高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

テレビが来た

2008-08-31 23:25:15 | 日記

オリンピックはいつの間にやら終わってしまっているのですが、テレビが壊れていたので思い切って、大きめなテレビを通信販売で買いました。そして、今日届きました。しかし、アンテナのせいか、山間のためか・・、お店に並んでいるテレビのようにきっちりしっかりと写らないので・・ちょっとガッカリであります。地デジとやらになったらもっとクリアーになるのかしら・・。

昔、私の家にはテレビがありませんでした。歩いて20分ほどの祖父の家に相撲やプロレスを見に行った記憶があります。初代の朝潮や力道山の活躍に歓声をあげる少年でありました。そんな家に、ある日突然、カラーテレビがやって来ました。東京オリンピックの年です。小学校4年生だっただろうか・・・。 近所の人も集まってくる衝撃的な出来事だったなあ。

当時のテレビは家具調な重厚なデカイブラウン管テレビでした。もちろん、リアルタイムで放映されていた「ひょっこりひょうたん島」は頭に焼き付いています。そして、オリンピックでは、陸上のヘイズやら水泳のショランダーの姿に、アメリカナイズされた少年でもありました。

あの頃、テレビドラマはアメリカドラマの花盛り。 ローンレンジャー、ラッシー、コンバット、怪傑ゾロ、奥様は魔女、それいけスマートだったかな・・・。思い起こせば、ずいぶんとアメリカに洗脳されていた時代だったな。

この度もオリンピックの年にやって来た新型テレビでありました。
それにしても・・・説明書がわかりやすいようで、わかりにくい。うーん、ついて行けなくなっているってことか・・・。
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狸の獲り方

2008-08-31 13:28:01 | 日記

外は良いお天気です。太陽が出るとけっこう暑いです。残暑とまではいきませんが、暑がりの私は座っていても汗がでます。昨夜は飲みすぎて、朝の目覚めはついに8時過ぎ・・・。さすがに朝の作業は何もできませんでした。

***
今日は、地域でプログラムを作ってゆくためには地域のことを知る必要があるという鉄則から、聞き取りと情報の整理を体験学習しました。地元の四人のお年寄りをお招きしてお話を聞きました。なかなか興味深い話しが聞けます。

Yさんは狸捕りの名人でありました。道具は意外と簡単な物でした。それは、山にある植物を使います。

マジックペンよりちょっと細めのブドウのツルの先端に4,5cmほどに十字の切れ込みを入れたものを、狸の穴に突っ込んでぐるぐると回すとからみつくんだそうです。それを引っ張り出す。 夏は住処がみつけにくいですが、冬は足跡から追うのだそうです。

しかし、狸汁をつくった鍋の蓋は臭くなったとのこと。いったいどんな味だったんだろう・・・。 このほかもいろいろ食ったとのこと。クマ、ウサギ、イヌ・・・

へぇ~・・・。

話してくださった皆さんも「楽しかった」と喜んでもらえました。

                   
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にぎやかな夜でした

2008-08-31 13:17:10 | 日記

セミナーの第1日目は、「学校教育における体験活動の意義」「リスクマネージメント」でした。北海道教育大学のN先生、看護師・山岳ガイドのOCY、そして私が講師で登場。20代から70代まで熱心な受講者ととも良い刺激を受けております。
 救急の実技は、例えば車のそばで倒れている少女、喉つまりをしている子どもなど状況を設定して応急する実践的なものでした。

夜は大勢での懇親会。私はN先生に途中から絡んでおりました・・・。
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人口密度大

2008-08-29 20:54:39 | 日記

明日から始まる文部科学省の委嘱事業・小学校自然体験活動指導者養成講習に参加する面々が今夜から集合し始めています。静岡からBoh2も再登場。中頓別からはYCN,GYN,ISDさんも遠方から到着しました。ねおす本部スタッフも加えて事務所の人口密度がずいぶんと高くなっております。

地域のお年寄りからの聞き取り実習、学校教育の中での自然体験活動の位置づけなど、これまでのセミナーとちょっと角度が異なる側面から40名ほどが学びます。

この夏の終わりから秋にかけては、40人以上規模の これまでになかったさまざまな主催あるいは、受け入れ事業を展開する予定です。 地域の方への石窯のご披露会、他団体と共催合同の子どもの体験活動、環境団体の全道交流会、野外活動の全国ネットワークのミーティングなどです。

大人達が対象の事業の受け入れ体制を整え、スタッフがあうんの呼吸で動けるようになる・・これが目標です。
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飛粉?飛蚊症?

2008-08-29 13:00:52 | 日記

同じ色の物を見ていると小さな点が目に映って見えていたのですが、今日突然、もっと大きな雲の巣みたいのが、チラチラと目障りになりました。 これは、飛粉症? それとも飛蚊症と言われるもんだろうか・・。

あずましくないべや・・・

これから、小学校の参観と懇談会へ出かけます。夜からは明日から始まる小学校自然体験活動指導者講習の参加者や講師が続々とやってきます。明日からは大人が38人、山村留学生4人。 いつもと逆転の大人な自然学校になります。

日常へ帰らんと!!
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生まれた・・・

2008-08-29 12:51:02 | 日記

 事件はありましたが、あの卵・・・から カナヘビが誕生しました。苦手な爬虫類ですが、今日は 可愛く感じます。 外では、ジュリエットがブルーシートに包まれて 引取りを待ってます・・。 

諸行無常を感じる昼下がり・・・
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喪失感・・・

2008-08-28 23:12:01 | 日記

みなさん、お悔やみの言葉をありがとうございます。
ジュリエットは、もう5年?6歳だろうか・・。 子羊の春にもらわれてきました。以来・・自然学校の人気者でした・・・。

自分の心の中を検証しようとしている自分がいます。うまく表現ができない・・・。

悲しみが心の深いところにあると感じている。そして、別の自分がその悲しみに触れようとするのだが、うまくすくいあげることができない。とりあえず埋まっていた幸せの一片が剥がれ落ちたような・・・

これまで、飼っていた動物達を思い返すと・・・、その命をまっとうさせるほどに長生きさせた経験がないかもしれない。長く飼っていたけれど、病気であったり、事故であったり、行方不明になったりし、その動物の本来の寿命まで看取った記憶がない・・・。今回も・・・。

ジュリエットの死因には、私の過失もある。

ワイヤーでつないでいることへの危険は知っていた。

1週間ほど前だろうか、それまで使っていた鎖と首輪をつなぐ金具が壊れたため、その場しのぎにワイヤーロープにつなぎ代えた。ワイヤーでつながれている動物は他にもいる。そして、ワイヤーはつなぎ方によってはねじれてしまうことは知っていた。

しかし、その危険性を明確にスタッフに伝えてなかった。

出張に出る前に、よじれを防ぐために、つなぎ目を回転できる金具を手に入れていたのだが、ジュリエットには小さすぎると思い、交換しないででかけてしまった。

昨日の雨で、小屋の梁につながれたのだが、ワイヤーがよじれ、短くなり、それなのに座ろうとして・・・自重で窒息する結果となった・・・。

悔やまれる・・・。

合掌

                     
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ジュリエットが死んだ

2008-08-28 08:05:14 | 日記

  朝、校舎周りを見回っていて、ジュリエットが小屋で死んでいるのを発見。 事故なり。
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戻りました!!

2008-08-27 23:00:40 | 日記

さすがに・・、怒ることを忘れてしまう。年金記録の改ざん・・このことを今日は書くのはやめよう。 負のエネルギー放出はもったいない。しかし、慣れっこになって、怒ることをしない日本人にはならないようにしないとな・・。

さて、雨の中、昼過ぎに黒松内に戻りました。視界に緑が増えるにつれて、胸中ほっとしたものの、車中ではいろいろなことを考えてました。

この数日は、私の活動領域と異なる対象者へ社会サービスを展開している人達と出会いました。 始めて会う方もいましたが、すでに私達が黒松内で受け入れのお手伝いをしている団体の方もいました。 算数の指導をしている人、障がい者、難病、不登校の子ども達の体験活動を支援し実施する人達、NPO活動を資金の面から支援するNPOバンクの人達、共同生活ハウスを運営する人・・

その活動もどれもが、「居場所・コミュニティ」づくりでした。

セキュア・ベース
ポテンシャル・スペース

日曜日のセミナーで知った この二つの言葉が、これからの私の10年にとても大きな意味を持ちそうです。


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悩め!!

2008-08-26 17:42:56 | 日記
都会生活、わずか3日目なのですが・・、そろそろ緑の中に帰りたい。

幾ら持って家から出てきたんだろうか? 変だなあ・・。随分とお金が減っている。自販機使っているし、本を買ったし、インターネット喫茶にもいるし・・、なんだか知らないうちに使ってんだろうなあ。都会はとかく金がかかる・・。

さて、昨夜の居酒屋での隣の教師か教育実習受け採用試験の学生らしき連中のことが、頭を離れません。聞きたくなくても耳に入るので、注文した物を食べて、私はすぐに席を立ったのですが・・・。耳に残っている話題をここに書くことは到底できないのですが、比較的差し支えないのは・・・

 なぜ、教職を選んだかが、安定した給与なんですね・・。 管理職、校長、教頭になりたい理由が、家族のためであり、自分の子どもの進学、養育なんですね・・・。 そして、管理職になってゆくためには何をすべきか・・と言ったことを、力説してんですね・・。 

「お前なぁ!!」と胸倉をとっ捕まえてやりたかったですぞ!!

近頃の若者は・・とすっかりとオジサンになりますが、ともかくも

しっかりと 悩んでいない !!  そういった、青春期をきちんと過ごしていないのではないだろうか?

青春という言葉自体が、もう死語なのかもしれませんね。「青春」なんて言うと恥ずかしいというか、「何にも知らない大人でない」という感覚なんだろうか。

「青春とはなんだ!!」そんな、青春系テレビドラマで育った私世代としては、青春とは実に泥臭い、青臭いものであったけれで、皆、しっかりと自分の人生を悩んでいた時期でもあった。 もちろん、青春期を過ぎても悩みは次々とやってくるのですが、その悩みをやわらげる、解決するための 土台となる力が養われる時期が青春期なのだ。 あのドラマの主題歌が脳裏に大きくこだまする。

 そうとも、それが青春だぁ!!

「なぜ、生きるのか」「なぜ、山に登るのか」「なぜ、人を好きになるのか」「何の仕事をするのか」・・・けっこう まじめに仲間と話し、時にはそれこそ、胸倉つかんで殴り合いの喧嘩もした。

インターネット社会となり、あまりにも情報が得やすくなった。でも その情報は、「知ってる」だけ。あるいは、知る方法が手元にあるだけ・・・。知ってるか、知ってないかだけで終わる、とてもコミュニケーションといえないような言葉のやりとりが浅薄になされるだけで、深い議論にゆかない・・。

大学の先生から こんな学生が多くなったと聞きました・・
 ・「本にこうこう書いてあった」と主張し、新しい考えを受け入れない社会学の学生
 ・「馬は素敵だね」だけで 馬について話を深められない 馬好きの酪農大生
 ・「大人達は、飲んだときに何を議論しているのか? 飲んだときは楽しければいいんじゃない」と言った看護学生

あげりゃあ・・いろいろとあります。 これは、医学、法学であっても傾向は同じでしょう。きっと・・・。 問題は山積みの社会なのに、若いときに 悩むことを深くしていない若者が増えていると・・・ その深遠な社会問題は、解決の方向すら見出せないことになりかねない。

青年よ!! 大志じゃなくて、まず、悩め!!

大志とは・・大資 になっちゃんたんかなあ・・・

こんばんは、うちの三十前後の連中が たくさん集まる・・・ 君らもきちんと悩んできているかぁ・・・

昨日の代わりに 今晩 からむか ! 




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