檀家さんに、「新ジャガ」(じゃが芋)をいただいた。
レンジでチンして、マヨネーズをつけて、食べました。
「おいしい~」
なんとも言えない香ばしさが、口に広がりました。
月忌回向で、檀家さんのお宅にお伺いするたびに、季節のお野菜や新米、お菓子などを頂くことがあります。
大根、レタス、ピーマン・・・・。
それがどんなにありがたく、僕を励ましてくれたことか。
「お上人さん、これ・・・」
車の窓に差し入れられた、おばあちゅんの皺だらけの、手。
にっこり微笑んで、僕の手に渡された、ビニール袋。
どっさりと詰まった愛情に、心が熱くなります。
田舎の小さなお寺だから、檀家さんとの付き合いは、すごく濃い。
気を落としていれば、励まして。
嬉しいことがあれば、一緒に喜ぶ。
他人事とは、思えない。
父や母の面影と、重なってしまう。
九州にいたなら、こんなことは思わなかっただろう。
一生、気がつかなかっただろう。
僕にとって、一番大切なもの。
それは、吹けば飛ぶような、この小さなお寺にあります。
レンジでチンして、マヨネーズをつけて、食べました。
「おいしい~」
なんとも言えない香ばしさが、口に広がりました。
月忌回向で、檀家さんのお宅にお伺いするたびに、季節のお野菜や新米、お菓子などを頂くことがあります。
大根、レタス、ピーマン・・・・。
それがどんなにありがたく、僕を励ましてくれたことか。
「お上人さん、これ・・・」
車の窓に差し入れられた、おばあちゅんの皺だらけの、手。
にっこり微笑んで、僕の手に渡された、ビニール袋。
どっさりと詰まった愛情に、心が熱くなります。
田舎の小さなお寺だから、檀家さんとの付き合いは、すごく濃い。
気を落としていれば、励まして。
嬉しいことがあれば、一緒に喜ぶ。
他人事とは、思えない。
父や母の面影と、重なってしまう。
九州にいたなら、こんなことは思わなかっただろう。
一生、気がつかなかっただろう。
僕にとって、一番大切なもの。
それは、吹けば飛ぶような、この小さなお寺にあります。