北海道自然学校へのツアーはコロナ禍で3年間中止になっていましたが、今年は再開。10月30日にファンシーを含めて9名が来道。
自然学校という運営に関心がある幼稚園経営者、体験も受け入れている農家、農産物を中心とした流通業の社長さん、大きな商業施設の企画運営者、WWFの職員、中国の自然学校関係者など多彩なメンバーでした。3か所を2泊ずつ滞在し、最終夜はけっこう長めなふりかえりにも時間をとったこともあってか、今までで一番思い出深い旅となりました。 黒松内ぶなの森自然学校が受入コーディネイトをしていることもあって、私とちこさん、台湾から長期研修滞在をしているぴかちゃんも全行程を同行しました。

10月30-11月2日 苫小牧の「いぶり自然学校」から始まりました。 旧NPOねおすから独立した苫小牧のNPO法人いぶり自然学校に到着。森づくりを中心に馬や羊を飼い、木工プログラムにも力を入れて、代表の上田融ワールドが展開されてきて、田舎おされな空間と時間が広がっています。 野外での食事もシカ肉、シカの心臓、名物料理の鮭の板焼きなど、「ネイチャーバトラー(執事)」を自称、さらにはブランド化したいと夢見るうえだんなの世界を堪能しました。 木を切り倒し、馬搬し、野外サウナを楽しみました。



11月2日には当地、黒松内ぶなの森自然学校へ移動。北限のぶなの森のガイド、森林療法プログラム体験など。おなじみ真理子さんとの交流ももはやプログラムだなあ。 各所自然学校のプレゼンと質疑応答時間もとるのですが、深い意見交換ができました。
 
 
 
最終の2泊は「どうなん自然学校プロジェクト」のツアー体験。 これまでは、牧場のパドミュゼ滞在だったのですが、道南の広域連携活動を特徴とする、ぺんちゃんとビルマのコーディネイトのエコツアーとなりました。 パドミュゼにある企業内森のようちえん「スホー」のプログラム体験。大沼公園のガイドツアーから七飯町で開催された「千の風になって」の秋川雅史さんのミニコンサートを聴いて、サイクリングにて果樹園や酒蔵を訪れ、道立の体験宿泊施設「ネイパル森」泊。 この活動には函館教育大学の観光地域づくり専攻の学生さんや数人も子どもも同行参加しました。2日目は恵山に行ったり、縄文遺跡やミュージアムを訪れてからの函館旧市街へ、観光も含めて日本式風格ある市街地のゲストハウス高田屋を貸し切り泊でした。 なかなかな盛りだくさんの二日間でした。
 
中国や台湾との交流は、中国人コーディネイターのファンシーや台湾人のリーハンのおかげもあって盛んになっています。 これからも中台日の交流には力をいれて続けてゆきたいものです。
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