僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

トキメキ

2020年08月27日 | 日記
「なにか楽しいこと、ない?」

ご飯を口にかき込みながら
スマホをいじっている家内に視線を向けました。

「なにもないわよ。
 ご飯を食べて、お風呂に入って、また仕事。

 これのどこがおもしろいことよ」

君に尋ねたのが間違いだったよ。
そういえば檀家さんがなにか言っていたな・・・。

ある年配の女性の脱化さん。
プロ野球が好きです。

「〇〇君、かっこいい!」
私に向かってそんなことを言います。

「〇〇君って、誰です?」
話が見えない。

「知らないの?
 ソフトバンクの彼よ」

「・・・」
私は言葉を失いました。

その彼って、確か20代ですよね?
あなたはたしか・・・〇〇才・・・。

「なに言ってるの。

 女っていうのはね、
 いくつになってもトキメキが必要なの!」

トキメキ・・・?
それって、中高生の言葉じゃないの?

「バカね。
 トキメキが人生に潤いを与えるの!

 あなたも若い女の子にトキメキなさい!」

もはやオタクと化した目の前の女性。
しゃべり続けて数十分。

すっかり僕も〇〇君のことが詳しくなりました。

「今度一緒にドームへ行こうよ」

目をらんらんと輝かせ、
僕に迫る一人の女性。

なんだか誘いに乗ってい舞いそう。

ps

「ちょっと待て。浮気は許さんぞ!」 (母ちゃん)

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