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よくヨーロッパの名作と呼ばれる映画において現実と非現実の世界が描かれる作品が多い例えば、ソ連の映画監督のアンドレイ・タルコフスキーの鏡は過去と現在が行き来するだけに、1回観ただけではややこしい
イタリアの映画監督のフェデリコ・フェリーニの81/2と言う名作もあるが、この映画も現実と妄想の世界が交錯していて、僕には意味不明の映画
スウェーデンの監督のイングマール・ベルイマンも老教授の過去と現在が行き来する野いちごと言う映画もあった
ヨーロッパのというより、世界的な映画監督の巨匠たちがこのような現実か夢か過去か非常にわかりにくい映画だけれど、難解な名作を撮ることがある
そういう映画は最初に観た時非常に戸惑いを感じるしかも、名作と呼ばれるだけあってそんな映画を理解出来ない自分が悔しいから何回も観てしまうが、やっぱり難解な映画だと感じるのが、鏡
最近は時系列をワザとばらばらにしたり、時系列が現在から過去に戻っていく映画もあるぐらいだ
ちなみに今回紹介するスイミングプールだが、この映画も観終わって混乱してしまいそうな映画である
監督は僕を葬(おく)るのフランソワ・オゾン監督
今やフランス映画を代表する映画監督と言って良いだろう僕を葬(おく)るでは、人生を深く静かなまなざしで描いた印象深い映画だった
そして今回、彼の映画を観るのは2作品目だけれどまるで僕を葬(おく)るとは、違ったジャンルの映画それではスイミングプールのストーリーを紹介しよう
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イギリスのミステリー女流作家のサラ(シャーロット・ランプリング)は売れっ子作家であるが、最近はスランプ気味
そんなサラ(ランプリング)に出版社の社長であるジョン(チャールズ・ダンス)からフランスの別荘に行くことを勧められる
サラ(ランプリング)は、フランスのジョン(ダンス)の別荘において新鮮な気分で、執筆もはかどる
しかし、ある夜にジョン(ダンス)の娘だと言うジュリー(リュディヴィーヌ・サニエ)がやって来る
サラ(ランプリング)は、まさかジョン(ダンス)の娘のジュリー(サニエ)が別荘に来るとはジョン(ダンス)から知らされていなかった
またジュリー(サニエ)は奔放な女性で、毎晩男を連れ込んでセックスしているジュリー(サニエ)に対して非常に苛立つサラ(ランプリング)だったが、次第にジュリー(サニエ)の若さに対してサラ(ランプリング)も刺激を受けてしまい、二人はやがて仲が良くなって行く
しかし、ある日ジュリー(サニエ)が連れ込んだ男が別荘で殺される事件が起きる
実はジュリー(サニエ)が殺した男だったのだが、サラ(ランプリング)とジュリー(サニエ)は、死んだ男を埋めてしまうのだが・・・続きは映画を観てください
僕もこの映画はサスペンス映画のジャンルに入ると思うのだが・・・しかし、今やとっくに女ざかりを過ぎたミステリー作家と、若さ溢れる女ざかりの成熟しつつある女性の対比が面白いね
しかし、この女ざかりを過ぎてしまったミステリー作家の役であるシャーロット・ランプリングが、この映画の時すでに56歳の年齢にも関わらず、全裸のシーンを演じています
だいだい、彼女は愛の嵐(1973)でも裸のシーンを演じていたけれど、まだその時は僕も物心の付いていない時だからね女優魂はすごいね
そして、逆にリュディヴィーヌ・サニエだけれど、最近はハリウッドの映画にも出演しているし、もう30歳になるけれどこれからさらに活躍しそうな女優さんです
それにしても、この新旧の女優を比較するような全身を撮るカメラワークといい、この二人の比較のシーンが面白いけれど、ラストシーンは肩透かし
そのラストシーンがとにかく微妙でありまして・・・
このラストシーンの解釈は観た人によって見解が分かれると思います
でも観て損する映画では無いですはまる人もいるかもしれないですね
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