高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

「平和だった」

2024-02-16 15:10:38 | プログラム 子ども

2泊3日の冬キャンプに7ー8人の小学生が参加してくれました。 台湾からワーキングホリディのビザで1年間の滞在をしているピカちゃんが、台湾の旧正月にちなんでの台湾おせち料理と雪遊びがテーマでした。 野外活動はほぼすべてが校庭での雪遊びでした。バケツで作った雪ブロックを積み重ねてのイグルーづくり、カマクラをトンネルでつないだり、ソリコースをつくったりと、子どもらは飽くことなく遊びました。 今の時代、町なかを見回しても、子どもたちが冬にこのような遊びを続けている様子はみかけなくなりました。

なぜなんだろう? ここでは遊び続けるのに・・・

遊びが継続するのは、ちょっとずつ遊びに変化が生まれるように、誰かが関わり続ける、ことが必要なのではないかな。 今の子のグループにはがき大将的な存在も、アイディアを出すようなトリッキーな動きをする子もいなくなってしまっていると思う。だから遊びが発展せずに続かない。上手にイニシアティブを交互に撮り続けられないのではないかな。

そこで、関わるスタッフ(おとな)が昭和の子ども集団の年長子どもの役割をして、遊びに少しずつ変化を与えてゆくことが必要なのではないかな。 

帰りの日(だったかな)隣で昼食を食べ終わった子に「今回のキャンプはどうだった?」と聞くと・・・

「平和だった・・」との応え・・

「おっ! そうかぁ!」と、胸の内で密かに してやったりとガッツする あたしでした。

 

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節分

2024-02-01 17:11:03 | プログラム 子ども

ちと早いが、子どもたちの不意をつく恰好で、今日は黒松内児童館へ鬼出動。

扮装は、滞在中の台湾ピカとシンガポールからのキシュンでした。まだ節分前ですが、毎年行事で慣れている子どもたちの不意をつくとう大人の意地悪で・・・、 百人一首のカルタとり(これはかなり集中していないとできない遊び)中に、金たらいが打ち鳴らされて赤鬼大鬼突入。 高学年が多いものの即座に子らはパニックでした。

けっこうクオリティ高い扮装でした。 終わっても放心状態の女の子数名でした。

 

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寺ノ沢川

2023-10-15 13:37:44 | プログラム 子ども

1泊2日の子供きゃんぷの今回のテーマは「鮭」。 一日目は町内を南北に流れる朱太川の河口付近で遡上し始めた鮭をカヌーで観察。二日目の今日は、鮭はどこまで遡上しているかと、その上流を観察にゆきました。

黒松内の市街地に支流の寺ノ沢川という小川があるのですが、なんと、そこにも遡上している鮭を発見!!

黒松内の自然、あなどれないなあ。 役場近くの場所では、ヤマメも群れをなして泳いでいました。 渓流釣りに行かずとも、散歩道から十分に釣りができるなあ。

***

随分とブログ投稿に間があいています・・・。 Facebookには、スマートホンからすぐに書き込めるのでちょくちょく投稿しているのですがね。 ブログはそれなりに文章を考えるので、ちょっと敷居が高くしているのかなあ。 読んでくださっている人もいるので、もうちょっと真剣にとりくもう。

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熱中症

2023-08-28 12:58:49 | プログラム 子ども

暑い暑い。

北海道の小学校は夏休みは終わってしまいましたが、あまりの暑さに途中下校をさせた学校もあるようです。この暑さが常態化するのであれば、北海道も8月いっぱい夏休みにすべきかもなあ。

という中で、学校が始まってすぐに体験学習に寿都・潮路小の5年生がやってきました。小学校の宿泊体験活動は以前は自然学校での一泊二日活動だったのですが、 数年前の毒蛾事件から自然学校には泊まらずにプログラム対応だけになりました。 (これは風評被害みたいなものなのですが・。)

この日も熱中症アラートが発令されている日中30度超えだったのですが、予定プログラムに 火おこしと棒パン作りがありました。 この暑さの中でやるプログラムかあとは思いましたが、木陰を選んで予定通りに実施市ました。いつもは、火おこしはデモンストレーションをして、子どもたちにお手本を見せて薪に火をつけさせるのですが、今回は新聞紙、細めの割り木、太い薪を渡して、自分たちで試行錯誤して点けてもらうことにしました。 案の定なかなか点けることができませんでしたが、みんなで意見を出し合いながらする作業は、時間がかかりましたが、これはこれで良かったです。 それを見守りながら、ときどき声かけかまっているのも面白かった。 良い意見がでるが、それを無視されてしまったりと、ちょっとしたイニシアチブゲームのようになりました。

で、首題の熱中症ですが、私たちはしつこいくらいに「水を飲めぇー」と声かけをし、強制的にコップ一杯の水を配布したりしています。 先日隣町の小学校で体育の時間に熱中症で死んでしまった事故(いや、これは事件だな!)がありました。 これは学校の管理問題であり訴訟を起こしてもよいのではないかと思います。

実は過去、うちの夏キャンプでも熱中症があり、病院にかつぎ込んだことがあり、それは大きな教訓となっています。その年は半袖では肌寒いくらいの冷夏だったのですが、それが数日続いた後に夏らしい暑さが戻り、日向で調理用小型ストーブの点火練習を野外でしている時に起こりました。 一人の子が気持ちが悪いと不調を訴えたので室内の涼しい場所に移して寝かしたのですが、そのうちに目がうつろになってしまったのです。呼びかけても応えない・・・。ストーブ点火の余熱・プレヒートに使う固形燃料のガスを吸ったのかとも疑って、そのメーカーにも電話したのですが、そんな事故事例は過去にはないとの回答。 結局、診療所に運び点滴をうけしばらく安静にしていると元気を取り戻しました。 あとで、その子に話を聞くと、呼びかけかけられているのは見えていたのだが、口も回らずカラダも動かせなかったとのことでした。 その時はスタッフに看護師が(学校の保健の先生)なんとふたりもいたキャンプだったので、その経過を克明に記録していました。 診療所でも(ここまで熱中症が話題になっていなかった頃なので)、すぐにその原因が医師にもわからなかったのですが、記録から「これは熱中症による意識障害」だということになりました。

山登りのガイドをしていた時代にも、うちのパーティではなかったのですが、山中で意識朦朧として倒れていた単独行の登山者に出会ったことがありました。 水筒から口に水を含ませると、ハッと気が付いき、突然に襲いかかって来ました。「落ち着いて、落ち着いて」と制すると、すぐに正気に戻りましたが、誰かに襲われたと勘違いをしたようでした。

熱中症は予防として水分をたんと飲むこと、飲ませることが大前提で、それから周りでよく観察をして動きが緩慢になったりと様子の変化に注意を払う必要があります。 ちょっとおとなしくなったりした子どもにはすぐに「大丈夫?気分が悪くない?」を声掛けをすることが大切です。

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夏キャンプB日程

2023-08-10 19:09:09 | プログラム 子ども

秋風が吹いたかと思うのはまだ早かったな。二日間ばかりは涼しいいつも北海道の夏となりましたが、また暑さがブリ戻して連日30度超え。 B日程の1週間キャンプも毎日、川、海にでかけました。

おかげさまで、私も真っ黒に日焼けしておりまする。 しかし、汗はかくが、対して身体を動かしてはいないので、思うように体重は減っていない・・。 70kgを切りたいのだけどなあ・・・。

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掟(おきて)

2023-08-06 13:23:44 | プログラム 子ども

子ども活動の掟が書かれた巻物は健在です。 これをこしらえたのは、いつの頃だったか、まむ&たーぼがディレクターをしていたころだから、もう15年も前だろうか。 たしか、3週間の子どもキャンプのプログラムがまわし方がわかった頃でしたね。 それまで、そして今も子ども自然体験活動の大きな活動コンセプトは「大家族」と「全開遊び」です。 それを もう少し具体的にした言葉が この掟です。

この夏も中盤。あたし自身は、もう全開遊びをしたら、身体が動かなくなっちゃうので、見守ることが多くなりましたが、この掟はスタッフにもあてはまるものなのです。

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主催夏キャンプスタート

2023-07-29 21:20:36 | プログラム 子ども
受託事業が続いていましたが、今日からいよいよ主催子ども自然体験キャンプのスタートです。コロナ禍の夏続きでこじんまりとは活動をしていましたが、今年は、子供とスタッフ合わせて30人以上の「大家族」復活です。 昔のように3週間、4週間キャンプはしてはいませんが、1週間キャンプを3本予定しています。 スタッフには、スペイン、ウエールズ、香港、台湾と以前のように国際色ゆたかになっています。
 
今日も30度超えの北海道らしからぬ酷暑なので、昼に到着後早々に川活動にでかけました。

暑さが苦手なMRKさんはひさしぶりのキッチンMRK連日開店で、たいへんです。


 
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街中で

2023-07-18 14:57:24 | プログラム 子ども
今日は、黒松内保育園の自然体験活動。 お出かけ先は市街地にある保育園の脇を流れる流れる寺ノ沢川。 川と言っても小川のような小さな川なので、年長さんが水辺に触れるには持ってこいの場所です。

大人の足くるぶし程度の深さなのですが、意外や生き物がたくさんいます。 カジカ系の小魚はもちろん、カニやヤマメまで捕まえることができます。 昭和中盤期まではたいそう汚れた状態だったそうですが、町や町民の努力のおかげで清流が戻ってきています。 こんな自然な場所があることは、かなり豊かな街中だなあ。
 
車で10分も行けば、朱太川の支流で遊びやすいもうちょっと大きな川もあります。こちらは幼児ではなく小学生向けのよく行くポイントです。
 
本州はあちこち大雨被害が出ているようで心配です。 黒松内でもこの川が氾濫しそうまで増水したことがありました。
 
 
 
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春キャンプ

2023-03-27 09:53:01 | プログラム 子ども
恒例の子ども向けの春キャンプ。このところあまり長いキャンプはやらなくなり3泊4日でした。 活動・遊びのきっかけは作るけれど、基本は「自分で自分を楽しませること・楽しませるようになること」が基本姿勢のキャンプは昔から一貫した基本姿勢です。



「わらわらと過ごす」が結構定番な時間の過ごし方となります。 薪ストーブや焚き火を準備してあげて、その周りで木登りしたり、おやつを作ったりと大人と関わりながら「自由」に過ごすのです。


春恒例のニセコ五色温泉へもでかけました。今年はやはり雪は少なかったようで、硫黄岳登山口にある祠の鳥居もずいぶんと高く雪のうえに現れていました。これはゴールデンウィークには消えてしまうんじゃあないかなあ・・・。 山麓の広大な斜面でのそりすべりが定番です。 すぐに息があがってしまうアタシは・・、今回はついにソリに乗らなかった・・。(滑れば登り返さなくてはなりませんからね・・) 最長滑走距離競争の審判と称して下で判定係ね・・。
 
 
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冬キャンプ

2022-12-28 12:15:22 | プログラム 子ども

年末の冬の子ども自然体験活動2泊3日が、昨日12/27に終わり、静かな年末の自然学校です。 クリスマス寒波到来とかで本州各地で大雪被害のニュースをやっていますが、当地はほとんど降りませんでした、ばかりか小雨だったりしました。

 年末キャンプの参加者は12人ほどでした。コロナの影響ばかりではないのかもしれませんが、ここのところの募集キャンプは定員を12人とか15人にしているので、それから言えば思惑どおりというか、そんなもんでしょう・・・。

3,4年生男子が多くて、違う学校同士であっても仲良くウルサイ連中で楽しく過ごせました。この年齢はギャングエイジとも称されていて、身体もクチもよく動きます。同年代女子からは冷ややかに見られるのだろうなあ・・。可愛げがあるという意味で実にアホなやつらね。

そんな連中がいなくなり、なんだかアタシはさびしな年末ね。

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