私が眠ったまま失礼していましたのに、何度も寝顔を覗いてくださった皆様、有り難うございました。
おそるおそる目を開けると、何と世界はとんでもない方向に進んでいるではありませんか。
テレビや新聞で取り上げる米トランプ大統領の言いたい放題、やり放題のむちゃくちゃ発言と大統領令にサインする映像ばかりが飛び込んできます。そしてイスラム系の入国禁止はもちろん、メキシコ国境に不法入国をさせないための壁を作るというのですから正気の沙汰ではありません。
やることなすこと無茶苦茶なのですが、その根底にあるのはアメリカ国内を犠牲にしてまでも世界の秩序維持に肩入れしてきたというアメリカ国民の不満を代弁しているところも有ります。テロに関してもアメリカが弱腰でやってきたとの批判に応えたいのでしょう。
「メキシコ国境の壁の費用はメキシコへの関税20%アップで支払わせる」と言うトランプ大統領に対して、「その関税で高くなった代価(壁の建設費)はアメリカ国民が払うものだ」と反論したメキシコ外相の方が1枚上手のようにも見えます。
このところの予算委員会でも日米首脳会談で「トランプ大統領の言いなりになるな」という声が与野党を問わず出てきます。安倍総理もトランプ大統領に見放されたくはないし、かと言って金魚のウンコでは次の総裁選挙が危うくなるし、頭の痛いところでしょう。
湯崎知事はトランプ大統領にも広島訪問して欲しいと言っていましたが、今のトランプさんにはあまり来て欲しくありません。もっとマシになれば別ですけど。
それにしてもアメリカ大統領選挙でアメリカ国民が選んだのは、まさに「ジョーカー」だったようです。
日本では「ばばぬき」というゲーム名がありますけど、不思議に「じじぬき」とは言いません。「じじ」なんて物の数ではないということでしょうか。
久々にこれだけ書きましたが、まだまだ本調子にはほど遠く、「気まぐれ辛口」はウイークリー程度でぼちぼちリハビリを始めてみます。