富士急が伊豆箱根鉄買収す

伊豆箱根鉄道、芦ノ湖遊覧船を富士急に
売却　経営効率へ船３隻と４港　富士急
は箱根エリアの観光事業参入へ
10/4(火) カナロコ 

伊豆箱根鉄道から富士急行に売却
される芦ノ湖遊覧船

伊豆箱根鉄道（静岡県三島市）は、芦ノ湖
（箱根町）で運航する観光遊覧船事業を
富士急行（山梨県富士吉田市）に売却す
ることで合意したと発表した。新型コロ
ナウイルスの影響で観光客数が減少する
中で伊豆箱根は経営効率化を狙い、富士
急は箱根エリアの観光事業へ新たに参入
となる。

伊豆箱根は１２月に遊覧船事業を新会社
「芦ノ湖遊覧船」に分割した上で、来年３
月に新会社の全株式を富士急に売却すると
いう。

現在運航している遊覧船４隻のうち定員
７００人の３隻（１隻は廃船）、船が停泊
する湖尻、箱根園、元箱根、箱根関所跡の
４港などを富士急に売却する。一方で元箱
根港と箱根関所跡港で営む飲食店などは引
き続き伊豆箱根が経営する。

プロ棋士と対局できる「湘南ひらつか
囲碁まつり」　４年ぶり開催　
名産品販売も
10/5(水) カナロコ 

「湘南ひらつか囲碁まつり」で
プロ棋士との対戦を楽しむ参加者ら
＝紅谷パールロード商店街
（過去の開催から）

「囲碁のまち」を掲げる平塚市で恒例の
「第２５回湘南ひらつか囲碁まつり」が
９日、紅谷パールロード商店街（同市紅
谷町）で４年ぶりに開催される。プロ棋
士と対局できる７００面の多面打ち大会
をはじめ、囲碁教室や名産品販売など多
彩な企画で盛り上げる。

囲碁まつりは、同市内の自宅に囲碁道場
を開き、多くのプロ棋士を育てた木谷實
九段の功績をたたえるとともに、囲碁文
化の普及・振興を目的に始まった。

２０１９年は台風、２０年から新型コロ
ナウイルス感染症により２年連続で中止
を余儀なくされ、４年ぶりの実施となる。

感染症対策で従前の千面打ちを７００面
に変更。木谷門下会の関係者や日本棋院
棋士のプロ棋士ら総勢６６人が参加し、
視覚障害や聴覚障害、脳性まひのある人
たちも対局に招待する。市文化・交流課
は「例年は全国から訪れ、囲碁ファンの
期待もある。感染症対策を図りながら実
施したい」と話している。

参加対象は１９路盤で打てる人。対局チケ
ットは千円で締め切りは８日まで。申し込
み・購入の詳細は市ホームページ。

鉄道１５０年　発祥の地・横浜で
催し続々　横浜駅構内で京急や相鉄
など合同イベント
10/5(水) カナロコ 

横浜駅に乗り入れる６社局合同
記念台紙のイメージ
（ＪＲ東日本提供）

日本の鉄道が１４日に開業１５０年を迎え
るのに合わせて、発祥の地・横浜でさまざ
まなイベントが開催される。横浜駅に乗り
入れる鉄道各社が合同で記念台紙を作成し
たり、周辺の商業施設とスタンプラリーを
企画したり…。主催者らは、「さまざまな
イベントを通じて１５０年を盛り上げてい
きたい」と意気込んでいる。

【動画】鉄道開業１５０年記念の臨時列車　
横浜駅で出発式

日本最初の鉄道は、１８７２（明治５）年
１０月１４日に新橋─横浜間で開業した。
これを記念し１６日には、横浜駅に乗り入
れる６社局（ＪＲ東日本、京浜急行電鉄、
相模鉄道、東急電鉄、横浜市交通局、横浜
高速鉄道）が、同駅構内で合同イベントを
行う。

京急の「けいきゅん」、相鉄の「そうにゃ
ん」など各社局のキャラクターや駅長が
集結。質問や記念撮影に応じるほか、オリ
ジナルグッズの販売、写真展示、子ども用
の駅長制服を着用しての記念撮影などを実
施する。当日までに６社局の入場券（２社
局は普通乗車券）を集めると、合同で作成
した記念台紙が引き換え場所でプレゼント
される。

横浜赤レンガ倉庫でクリスマスマーケット　
期間中にリニューアルオープン
10/5(水) カナロコ

赤レンガ倉庫クリスマスマーケット
（過去の開催の様子）

横浜赤レンガ倉庫（横浜市中区）は１１月
２５日から１２月２５日まで、本場ドイツ
を感じる伝統的なクリスマスマーケットを
開催する。

【写真で見る】
光に彩られた赤レンガ倉庫クリスマス
マーケットの会場

イベントシンボルである高さ約１０メート
ルの生木のクリスマスツリーに光がともり、
ドイツ製のヒュッテ（木の小屋）やオブジ
ェなどの装飾で会場を彩る。

グリルソーセージやワインなどの本格ドイ
ツ料理やクリスマスメニュー、クリスマス
リースや恒例のオリジナルマグカップを販
売する店が並ぶほか、各種ワークショップ
も展開される。

２０１０年から開催し、今回で１３回目。
イベント期間中の１２月上旬には、現在休
館中の横浜赤レンガ倉庫１号館、２号館が
初のリニューアルオープンを予定している。

横浜市のふるさと納税返礼品　
「飛鳥Ⅱ」クリスマスクルーズを追加
10/5(水) カナロコ 

飛鳥Ⅱ

横浜市は、ふるさと納税の返礼品として、
横浜港大さん橋国際客船ターミナル発着
のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」のプランを加えた。

返礼品は１２月１０、１２日発の二つの
クリスマスクルーズ（各２泊３日）で、
２名１室のプラン。寄付額は同市のこれ
までの最高金額１００万円を上回る１４０
万円からで、市は「横浜に船籍を置く
『飛鳥Ⅱ』ならではのホスピタリティー
あふれる船上体験を通じ、港や客船と共
に歩んできた横浜の魅力を感じてもらい
たい」と寄付を呼びかける。

ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」
で申し込む。

改良型リニア新幹線、最高時速５００
キロを体験　実験線で報道向け試乗会
10/5(水) カナロコ 

報道陣に公開されたリニア「Ｌ０系」
改良型＝山梨実験センター

ＪＲ東海は５日、山梨県都留市の山梨
実験センターで、リニア中央新幹線の
試験車の試乗会を報道機関向けに開いた。
約１００人が最高速度５００キロを体験
した。

【動画と写真】出発から２分半後に時速
５００キロに達した改良型リニア新幹線

車両は従来の「ＬＯ系」の改良型で２０
２０年８月に導入した。先端は空気抵抗
を減らすため、丸みを帯び、内装は白を
基調としている。

試乗車両は発車後すぐに時速１５０キロ
に達し、飛行機の離陸時と同じように車
輪走行から浮上走行に切り替わった。出
発から約２分半で最高速度の時速５００
キロに達した。

この日は県内を横切る上野原－笛吹市間
４２・８キロの実験線を複数回折り返し
て走行した。

海上自衛隊の護衛艦「いずも」
「たかなみ」が横須賀帰港　
環太平洋演習に参加
10/5(水) カナロコ 

横須賀基地に帰港した海上自衛隊の
ヘリコプター搭載護衛艦いずも
＝５日午前８時２０分ごろ

海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦
「いずも」と護衛艦「たかなみ」が５日
午前８時半ごろ、母港の横須賀基地（神奈
川県横須賀市）に約４カ月ぶりに帰港した。

【動画】
護衛艦「いずも」「たかなみ」
帰港時の様子

両艦は６月１３日に出港後、厚木基地
（大和、綾瀬市）の哨戒機Ｐ１などとと
もに、米ハワイ周辺の海域で開催された
世界最大規模の演習「環太平洋合同演習
（リムパック）」に参加。このほか米豪
印韓、カナダの海軍艦艇などと共同訓練
を行っていた。　

いずもは全長２４８メートル、基準排水量
１万９５００トンで海自艦艇で最大。現在、
最新鋭のステルス戦闘機Ｆ３５Ｂを搭載す
るミニ空母化へ、同型艦の「かが」ととも
に段階的に改修を進めている。

海自は創設７０周年を祝う国際観艦式を
１１月６日、相模湾で無観客で実施する。
横須賀基地では１０月２９、３０日に艦艇
の一般公開も予定している。

「喫茶・スナック・レストランフェア」
横浜産貿ホールで開催　先着プレゼントも
10/5(水) カナロコ 

神奈川県喫茶飲食生活衛生
同業組合のホームページ

飲食関連の事業者が商品や食材を出展する
「喫茶・スナック・レストランフェア」が
５日、横浜産貿ホール（横浜市中区）で始
まる。取れたて野菜の直売会をはじめ、鉄
板焼きやソフトクリームの試食コーナーを
設け、食の魅力を発信する。入場無料、６
日まで。

【動画】ハンバーガー日本代表へ、
８店バトル　横須賀で予選会

会場には、飲食事業にまつわる約３５社・
団体がブースを設置。試食や試飲の企画だ
けでなく、飲食店経営に欠かせないガス機
器や消防設備、おしぼりや業務用テーブル
なども展示する。金融機関の相談コーナー
も用意し、飲食店の開業希望者らにアドバ
イスを送る。

県喫茶飲食生活衛生同業組合（同）の主催、
神奈川新聞社などの後援。新型コロナウイ
ルス禍で一昨年度は開催を見送り、昨年度
は規模を大幅に縮小したが、節目の５０回
目となる今回は例年通りの形で企画した。

午前１０時～午後５時。両日とも先着100人
に真空の保存容器（４千円相当）をプレゼン
トする。同組合の八亀忠勝理事長は「気軽に
立ち寄って楽しんでもらえたら」と話して
いる。