大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

神戸電鉄粟生線 三木上の丸駅!

2015年06月28日 | 

兵庫県三木市にある三木上の丸駅は、鈴蘭台駅から粟生駅までを結ぶ神戸電鉄粟生線(29.2km)の駅です。 もともとは三木電気鉄道の三木東口駅として、1937(昭和12)年12月28日に開業しました。

4両分の有効長の単式ホーム1面1線を有する無人駅です。

2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は411人です。

三木上の丸駅が神戸電鉄粟生線は、鈴蘭台駅~木津駅間の急峻な50‰の勾配を越え、神戸市西区から三木市を中心に広がる住宅地と神戸市の中心部を結ぶ通勤・通学路線で、1990年代初頭までは輸送人員が伸びていましたが、1990年代後半から路線バスとの競合などが影響して輸送人員は激減し、2000年代に入るとついに路線の存続が困難な状態に陥りました。 その後も慢性的な赤字を抱えて状況は悪化の一途を辿り、危機的な状況が続いています。

 <三木上の丸駅の年表>

 ・1937(昭和12)年12月28日:三木電気鉄道の三木東口駅として開業
 ・1939(昭和14)年4月1日:駅名が上の丸駅に改称される
 ・1947(昭和22)年1月9日:神戸有馬電気鉄道と合併して神有三木電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1948(昭和23)年10月1日:駅名が三木上の丸駅に改称される
 ・1949(昭和24)年4月30日:社名が神戸電気鉄道に変更され、同鉄道の駅となる
 ・1988(昭和63)年4月1日:社名が神戸電鉄に変更され、同社の駅となる
 ・2007(平成19)年4月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2011(平成23)年3月1日:喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化

 

 

 


 撮影年月日:2012(平成24)年5月10日


JR和田岬線 和田旋回橋!

2015年06月28日 | 鉄道

JR西日本の兵庫駅と和田岬駅とを結ぶ山陽本線の支線である通称・和田岬線(2.7km)は、その中間あたりで兵庫運河を渡りますが、この運河に架かっている橋梁が和田旋回橋で、日本で最も古い鉄道可動橋です。

この和田旋回橋は橋長15.5mで、現在は回転機構がすべて撤去されて固定されていますが、かつては運河を船が通過する時、橋のプレートガーダー部分が橋脚を軸にして90度回転し、船の航行の邪魔にならないようになっていました。
回転させるための駆動方式は手動方式であったと推定されています。

 
(和田旋回橋)

 

 
(この橋脚を軸にプレートガーダー部分が回転していました)

 

 


 撮影年月日:2000(平成12)年11月5日