GOSEO BLOG

2-0が怖いのではない、お前達の勘違いが怖い

父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない 読了 自分用メモ

2019-11-24 22:31:23 | 本と雑誌

橋本治が書いたおそらく最後の本であろう「父権制の崩壊 あるいは指導者はもう来ない」を読み終わった。

 

´89で昭和が終わった、これからは自分の頭で考える時代だと宣言した橋本さんは、その後30年続いた平成でどのように発展?したのかなと、えらそーな立場で眺めるように読んでみた。

 

結局は風合いは変わってない、が第一印象。橋本治にとっての実践は時評ではなく小説・文学の世界だったのかな、だったら源氏物語や平家物語を読まなくちゃと思うものの、自分はやはり橋本治の時評ものを求めていることが改めて確認できた。本当は小説を読まなくちゃならないんだろうけど源氏や平家は老後に読めばいいと思う。時間かかるし。

 

我が身を振り返り「実践」で考えさせられるのは、今バキバキに実践に走るのが長岡藩で機関銃をぶっ放す陽明学の徒、河井継之助みたいになってしまうんじゃないかということ。あれは豪快に突っ走ったものの長岡の庶民に与えた被害は甚大だったと思う。でもそんなもじもじをやるべきことをやらない言い訳にしてはならないとアドラー心理学が言い、プラグマティズムのプラグは点火プラグのプラグだぜと内発と能動を発動させ会議でドビュッシーやサティを持ち出したのは更に勢いつけてやろうと、ナベプロ長岡藩でできる範囲で(ヒデちゃんレベル3による抑制)。と、自分用に書いておく。

 

実践。相変わらず日々テレビでは桜を見る会騒動等のバカらしさを見せてもらっているので、ああこれが宮台真司の言っていた「まかせてブーたれるから引き受けて考える」の契機なんだなと思って実務に励む。今後も終わり無く続くバカなニュースはすべてこれにつなげればいい。指導者はもう来ない。


一話できる

2019-11-16 15:51:22 | 日記

山岡「来い!本物の唐揚げを食べさせてやる」

山岡と官邸幹部、幻の地鶏を扱う山岡の知り合い(親父の人脈)の所へ飛ぶ(会社の経費で)。

官邸幹部「これが唐揚げとは!なんてうまさなんだ!会費を安くする引き合いに唐揚げを出した私が間違っていた」

翌日の東西新聞紙面「内閣総辞職、桜を見る会の会費は税金を使った公職選挙法違反」

 

これでプロットができた。桜を見る会騒動に端を発した「唐揚げは安い食べ物」との風評被害に悩んでグレた唐揚げ店の息子が街で暴れるのを止める栗田、その後その息子が運転するバイクに乗って地鶏を取りに行った挙句更生とか適当なエピソードをつければ、一話できる。

 

原発事故の際メジャー誌に放射線の影響による鼻血を描いたガチ反体制の雁屋哲ならやってくれる。その後勢いがついて久兵衛店主と唐揚げ屋店主が戦う「寿司vs唐揚げ」もできるかもしれない。久兵衛の鮨をありがたがって食べる議員をくさす山岡が見える。


唐揚げが流れ弾をうけている

2019-11-16 11:56:36 | 日記

かつてO157を疑われたカイワレ大根の潔白をアピールするため菅直人がカイワレをドカ食いするパフォーマンスをやった時、それを見ていた側近議員が「カイワレだけでよく食えるな・・」と率直な感想を述べたのが大変に面白かった。

 

間抜けさが隠しきれずに漏れ出してしまう部分の面白さ。

 

今回の桜を見る会騒動では唐揚げが流れ弾を受けていて面白い。嘘を取り繕うためとはいえ、国を動かす官邸幹部が忘年会幹事のノウハウのようなことを述べてしまう。嘘を取り繕うためだけにコストダウン策として持ち出されてしまった唐揚げはいい迷惑だろう。

 

野党も同様に間抜けな「桜を見る会追及チーム」というのを立ち上げたそうだがせいぜい頑張ってもらいたい。ガソリン値下げ隊よりは効果があるだろう。