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最近は非常に日本の回りが騒々しい。船が体当たりしてくるし、砲撃はあるしどうも僕も平和ボケしているらしく毎日オドオドしながら生活しているのだが、改めてアメリカの日本における抑止力を感じるし、日米安保保障条約について真剣に考えさせられる。
日本人も自分の国は自分で守るという考えを持たなければいけないようだ。そのような意識が無ければ、いつまでも日本はアメリカと対等の立場で外交をできないだろう。
しかしアメリカは日本を守ってくれているだけでなく、世界中を守ってくれている非常に親切な国。本当にアメリカには感謝しないといけない。
テロリストの親分や独裁者を正義という大義名分を振りかざし、血を流して戦ってくれる。すっかり平和ボケしてしまった日本人の僕には戦争というものが遠い過去のように感じ、平和の尊さをわかっていないようだ。
日本人の政治家が大きな声で”武器輸出三原則”など叫んでいても説得力がない。今回紹介するハート・ロッカーを観ると、戦場において命をかけているアメリカ人の姿をどのように表現したら良いのか口に出すことも出来ないし、文章で表現することも出来ない。
このハート・ロッカーはヒーローが大活躍するでもなく、派手な銃撃戦があるわけでもない。アクション映画と思って勘違いして観てしまうと騙された気分になるだろう。
イラク戦争を背景にした映画と言えばポール・ハギス監督の告発のときという映画がある。命をかけて信じていたはずの祖国アメリカなのに、そのアメリカに裏切られ失望していく姿に、僕はアメリカ国民ではないのに非常に複雑な心境に追い込まれてしまった
そしてハート・ロッカーはアメリカ兵と言うよりも爆弾処理班の兵士が描かれているのが珍しい。
イラク戦争においてフセイン政権を倒したのは良いが、それ以上に戦後処理の方に多大な労力を費やしてしまっているアメリカ軍の姿が描かれているハート・ロッカーを紹介します
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2004年、イラク、バクダットにおいて。サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)、エルドリッチ特技兵(ブライアン・ジェラティ)、そしてリーダー格のトンプソン軍曹(ガイ・ピアース)は、仕掛けられた爆弾の解体作業を行っている。
そんな彼らは爆発に注意し、そしていつ現れるかもしれないテロリストたちに注意しながら爆弾処理を行っていたが、罠にはまりトンプソン軍曹(ピアース)は爆死
そんなトンプソン軍曹(ピアーズ)の代わりにリーダーとして来たのが、ジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)
ところがこのジェームズ軍曹(レナー)は、命知らずの特攻野郎この男の危険な行動のおかげでサンボーン軍曹(マッキー)、オルドリッチ特技兵(ジェラティ)の2人も危険に晒される
炎天下、テロリスト、自爆テロ、爆発など過酷な状況にも関わらず、帰還する日まで無事に仕事をこなそうとするが・・・爆弾との戦いは映画を観てください
いつ爆発するか、いつテロリストが襲ってくるかの緊迫感があり、見所の爆破シーンが今までの映画で見られるのとは違い、リアリティがあり、少し革新的
よくベトナム戦争をテーマにした映画に人間性を無くしていく狂気が描かれた作品が多いですが、この映画も爆弾処理に取り憑かれた人間が描かれています。
それにしてもこのひたすら爆弾処理を行う3人には、何の目的も感じられず、虚しさが残ったのは僕だけかな
それにしてもラストのシリアルが並んでいるシーンは非常に意味深で僕には理解不能
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シリアルのシーンは戦場になれてしまったために普段の満たされた生活にリアリティーや満足感を感じることが出来ないという意味だと思いました。