大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

南海電鉄 孝子駅!

2019年04月26日 | 

大阪府泉南郡岬町にある孝子駅は、難波駅と和歌山市駅とを結んでいる南海電鉄南海本線(64.2km)の駅です。
もともとは南海鉄道の臨時駅として1910(明治43)年に開業しましたが、その後、1915(大正4)年4月11日に常設駅となりました。

相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
小さなコンクリート製の駅舎が上りホーム(難波方面行きホーム)にあり、下りホームへは構内踏切で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降客数は133人で、これは南海電鉄の全100駅中93位です。 また、南海本線の中では45駅中45位で、最も利用客が少ない駅です。

この孝子駅は大阪府最南端にある駅で、大阪府と和歌山県の府県境に位置しており、南海本線の駅の中では最も停車する列車の本数が少ない駅です。
また、北隣のみさき公園駅とは4.4km離れており、南海本線では駅間距離が最も長い区間です。

孝子駅が属する南海本線は、大阪市~和歌山市間の都市間輸送を担う近郊路線ですが、空港線を経由する関西国際空港へのアクセス路線、さらには、和歌山港線を経由する和歌山港へのアクセス路線の性格も帯びており、和歌山港 - 徳島港間を運航する南海フェリーと本州四国連絡ルートを形成しています。

  <孝子駅の年表>

 ・1910(明治43)年:南海鉄道の臨時駅として開業
 ・1915(大正4)年4月11日:南海鉄道の常設駅となる
 ・1944(昭和19)年6月1日:戦時体制下の陸上交通事業調整法に基づき、南海鉄道が関西急行鉄道と合併して近畿日本鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が旧・南海鉄道の路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・1999(平成11)年4月1日:スルッとKANSAI対応カードの取り扱い開始
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」・「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2012(平成24)年4月1日:駅ナンバリングの導入
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始で Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(踏切上から和歌山市駅方面を望む)

 
(難波駅方面を望む)

 
(孝子駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年12月15日



最新の画像もっと見る