褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 エンジェル(2007) 女性作家の現実と虚構の世界

2009年12月06日 | 映画(あ行)
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 難解だと思う映画は僕から観てもたくさんあるそのように思う映画に現実と虚構が行き来したり、あるいは過去と現実が混ざったりする映画はやっぱり難解な映画が多いね
 今回紹介する映画エンジェルは、監督が僕を葬(おく)るや、スイミング・プールフランソワ・オゾン監督エンジェルは、ある意味スイミング・プールに近い映画かな
 それにしても、僕が今まで観たフランソワ・オゾン監督作品からは受けるイメージが少し違うのだがしかし、この監督は男の監督なんだけれどスイミング・プールや今回紹介するエンジェルは女性の描き方が上手いね
 それではエンジェルのストーリーを紹介しよう
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 1900年代初期のイギリスが舞台まだ高校生(?)のエンジェル(ロモーラ・ガライ)は母親が営む食料品店に、母と一緒に住んでいる
 そして彼女は母親の姉(叔母さん)が使用人として働く豪邸パラダイスに住むことに憧れていた
 そんなエンジェル(ガライ)は優れた空想力と文章力でやがて超売れっ子作家になる

 やがてエンジェル(ガライ)は憧れの豪邸パラダイスを買い取るそんなエンジェル(ガライ)に使用人としてノラ(ルーシー・ラッセル)を迎えるが、エンジェル(ガライ)はノラ(ラッセル)の弟の画家であるエスメ(マイケル・ファスベンダー)と恋に落ちる
 エスメ(ファスベンダー)の絵の特徴は色使いが非常に暗いそれゆえに、彼の絵は世間に評価されなかったしかも、エスメ(ファスベンダー)は女たらしの性格

 エンジェル(ガライ)はエスメ(ファスベンダー)と結婚しようとするが、彼の姉のノラ(ラッセル)は弟の女たらしの性格がやがてエンジェル(ガライ)に不幸をもたらすことを予感していたので、ノラ(ラッセル)はエンジェル(ガライ)に対して弟のエメス(ファスベンダー)と結婚することに反対だった

 しかし、エンジェル(ガライ)はエスメ(ファスベンダー)の事を、心の底から愛していて、エンジェル(ガライ)とエスメ(ファスベンダー)は結婚する
 そしてエンジェル(ガライ)はエスメ(ファスベンダー)のために、豪邸パラダイスにアトリエを作る

 しかしエンジェル(ガライ)の築きあげた幸せも長くなかった戦争が始まり、夫のエスメ(ラッセル)は出征することになる
 エスメ(ラッセル)は戦争に行ってからエンジェル(ガライ)は彼が、休暇で帰ってくる事を楽しみにしているが・・・エスメ(ラッセル)は続きは映画を観てください

 ストーリーはエンジェル(ガライ)のサクセスストーリーかと思っていたら、段々悲惨な状況になっていく
 いかにもイギリス的なエンジェル(ガライ)のファッションや華やかな豪邸、そして幸せそうな新婚旅行のシーンからはとても悲劇性は感じられないのだが、そこには人気作家としての成り上がり的な傲慢、そして天才的な空想力によって実は・・・
 それにしても後味の悪いラストシーン面白い映画なんだけれどラストのノラ(ラッセル)の台詞によって、僕の頭の中は?マークだらけ
 オゾン監督のスイミング・プールも最後はアレ!と思うような映画だったけれど、この映画もエンジェル(ガライ)の人生は結局どうだったのかは、観ている人の判断に委ねられる
 しかしこの映画に出て来る絵画やファッションなんかは見所の一つなので、女性の人にはお勧めかな男性の僕が喜ぶような映画ではないけれどね

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