和弥のノンアルコールライフ

酒の無い日常をここで語りましょう。

止血への道

2019年03月07日 06時26分33秒 | 日記

今朝は雨も上がっている、夕方から降り出したのだったが、一時的に雨脚が強かった。いよいよ南紀に多い雨になってきたなぁ。

昨日は丸ちゃん、Fさんと3人の厨房だった、Yさんはお葬式に出席でお休み。一連の作業は順調に進み、おいらは隣の鮮魚の棚を見ていた。さすが鮮魚、海の近い地域性を活かして色んな魚が置いてある。おいらの知らない珍しい魚もあったが、これは地域限定で販売されていて、地元のお客さんに愛され消費されていくのだろう。そんな時、ふと「明太子」が目にとまった。消費期限は明後日までの表示で、明日には割引シールが貼られる。「もったいないなぁ・・・」

で、早速鮮魚の作業場を訪れ、責任者のYおじさんに「あの明太子、明日半額ですよね?スチコンで焼いて売りませんか?」って問うてみた。Yおじさんは「良いよ、持って行けよ。」って快諾してくれた。隣にいたSおばさんは「手間がかかるのに、良いの?」って聞くので「5分で焼けますよ!廃棄になるくらいなら焼いて売りましょう、値札は鮮魚で良いですよ。」ってんで、1パック頂いて早速スチコンで焼いてみたのだった。

上ヒータ温度220℃、下240℃、SH(加熱蒸気)300℃、スチーム大、時間は5分に設定しての試作だったが、破裂せずに焼けている!小さくカットして試食し、Fさん、丸ちゃんも口を揃えて「うまいね!」との返事だった。それで鮮魚の皆さんにも「こんな感じですが、試食お願いします。」って、食べてもらうと好評だった。

その後、Yおじさんと話し合い、商品化へ決定となった。ただ、N主任が休みだったので、商品の所属や値段付けはSおじさんがN主任と後に協議されるとの事だった。

所属などどちらでも良い、鮮魚の売り上げか総菜かの違いだ。半額や廃棄になるのなら、各部門の連携でそれを阻止する。それが総合力の発揮であり、止血への道なのだと思い、Sおじさんの理解に感謝したのだった。でも売れるかな?(笑)