高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

コズミックダンスカンパニー

2018-09-30 14:27:24 | 来訪者

コズミックダンスカンパニーの皆さんが8月に続き訪れてくださいました。 8月に準備したスウエットロッジは、中止になりましたが、いろいろなワークをされていました。 

コズミックダンスとの出会いは、もう20年くらい前でしょうか。 当時、北海道自然体験学校NEOSを始めた頃で、始めたもののすぐに行き詰まっていました。 自分の他者と関わるチカラ・コミュニケーション力の足りなさが原因でした。 自然体験活動と言っても、自然相手の仕事は仕事でも、真に向かい合うのは人間でした・・・。 ここから、自分探しの放浪が始まりました。

当時、けっこうニューエイジ・精神世界のワークショップがあちらこちらに発生しはじめていました。 その中で、ある方からCDを頂きました。 アマデウスや Return to Innocent が収められていました。  Return to Innocentは、七番目に収録されていて、その方から「7番目の曲は高木さんのテーマソングね」と言われてプレゼントされました。 私にはInnocentという語彙がなかったので、???でした。  その後、アマデウスをバックグラウンドミュージックにして自由に踊るダンスセラピー(コズミック・ダンス)のワークショップに誘われて・・、「来るところ間違った!!」と最初は思ったのですが、

いやいや、今思うと大正解でした。 ココロに何枚もスーツを被せ、鎧までまとった私を開放してくれました。 心理学のジョハリの窓から言えば、自己開示してゆき、隠れていたココロの窓を広げるような体験でした。 Innocentが無邪気という日本語であることも知りました。  自分に無邪気さが失われていたのでした・・。

同時期に、ブリージングセラピー、萱野茂さん(アイヌ民族で初めて国会議員になった方)にも出会い、自分をどんどんと開放ができました。 この大きなるきっかけが、コズミックダンスだったのです。

今回は、火を囲んだワークしか参加しませんでしたが、 私の次の10年の大きな啓示を受けました。

ありがとうございます。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

火の力

2018-09-30 09:19:54 | 日記

 コスミックダンスカンパニーのイギリス人 KENさんの焚き火の火のつくり方は上手だな。 綺麗な三角錐状に炎が上がる・・。2-30cmくらいの薪をレンガを貼り付けるように積んでゆくのがコツなのだな。

 この晩のワークで「KENさんから、高木さんがここにずっと居ますように・・」のような言葉をもらいました。

けっこう、はたと気づかされました。 ぶなの森自然学校のこれからを考えていて、出口が見えなくなっていたのですが、それが解答なのかもしれないと・・・。  火のちからもあって、ひさしぶりにキャンプ場を囲む木々とも話ができました。

「20年ずっとみてきてくれてありがとう・・ これからもよろしく・・」と語りかけられた。

以前はもっと、自然と会話していましたが・・・、最近・・、できなくなっていた。

嬉しかった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

収穫するか、

2018-09-28 16:54:06 | 日記

 初夏に息子が、妹婿の農家からちょっとだけもらった苗を水溜りに植えた。 なぜかその水溜りは干上がらず(近くの野外水道が漏水しているのか・・・)、たまに彼のネパール人嫁が世話をしていた・・。 校庭に忽然と現れた「田」は、けっこう来訪者の関心をひいていた。 何の肥料もやらず、農薬もかけていないのにスクスクと育った。 だから、自然農?ね。

先日の満月に刈り取った方がいいと助言があったが、まだ青い。

しかし、また強い台風が来るらしいので、刈り取るかなあ。

いちおう、波佐掛けして乾燥させて、脱穀して、精米にするか・・。 なんでも 割り箸で挟んで揉みをとり、野球ボールで籾殻と分けることができるらしい、 あとは一升瓶に入れてつついて精米する方法があるらしい・・・。

どんぶり飯くらいになるかなあ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

でっかいどう

2018-09-27 12:37:16 | 頭脳の微分積分

また、勢力の強い台風が日本列島を週末に縦断する予報がでている。各地に被害がなければいいが・・・。

考えなければならない、企画しなければならない、調整しなければならないことが山積みだあ・・。

本州に北海道を当てはめた図をひさしぶりに見た。やはりでかいなあ。メルカトル法だったかな、南北に長い日本列島は、緯度経度から面積を算数すると、実際と誤差がでるそうで、実際は北海道は本州と比べるともっと大きいそうだ。

12月にぶなの森自然学校の20周年行事をすることだけは決めたが、はたして何をすべきか・・・ いっそのこと、ぶな森の次の10年について、参加者に議論してもらうのもいいかもなあ・・・。

気温室温が下がってきて、ハエがパソコン画面やボードを叩いている手の甲にとまったりしてうっとうしいことしきりなし。

悩んでいるときには、いろいろな人に出会い話をするのが、その出口をみつける近道だとの鉄則はわかっているが、やっていないなあ。

ハルピンのローリーさんが自然保育をテーマにした幼稚園を創設するという、そのスタッフ研修の依頼が来ている。教育ベースはシュタイナー教育だそうだ・・、モンテッソリー教育というのもあるようだが、それらをちゃんとわかっていないなあ・・。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お~!!! 懐かしや!!!

2018-09-26 20:38:24 | 日記

プリント写真から転写したんだろうか。実に懐かしい写真をデーターで頂いた。

札幌新川にあった複合温泉レジャー施設「ビックシップ」。私の最初の転職だった。30歳頃だったか、新卒で就職した貿易会社で社長とぶつかっちゃって、「もうやってられない」と退職。そんな私を拾ってくれたのが、とある不動産会社。ときはバブル景気の真っ最中。事業開発部という職場に入ってすぐに、この健康レジャー温泉施設の開発計画に携わった。担当役員にスタッフ3名という小隊からスタートして、3年後にはパート・アルバイトを含めて400人規模の施設のオープンから創業期には現場スタッフもした。昭和末期で、オープンするかしないか、その準備が間に合わないと焦ると同時期、昭和天皇崩御と競争だった(不謹慎であったが、重篤でご入院中にはオープンできない、少しでも長生きして欲しいと願った・・・。)

人生のあらゆる体験をさせてもらったような4、5年であった・・。 開業準備室では、あらゆる調度品の見積もり計算をするためにさまざまな業者と接触した。前職の貿易営業も役にたった。 建築屋はもとより、調度品、家具、什器、厨房機器、ユニホーム、スポーツジム機器、入浴資材・・・、 自前のランドリーを作るためにクリーニング屋にも実習に行き、どんな機械が何台必要かの積算もした。 どんな職種役割の従業員が何人必要かのシフトシュミレーションと人件費の算出。求人作業、広告宣伝の企画となんでもやりながら、準備室のスタッフも徐々に増やした。そして、オープン後に責任者となる予定のスポーツクラブのスタッフ・インストラクター・フロントのヘッドハンティング。

めちゃくちゃに忙しかった開業。1週間は泊まり込みで,浴衣・タオルの洗濯・折り畳み、飲食コーナーの皿洗い,いちゃもんつけに来るヤクザの対応、果ては、館内イベントの着ぐるみ劇で被り物つけて舞台にも立った・・・。

健康ランドと称しつつも、スポーツクラブは平日は夜12時まで、祝日前は午前2時までの営業。 10時出勤の明け方帰宅の毎日であった。スタッフにとっては不健康ランドであった・・・な。

あげくのはては、 正しくバブリーそのもので、開業1年半後には、リストラ計画とその実行まで担当した・・・。

激動の数年であった。 一方、この時代に水泳教室に通う子ども対象に、初めて野外キャンプを有償で始めたのであった。

昭和時代の終盤をぎっしりと詰め込んだようなレジャー施設だった。 喜怒哀楽に溢れ、仕事に必要な能力を一気に叩き込まれた数年であった。 

この体験、仕事がなかったら、今のアタシは形成されなかっただろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チルデンの教え

2018-09-25 17:47:50 | コラム風味

この夏も子ども達を連れて森のガイドを何度もしました。小学校の宿泊体験活動であると、教科学習(つまり、理科や社会、算数)も意識してガイド(インタプリテーション)するように心がけています。 

ある子から、私のガイドは楽しかったというお手紙をもらいました。 他にカヌー体験や海の飛び込み体験などインパクトの強い活動がありますので、それから比べると森の散策は地味ですから、それが印象に残ったと書いてくれたことはガイド冥利に尽き、20数名中からけっこう複数の子から好感想をもらったので、とても嬉しいことでした。

が、 その中に 「ボクの思い出は、ブナの森でいろいろと教えてくれました(ことでした)。ボクの中で一番びっくりしたことはコロポックルです。なぜならトランプみたいに出てくると言ったからです」 という感想がありました。

自然ガイドの鉄則と言われるものに 「チルデンのインタープリテーションの6原則」というものがあります。 もう100年以上前かな、アメリカでインタープリテーションという概念を整理したチルデンさんという方が居て、その格言なのですが、 その中に、

「インタープリテーションは、ビジターの個性や経験と関連づけて行わなければならない」

「インタープリテーションの主眼は、教えることではなく、興味を刺激し、啓発することである」

という言葉があります。

その意味するところからは、彼が多いに関心を持ってくれたので、成功といえます・・・。 また、

「インタープリテーションとは、相手の一部だけでなく、全人格に訴えるようにしなければならない」という、ちょっとわかりにくい格言もあるのですが、まあ、この場合は、それができたということになるなと、自己評価・自己満足しています。

が・・、 こういう格言もあります。

「インタープリテーションは、単に知識や情報を伝達することではない。インタープリテーションは啓発であり、知識や情報の伝達を基礎にしているが、両者はイコールではない。しかし、知識や情報の伝達を伴わないインタープリテーションはない」といものもあります。 これは、科学的にも正しいことを伝える必要があるといった戒めでもあるわけです。

この格言に照らし合わせると・・・、 彼は私が提示したオオウバユリ(大姥百合)の実なのですが、この感想文面からみると、どうも彼はその名前をコロポックルと覚えてしまった可能性があります・・・。

私は、この植物の正式名は話しましたが。「実の中に綺麗に並んでいる種子がまるで小さなトランプみたいだ。だから、私は、コロポックル(北海道の小人伝説)のトランプと呼んでいる」と、あくまでも私の主観的なインタープリテーションであったのですが、彼にはその内容のほうが衝撃的に残ってしまったようだ・・・。

子どもに抽象的な話をするときは、十分に注意しないといけないな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨天中止

2018-09-24 09:06:29 | 日記

たいして降っていないのですが、町からの委託事業なので、催行決定可否は行政側。

朝、開始1時間以上前に中止決定。 わかりやすくていいね。 

主催事業であれば、かなり迷うな、きっと。そして、やろう!ということになるだろう・・・。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元気いちばのOchanova

2018-09-23 13:18:55 | 日記

そとで実施するのは、今年はこれが最後かな・・・。 どの家庭菜園も今年は生育が悪く、野菜の売りものがな~い。が、M爺さんが朝5時起きで、山わさびを山ほど掘り出して来てくれました。  集落の年寄りの茶話会になっています。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルちゃん滞在

2018-09-22 10:23:56 | 来訪者

 イスラエルの学生 ガルちゃんが1週間のボラ滞在(とは言え、本人の希望もあり2日間は函館未来大学へぺんちゃんと行きましたが)を終え、今日午後、さきほど去りました。 道の駅からヒッチハイクをして千歳を目指し、明日は東京へ。東京では大学の交換留学で来ていましたが、今月末には帰国するそうです。

思えば、4年前ほど、私が出張帰りにドイツ人ふたりをヒッチハイクで拾い、その紹介でアルジェリア系ドイツ人のアブちゃんが自然学校に来るようになり、そのアブちゃんの友達としてガルちゃんが来たのでありました。 彼はまた友人を紹介してもいいかと言い残したので、またまだ、この友達連鎖は続くでしょう・・・。 類は類を呼ぶで気のいい奴らだから、まっ、いいか・・・。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千年病院森林療法

2018-09-21 10:22:47 | プログラム 自然療育

今年は3回だけの千歳病院での森林療法時間です。

精神科の病院で認知症ケアの施設も経営しています。入院患者さん、外来患者さん、認知症ケアの参加者等 15人ほどが参加されました。 療法に位置づけられた行為でもありますが、担当医からのmustの治療ではなくて、療法士さんがついて、患者さん利用者さんに選んでもらう療法というカタチをとっています。

森林療法といっても特別なことをするわけではありません。 病院の裏手にある林をちょっとだけお散歩して、身体をリラックするために気功(まがいな?)をしたり、新呼吸、大きな声を出してみたり、敷物を敷いて地面に寝てみたりといつもとちょっと違う自然ふれあいをして、青空広場・OCHANOVAで ハーブティや足湯手浴をし、焚き火の薪をノコギリで切り、ジャガイモを焼いて食すると、人と人とのふれあいを大切にした場づくりをしてみなさんに過ごして頂いています。

みどりの中で新鮮な空気を味わうこと、いつも違う人と関わりを持つことが、精神的、肉体的機能にも良い影響があろうと思います。 もちろん、病院、医師の積極的な関わりも必要だと思います。 今回、拒食症の女性がいたそうなのですが、医療者でない私たちにはプライバシーの問題もありますので、具体的な個々人の情報が伝わっていません。そんなところはちょっと歯がゆくもあるのですが、担当療法士さんや病棟の看護師さんも付き添うので、そのあたりはおまかせして、私たちは場と雰囲気づくりに徹しています。

もっと頻繁にやったほうが効果も高いとも思われますが、ボランティアではないので予算の問題もあります。ただ、処方される医療行為でもあるので、病院経営側からみれば、参加者が増えれば回数も増やしてゆけるということにもなります。 本年度はこれで終了ですが、来年度も2~4回の実施を続けてゆく方向ではあります。

                   

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする