僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「春夏秋冬」

2021年11月25日 | Music
季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち

夢のない家を出て
愛のない人に会う
          「春夏秋冬」泉谷しげる

冬枯れの境内の木々。
歩いているとさみしさを感じてしまいます。

晩秋ってこんなにわびしいものだった?

味覚の秋も、とっくに過ぎて
色づく季節は夢の中へと去っていく。

バラの水やりをしていると、
大きなつぼみがついていて

多分咲くことはできないと思うと
なんだか切ない。

つぼみを付けたバラ。
咲くことのできない花。

人間と同じだな。

長い人生。

ほんの些細なことにつまずいただけで
未来が変わる。

花咲く施設を失った人たち。
今の時代、やり直すにはつらすぎる。

ps

「お金がすべでじゃないのよ。
 地位が人間を決めるのでもない。

 だって私たちだってそうでしょう?
 今の私たちは不幸せなの?

 ちがうでしょう?」(母ちゃん)

そうでしたね。

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