高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

2006年の思い出

2006-12-30 18:05:18 | 日記
思いつくままに 今年の出来事で印象にあがることを順番に書くと・・・

① HKT君帰国。そして・・・
 長男坊が17ヶ月ぶりにヨーロッパから帰国。人生を考えた末の当面の目標が決まる。来年はいったいどうなることやら。まずは信じて、バックアップするしかないな。

② TMHさん就職決まる。
 長女が倶知安厚生病院の看護士となり、やっと我が家から社会人巣立つ。一人前になって、将来の高齢者福祉・医療に参画して欲しいと、勝手に願っている。

③ 台湾より実習生を受け入れる
 台湾実践大学のCNさん、SIさんの2人が夏の長期村のスタッフに。国際的なボランティア派遣NPOのNICEよりもイギリス、イタリーからOD&MKを受け入れた。

④ 知床発・エコツーリズム推進業務を実行
 北海道から受託仕事をプロポーザルにて獲得。苦心しつつ来年3月まで実行中

⑤ 山村留学生と今年も過ごす
 YCNが中学進学で札幌へ。変わって、千葉よりIDUが宮城よりAKCが長期滞在。そして、シンガポールからRSA&KSNが一ヶ月滞在しました。

⑥ 大人のクリスマス会・昭和キッズの歌会
 これ、けっこう順位の高い思い出。実に楽しかった。おじさん達の集まりをもっとやってゆきたいなあ。

⑦ バロン・HYM君を咬む
 悩みの種の愛犬バロンの不祥事は、加害者責任を私が取ることに・・。一方、うわさによると・・・その後は、その一件も要因で、ハッピーになったとか? 本当かなあ・・・。

⑧ ジュリエット嫁に行く
 愛羊ジュリエットが、嫁に行ってしまった・・。でも、年明けには出戻り、出産の予定あり。今から楽しみ。自然学校に動物を増やしたい!!

⑨ 九州の旅
 最近、九州づいている。九州自然学校フォーラムでは、九州人達にたくさん出会い、年末は、MRKさんと田舎旅。年明けにも水俣へ行く予定。九州の元気を北海道に持ち込みたいもんだ。

⑩ ○○○再び・・・
 10年以上も禁○していたのに・・、すっかりと戻ってしまったような昨今。高校生のようにオドオドしながらたしなんでいる。

⑪ ミーティング、フォーラム目白押し
 新しいネットワークを広げようと、北海道自然体験活動ミーティング(えぞCONE)を2回も開催。障がい者との自然体験活動をテーマに、フィンランドからゲストを迎え、ねおすの若手は森のようちえんフォーラムも展開・・・

⑫ 自由の森学園の受け入れ
 埼玉の高校生20名以上を1週間、自然学校で受け入れて、黒松内の学校、農家、児童館などと交流活動を展開した。

⑬ 夏の長期村、今年も実施。
 自然学校のメーンイベントである、3週間活動を今年も無事に実施。定着してきたが、来年は補助金なしで実施予定。本当の試練が始まるなあ。

⑭ 銀婚式
 まり子さんと25年もやってきた。これからもよろしく。これ、一番にあげるべきでありました!!

⑮ その他いろいろ初体験が多かった
 ボランティアガイドさんの研修いろいろ、円山動物園の職員へのワークショップ、重度の障がい者への体験活動、札幌藻岩山頂上でのガイド、ニセコでの中高年齢向けのツアーなど滞在型体験活動の試行錯誤などなど・・・。

⑯ そして・・、新たなプロジェクト始動
 懸案のプロジェクトが来年度に開始できそうな、決定が年度末におりました。

来年の糧になりそうなことはたくさんあったな。
そろそろ、家に帰って、掃除でもするかあ。



   
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サービスバランス

2006-12-30 09:05:10 | 日記
◆帰宅
 東京で息子と合流し、深夜に黒松内に戻ってきました。黒松内町内に入るまで雪がないのにびっくり。自然学校周辺も とりあえず白いという程度でした。 黒い巨大なバロンが歓喜し、娘が置いていったトコという、太いドジョウのような犬が全身で迎えてくれました。

◆スチュワーデスという仕事
 最近では、キャビンアテンダンスというのでしょうか、この職業、ちょっと訳があって、実は私はあまり好きではないのです。 お店でもレストラン、ホテルでも従業員さんから挨拶されれば、目だけであっても、軽い会釈であっても返しますが、SDさんから搭乗や帰りの時に挨拶されても返さない私なのです。 飴やお茶を貰っても、「ありがとう」を言わないヘンクツなヤツなのですが・・・。

 今回の帰りは、飛行機の前の方に乗っており、カミサンの車椅子の関係から一番最後に降りることになりました。目の前にSDが立っており、「ありがとうございました」「お気をつけて・・・」と繰り返して挨拶している様子をずっと見ておりました。機内は満席でその半分の人が通るわけです。ジャンボですから数百人でしょうね。 すると、SDの挨拶に、それに目であろうと、うなずきであろうと、挨拶を返す人は、50人に一人くらいしかいないのです。

 どうも挨拶しないのは、私だけでないらしい・・・。こんなに無視されちゃう職業もあるんだなあ・・。 

 ところで、航空会社の人は、ハンディのある搭乗者にあまりにかまい過ぎる。カウンターで、搭乗口で、機内で・・次から次への違う人が声をかけてくる。カミサンに代わって、私の方が、「出来ますから!!」「いいです!!」とかなり強い調子で拒否したり、寄ってきて手助けを言ってきても「ありがとう」も言わない・・・。

 なんというか・・、私の態度も含め、サービスバランスができてない業界と客だなと思う。
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鹿児島空港にて

2006-12-29 14:46:57 | 日記
昨夜はちょっと贅沢してマッサージにかかったら、クタクタになってすぐに熟睡ができました。 私よりふた回りも小柄な年配の女性だったんですが、なかなか効いたなあ。肩ばかりでなく、腰まわりにかなりのコリがあって、痛キモでありました。 それにしても、マッサージ台の上で立って膝当てで、背筋を伸ばされたときは、私の体重を支えられずに、二人とも転げ落ちるのではと心配した。 さすがプロ。

綾町から道の駅や農産物販売所ばかりを渡り歩き、桜島経由で鹿児島入り。

城山観光ホテルに投宿。 ここのホテルは、スタッフがとても親切で笑顔のあるフレンドリーさに、かつて感激したので泊まりましたが、サービスは変わっておりませんでした。 心地よい宿です。

本日は、北は大荒れのようですが、鹿児島は大快晴。 初夏のような気がします。

くすの木自然館にも顔を出してきました。  今は、空港で帰りの便待ち。 旅は終わりだなあ・・・。 

日本中、いろいろな生活があるんだなあ・・・。としみじみ感じる旅でした。


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明るい農村の旅

2006-12-28 11:51:50 | 日記
大分から熊本・小国自然学校、菊池・きらり水源村と周り、一気に宮崎・綾町へ。各地域の交流の仕組みを実感しながら旅を続けてます。 ファームガーデンズ綾の食卓に投宿。

フランスで料理人をしていたオーナーシェフの夕食に、ありがたくなりました。

思えば銀婚の年。こんな風にコース料理を二人で食したことはなかったかもなあ。
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明るい農村

2006-12-27 07:46:23 | 日記
太宰府天満宮で学業に力を尽している子ども達の成就を願った。

農村の道の駅や露地販売ばかりをのぞきながら移動。野菜ばかりでなく地域のおじいちゃんやおばあちゃんが作ったらしい名前が入ったおこわ弁当や漬物等が何処でも当たり前にたくさんの種類が売られていて、明るい。
豆田町の街並みは古さと新しさが混在していたが、観光のために造られた、移住者が出したと思われるお店群には、本物感が乏しい。一度行けばいい、と感じさせてしまう地域づくりはいかん。

夜は大分。環境教育業界の九州の雄、S氏と愉快に情報交換。
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福岡の夜

2006-12-26 00:33:55 | 日記
朝、黒松内を発って、博多に来ました。 雪の世界から春のような九州へ。暑くて汗を流してます。

 中洲のど真ん中にあるホテルに泊まっているのですが、繁華街はアジアの他国の人達もお店には多くて・・・、多国籍的なアジアンシティだなあ。福岡は島も多く、韓国もすぐ近い。ほろ酔い加減だと、けっこう異国を感じます。 雪の中からきたからなあ。 なんといっても、道路が渋滞して、小さな小路から車やバイクが飛び出してくるのが、アジア的。

 まり子さんとちょっと夕飯と焼酎を飲んだ後は、かつての研修生達と合流。土地勘がないので、無理を言ってしまって、KMT君は北九州から、FMIも仲間との忘年会の後に来てくれて、旧交を温めました。

 日本全国で、一生懸命がんばっている話を聞いて、僕らも元気をもらってます。
宿泊場所は決めてますが、特にあてのない、九州田舎旅を明日からはじめます。焼酎と田舎探しの旅となるでしょう。

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年の瀬

2006-12-24 23:09:15 | 日記
朝、ANC&IDUが帰省しました。 なんだか寂しくなりました。

そうこうしていると、MKGさんとMRKさんと朝食。そして、なんだかんだとオジバサンな話をしているうちに午後になってしまいました。そこへ、RINちゃん母娘がやって来て・・・一緒に漁師の店へゆきました。 生きたタコを買って帰りました。 それから、昨夜の宴のゲストハウスの冬支度をし・・、駐車場の除雪をし、MKGさんが持ってきた大きなドラムを大事に片付けました。これ、なかなかイケテます。 買い物に寿都へゆき・・・

 やっと事務仕事を始めて・・・、なんとか年始の見通しつけられました。明日から旅に出られそうです。

◆北の零年
 映画「北の零年」をTVで見たのですが、それとなく開拓期の様子はわかるものの、北海道を知っているつもりの私としては、違和感を覚える場面が多すぎて映画にのめり込めない・・。 吹雪の中で一晩顔も手も出したまま過ごせるわけがないでしょう・・。 造材では樹木が細すぎる・・、農耕馬は、サラブレッドやアラブではないよなあ、薪の先だけに火をつけて振り回すことはできないだろう・・なんと言っても、吉永小百合がこぎれい過ぎるよ。

◆試験勉強中の子等からSOS・・・代わりに受験はしてはやれぬ。では、してやれることは・・・
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大人のクリスマス・昭和キッズの歌会

2006-12-24 01:30:31 | 日記
いやぁ~ 楽しかった。 歌い疲れて・・なんというか祭りのあとの寂しさがあるなあ。

自然学校で、50前後のおじさん5人、50前後のお姉さん1人、20代のお兄さん、お姉さん3人、中学生1人、高校生1人、小学生3人で、おじさんが主役のクリスマス会をしました。 ギターの上手なMさんにリードしたもらって、70年代の歌を中心に合唱を続けました。 いったい何曲歌ったかなあ。

同時代を中学・高校生として生きていましたから、お互いに知っている歌がたくさんあるのです。誰に気兼ねなく、大声出して好きな歌、思い出の歌を合唱するのって、実に楽しいものです。

はたまた、即興の上手なM&Mさんを中心にギター、ハーモニカ、太鼓などの鳴り物、雄たけびも入るような民族的な歌とパーカッション・・・これはこれは盛り上がりました。ネイティブ感あふれる合唱・合奏は、遺伝子レベルで歓喜できますね!! 太古の昔から、人間はこうやって遊んでいたはずなり。

子ども達は、おじさん達が楽しんで興じている姿を見て、楽しんでくれたかな。
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雨・・・・・

2006-12-23 00:16:48 | 日記
年末だと言うのに雨が降ってます。 明日は雪になるという予想です。 MMU&TBO&HCHは、ねおすの忘年会で札幌へゆきました。 ボランティアさんも含めて、20名くらい集まる盛大さのようです。
 私は、明日の大人のクリスマス(昭和キッズの歌の会)を忘年会代わりに楽しみにしております。 ゲストハウスへの除雪がないことを祈りたい・・・。

◆今日も頑張った
 本日も一生懸命仕事をしました。(当たり前だね) それを誰も認識してくれないのは、さみしいよな・・。 ので、「よくやった」と今晩は一人で日本酒のんで疲れを癒してます。  しかし、年越すには、もう少しかたづけておかないと、年始にオバーフローは明白。  

BDK君・・やっぱ、今日までの宿題提出ができませんでした。案件送れずにごめんなさい。とりまとめ頼みます!!

◆夕方から2時間近く、町の教育委員会の幹部方々といろいろ意見交換。なんとか明るい2007年にしてゆきたい!!

◆たそがれ清兵衛
見たかった映画をTVで鑑賞。江戸時代の武士の階級制度がわかって面白かった。この映画はそれなりに賞賛もあり、ヒットもしたと聞く。 でも、武士社会にある、上位下達、当時の道徳観などの理不尽さが、今の「美しい国づくり」の思想にかぶってしまうような気がするのは・・考えすぎ?

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いじめのアンケート

2006-12-21 20:32:09 | 日記
学校で、たぶん全道の学校でイジメについてのアンケートを実施しています。北海道教育委員会のお達しのようです。

IDU&ANCも今晩書いています。 学校で書いて集めたことがあるようなのですが、大人が期待するようなことが書かれていなかった?ので、それでは、「書き込みにくいだろう」ということで、家に持ち帰って改めて書くことになってようです。

今朝のある子ども達の 実際の 会話・・・
「おい、○○、お前、俺がいじめているって書いてないよなあ」
○○君
「・・・・・」

(この子達の関係性は、いつも見ているので、このときはコメントを特に返しませんでした)


このアンケートを、上手に運用するのは難しい・・。 先生が、ひとりずつ面談することも大切だと感じますが、先生を信頼できない子も多いのかな? であれば、スクールカウンセラーだな。親だな? おじさんだな? 

子ども達の集団と普段一緒にいる大人達は、この子は、もしかしたら・・??ってわかるような、共感能力を養う必要がある時代だ。 

10年以上も前に、スキースクールを運営していたことがあったのですが、終わった後にある親御さんからクレームを受けました。 その子は、列に並んだある子から常に「死ね、死ね」と耳元で囁かれていたと・・・。  担当のインストラクターは、まったく気がつかなかったと、ビックリしていました。

***
帰り来て、子ども達はアンケートを記入し終えていました。ちょっとおいでと呼んで、二人に訓話・・・

「たぎぃは、このアンケートちょっと変だと思うんだ。 子ども達の間で、この子いじめらているって、きっとわかるよね。 そうすると、いじめている子は、この子何を書くだろうって心配になるよね。 いじめれている子は、私が書いたって、わかっちゃうじゃあないかと悩んじゃうよね・・・書きにくいよね」

「大人も なんとかイジメを少なくしたい、なくしたいと一生懸命なんだ。だから、こんなアンケートをしたんだね。自分の気持ちに正直になってみることもできるかもね それはわかって欲しい」

「弱い子は 強い子がまもらなければいけないんだ。 それは忘れないでね」
と伝えました。

***
各家庭でこのアンケートが行われていると思います。 お父さん、お母さん、何か「正義的」コメントをする機会です。



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