植松被告が控訴取り下げ
やまゆり園事件、死刑確定へ
3/30(月) カナロコ
横浜地裁
県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原
市緑区)で2016年7月、入所者と職員計45人
が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われ、一審
で死刑判決を受けた元職員植松聖被告(30)が30日、
弁護側の控訴を取り下げた。横浜地裁が明らかにした。
控訴期限を迎える31日午前0時で被告の死刑が確定
する見込みとなった。
被告の弁護側が27日、死刑判決を不服として控訴し
ていた。被告は公判で「控訴はしない」と明言。判決
後の神奈川新聞社の接見取材でも、自ら控訴を取り下
げる意向を示していた。
刑事訴訟法では、控訴を被告が取り下げた場合、弁護
人が再度控訴することを認めていない。判決確定後に
弁護人が取り下げの無効を申し立てることはできるが、
認められた例はほとんどない。
判決によると、被告は16年7月26日未明、やまゆり
園に侵入し、包丁で突き刺すなどして入所者19人を
殺害したほか、職員2人を含む26人に重軽傷を負わせた。
粛々と明日にも
刑を執行して欲しい。
法務大臣はすぐに
はんこを押せ
しかし、ここでも言われているが、
被告の意向に関係なく、
弁護側が控訴できる仕組みと
いうのはよくわからない。
まだ恥さらしが延々と続くのか
と思ってた。どきどきしたわ。
即日執行、出来ないのなら
法務大臣やめろ。
死刑確定はわかったから
明日にでも執行していただきたい。
願わくば日本独特の絞首刑より
八つ裂きの刑
公開処刑、
市中引き回しの上、磔刑
春風亭一左さん
秦野初の真打が誕生
ふるさと大使にも就任
タウンニュース
昨年10月にタウンニュースホールに出演
した一左さん
秦野市出身の噺家、春風亭一左さん=人物風土記で
紹介=が3月21日、噺家として寄席でトリを務める
ことができる真打に昇進した。秦野生まれの噺家は
一左さんただ一人で、秦野市初の真打誕生となった。
真打とは前座見習い、前座、二ツ目と昇っていく落語
界の最高位。真打の語源は諸説あるといわれているが、
昔の寄席の高座には照明用に蝋燭が立っていて、寄席
が終わると最後の出演者が蝋燭の芯を打つ(切って
消す)ことをしたために「芯打ち」といわれ、縁起
を担いで字を「芯」から「真」に換え、「真打」と
なったとされる。寄席で一番最後に出るトリを務め
る資格をもつほか、師匠として弟子をとることがで
きる。
一左さんは25歳で春風亭一朝師匠に入門。下働きか
ら始め、コツコツと芸を磨いてきた。古典落語一本
で歩んできた一左さんは女性が出てくる話や夫婦物
など罪のない滑稽噺を得意としている。地元秦野で
も様々なところで落語を披露。円熟の話術で市民を
楽しませてきた。
「生活しやすい、住みやすい。だから伸び伸びと成長
できた」と地元秦野を評す一左さん。秦野の豊かな
自然が落語の土台にあるという一左さんは「さらに
多くの地元の人たちに落語の魅力や楽しさを知って
もらいたい。そして地元に恩返しができれば」と真打
としての抱負を話した。一左さんの後援会の石井貞男
会長は「地元の皆さんのご支援に感謝いたします」と
話した。
3人目の「ふるさと大使」に任命
秦野市は落語界最高位の真打に昇進した一左さんを、
秦野市に関する情報発信と魅力を幅広くPRしても
らう「はだのふるさと大使」に任命した。一左さん
の大使就任は、俳優・歌手の吉田栄作さん、俳優の
苅谷俊介さんに続いて3人目。5月9日(土)には
午後2時からクアーズテック秦野カルチャーホール
(秦野市文化会館)で、落語の知識や技術などを紹
介するワークショップが予定されている。
6月に秦野で披露公演
秦野市初の真打となった一左さんの真打昇進披露
公演が、6月13日(土)にクアーズテック秦野カル
チャーホールで開催される。一左さんをはじめ、
師匠の春風亭一朝氏とその一門による落語が披露
される。開演は午後2時で会場は小ホール。入場
料は全席自由で2千円(未就学児入場不可)。
チケットの発売は4月4日の土曜日午前10時から
行われる。問い合わせは同ホール【電話】0463・
81・1211へ。 ※参考資料/落語芸術協会
お母さんの似顔絵募集
4月17日まで募集
タウンニュース
タウンニュース秦野編集室では、母の日に向けて
「お母さんの似顔絵」を募集中。応募いただいた
似顔絵は紙面で紹介するほか、イオン秦野ショッ
ピングセンターに展示されます(複写を展示)。
高校生以下が対象。A4サイズまでの白紙に似顔絵
を描いてください。はがきの場合は裏面に似顔絵を
(名前は表面に)、メールの場合はなるべく高画質
で似顔絵の写真を撮影又は画像データで。別紙(メール
の場合は本文)に掲載する作者の名前と年齢、住所、
投稿者の氏名(ふりがな)、連絡先を明記し、郵送
または持参、メールでご応募ください(1人1枚)。
応募先は〒257―0003秦野市南矢名1の5の13
の4階(株)タウンニュース社秦野編集室「母の日
似顔絵」係へ。メールは件名に「母の日」と書き
【メール】hadano@townnews.co.jpへ。4月17日(金)
必着。応募いただいた個人情報は掲載後破棄、
絵は返却不可。
太鼓で元気いっぱい
上部太鼓保存会が会員募集
タウンニュース
約15人のメンバーで活動
鶴巻上部太鼓保存会(飯塚登志男会長)が現在、
会員の募集を行っている。
同会は地域にある石座神社の例大祭や鶴巻温泉春祭り
などで、約10年前から太鼓の演奏を披露。老人ホーム
などでも元気いっぱいな屋台囃子を演奏している。
練習場所は石座神社神楽殿で基本的に午後7時から。
例大祭などの1カ月前から始まる。対象は小学生から
中学生まで(未就学でも兄弟姉妹がいれば参加可)。
飯塚会長は「元気いっぱい、楽しく練習しています。
ぜひ参加を」と話す。
問い合わせは同会の佐野さん【携帯電話】090・
3536・0828へ。
コロナ対応、市長に要望
タウンニュース
中小企業支援策の拡充を 平塚商工会議所
平塚商工会議所(常盤卓嗣会頭)は19日に市役所を
訪れ、「新型コロナウイルス感染症に係る経済対策
に関する緊急要望」を行った。落合克宏市長=写真=
と片倉章博市議会議長に要望書を手渡した=写真。
混乱が続けば倒産リスクも増加することが予測され
るとし、融資制度の拡充、融資制度の柔軟な対応と
利子補給の継続、市が負担する利子補給の拡大、国
の施策への働きかけや大胆な経済財政対策の検討な
どを求めた。
マスク不足の対応強化を 市議会「しらさぎ・無所属」
平塚市議会会派「しらさぎ・無所属クラブ」=金子修一
代表・6人=は19日、落合克宏市長に「新型コロナ
ウイルス感染拡大防止に関する要望」を提出した=
写真。「市内の医療機関におけるマスク等の医薬品・
資材の供給状況を確認し、医師会等との連携により、
不足が見込まれる場合には迅速な対応ができるよう
供給体制の強化に努めること」や休校中の柔軟な対応、
休業補償の支給体制構築など3点を訴えた。
マンホール蓋考案を 小田原市、
有料でデザイン募集
3/30(月) カナロコ
小田原市が設置した北条早雲のデザイン
マンホール蓋=小田原市栄町
カードが出回るなどファンも多いマンホール蓋(ふた)
について、神奈川県小田原市は4月、自由なデザインを
有料で募集する「デザインマンホール蓋設置事業」を
始める。今月27日には市のモデル事業として「北条
早雲(伊勢宗瑞)」「風魔小太郎」のプレートマンホー
ル蓋が小田原駅周辺に登場。市は下水道への理解とと
もに交流人口の増加や観光客の回遊性向上などに期待
する。
江の島伝説イメージしたマンホール登場
ご当地キャラも
同事業は同駅周辺の銀座通り、国道255号、お堀端
通り沿いなどで市が指定するマンホール31カ所が対象。
設置期間は2年間(1年ごとの延長が可能で最大5年間)
で、製作費約4万円と月額4千円の管理費が必要。デザ
インは事前に審査を受ける。
市はこれまで、下水道事業への市民理解を深めるため、
小田原城や酒匂川の渡しなどをモチーフにしたマンホー
ル蓋を設置したほか、マンホールカードの配布や自治
体間でマンホール蓋の交換などに取り組んできた。近
年の“マンホール蓋人気”の高まりを受け、同事業を
始めることにした。
市は「どんなデザインが応募されるか楽しみ。城下町・
小田原に合ったものがくれば」と期待している。問い合
わせは、市下水道整備課電話0465(33)1623。
湯河原・万葉公園21年春刷新
足湯を温浴施設に
3/30(月) カナロコ
再整備事業で減築される予定の観光会館
=湯河原町宮上
神奈川県湯河原町の「万葉公園」(同町宮上)が来年
4月、温泉を核にした新たな観光名所に生まれ変わる。
園内の足湯施設「独歩の湯」を、貸し切り風呂や露天
風呂を備えた日帰り温浴施設にリニューアル。自然を
生かしたテラスなども整備して観光客の回遊性を高め、
滞在時間の伸長による収益増を目指す。町は2020
年度予算案に関係経費を計上し、再整備に向けた本格
的な事業に着手する。
町が公表した計画案によると、現在の足湯があるエリ
アに新施設「惣湯(そうゆ)」を建設する。貸し切り
もできる立ち寄り湯をメインに、飲食や販売なども楽
しめる機能を併設。園内には川辺や滝、岩など自然を
生かしたテラスを設置し、来園者の回遊性を高める。
園の入り口にある観光会館は一部を取り壊して広場とし、
残る施設は改装して活用する。
町観光課などによると、万葉公園は1971年に都市
公園として開園。湯河原温泉発祥の地とされる温泉場
地区の中心に位置し、「日本の歴史公園100選」に
選ばれるなど観光名所として存在感を放ってきた。
近年は宿泊施設減少などに伴う観光客の落ち込みを受け、
昼間の滞在場所づくりが急務に。町は再生、活用方法に
ついて2016年度から検討を進め、民間提案による
収益還元型の整備手法「パークPFI制度」の導入を
決めた。19年の事業者公募で、全国で宿場町や古民
家の再生事業を手掛ける「NOTE」(兵庫県丹波篠
山市)などのグループが担うことを決めていた。
20年度当初予算案には約12億3100万円を計上。
4月以降は設計と工事を並行して進め、21年4月の
オープンを目指す。
町は「温泉地の観光の中核として、ゆったりと滞在し
てもらえる公園にしたい」。町の委託を受け同園を
管理・運営していた湯河原温泉観光協会も「地域の
魅力アップにつながれば」と新たな“町の顔”誕生
に期待を寄せている。
いつ平常の箱根に… 外国人客激減、
不安隠せぬ関係者
神奈川新聞 2020年03月22日
新型コロナウイルス感染拡大の影響が、県内の主要
観光地を直撃している。噴火警戒レベル引き上げや
台風19号による鉄道寸断で打撃を受けてきた箱根は、
ウイルス禍で外国人観光客が激減するなど新たな苦境
に直面。「いつになったら平常の箱根に戻ってくれる
のか」。関係者は終息が見えない脅威への不安を隠
せずにいる。
外国人観光客が大幅に減少した大涌谷
=17日、箱根町仙石原
「外国人の団体客が軒並みキャンセルし、個人客もほ
とんどいない」。大涌谷の名物「黒たまご」を売る土
産物販売店の店員は、「売り上げ的に非常に厳しい
状況」とため息を漏らす。
春の観光シーズンにもかかわらず、中国や韓国をはじ
めとする外国人が記念撮影する姿はほとんど見られず、
富士山にまつわる日本のみやげ物などが売れることも
ない。長期休暇の学生たちは訪れるものの、消費額の
多い外国人客の激減が大きな痛手という。
大涌谷と桃源台を結ぶ「箱根ロープウェイ」も1、2月
の利用者数がともに昨年に比べ約22%減少した。背景
には、昨秋の台風による土砂崩れで橋脚が流失するなど
した箱根登山鉄道の運休に加え、ロープウエー内に利用
客が密集することへの懸念があるとみる。
感染拡大を受けた自粛ムードは、町内のさまざまな観光
産業に深刻な影響をもたらしている。
「休日の客数はいつもの半分くらいに落ち込んだ」と話
すのは、同町湯本にある飲食店の女性従業員。来店客に
は入店時のアルコール消毒を求めており、感染防止策の
徹底で不安解消に努めている。
一方、宿泊施設も期間限定の格安プランを打ち出すなど、
宿泊客の減少を抑えるための対応に追われる。強羅に
あるホテルは事前予約した宿泊客への割引を検討して
いるといい、担当者は「稼働率は3、4割といったと
ころ。早く回復してほしいが…」と不安を口にし、続
けた。「こういうときに来てくれるお客さんを大切に
したい」
鎌倉は客足回復の兆し
都心から近く 屋外で安心?
新型コロナウイルスの影響で鎌倉でも観光客の足が遠
のいているが、3月中旬ごろから客足が少しずつ戻って
きた。外国人観光客は減ったとみられるが、自粛ムード
の中、ひとときの息抜きを楽しもうと日本人観光客数が
回復する兆しが見えてきたという。