高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

弁開凧次郎翁を想う

2021-04-02 11:25:46 | 黒松内・寿都
弁開凧次郎さん(アイヌ名 イカシバ)が亡くなられたのは黒松内で、その記念碑が町内にあることをひょんなことから知った。(というか、いままで知らなかった)・・・、で、その碑を探して来ました。

イカシパは、八雲辺りのコタンの長で、それも20代の若くして(総オトナ)になった人望・知識・技術が高い人物であったらしい。 家畜商として獣医としてのチカラと技術もあり、その仕事で黒松内にも足繁く来ていた。 八甲田山の陸軍の大遭難(八甲田山死の行軍)の捜索では、北海道アイヌ捜索隊として大活躍して積雪期の中で数多くの遺体収容にもあたったという。
 
黒松内でなくなったのは、大正八年十月二十三日、ガスが深い夜に当時丸木橋だった大成地区の観音橋から墜落事故だった。七十二歳であった・・。
       
現在の観音橋から見た事故があったという朱太川の今日の様子。 その石碑は、旧大成小学校の校庭の片隅にありました。 除幕には、アイヌによる供養祭もあったらしい。 今もやっているのかなあ・・。
 
合掌・・・。
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