川崎中1殺害事件 被告少年(加害者)の両親「深く反省を」
2月4日
去年2月、川崎市の河川敷で中学1年の男子生徒を殺害した罪などに問われている
19歳の少年の裁判員裁判で、4日、被告の少年の両親が証言し、「もっと息子と
関わっていればよかった。息子には深く反省してもらいたい」と述べました。
注・加害者の父親は在日韓国人で、母親はフィリピン人だといわれいる。
去年2月、川崎市川崎区の多摩川の河川敷で、中学1年生の上村遼太さん(当時13)
が殺害され、逮捕起訴された少年3人のうちリーダー格とされ殺人などの罪に問われ
ている19歳の少年の裁判員裁判で、4日、被告の少年の両親が法廷で証言しました。
この中で、少年の母親は「息子と会話が足りなかった」と話し、父親は「息子の飲酒
や友人関係についてはチェックできていなかったし、把握していなかった」と述べま
した。そのうえで、父親は「息子ともっと関わっていればよかった。息子には深く反
省してもらいたい。遺族にはできる範囲で一生つぐなっていきたい」と述べ、謝罪し
ました。
遼太くんの父親は、自分で仇をうってやりいた。一生許すことはできないと述べた。
また、母親は二度と遼太を抱きしめてあげられない。涙ながらにくやしい胸の内を
語った。
なお、加害者少年は父親から殴られたり、蹴られたりと虐待同然のしつけを受けた
ことがわかっています。