僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「神のみぞ知るセカイ」

2020年01月08日 | Anime
アニメ「神のみぞ知るセカイ」を見ています。

美少女ゲームの「神」を自任する主人公。

「俺に落とせないヒロインはいない」

現実の少女には興味がなく、
ゲームの少女だけが、彼のすべてでした。

そんな彼の前に、新米悪魔の少女が現れます。

そして、現実の少女の中に宿る
負の魂を昇華する手伝いを頼むのでした。

現実世界に興味のない主人公。
ゲーム脳の活躍が始まります。

このアニメは、オタク・アニメです。
ばかばかしい。そんなアニメ。

でも、オープニングで引き込まれていきます。
ストーリーがよくできている。

エピソードで描かれるヒロインが魅力的。
小さな胸の中に秘められた虚栄心や不安、そして嘘。

物語は、彼女たちのの心を丁寧に描いていきます。
ホロッとしたり、笑ったり。

まるで、自分が主人公になったような気がします。
もしかして、これって作者の意図する世界?

そんな錯覚を覚えてしまう。

この作品は、
皆に支持されるアニメではないのかもしれません。

でも僕にとっては、まちがいなく「名作」かな。
心が温かくなるアニメです。

あくまでも個人的な意見です。
よかったら、どうぞ。

ps

電気ゴタツを出して以来、
なんか部屋が雑然としている。

「片づけようよ」
僕は、母ちゃんに話しかける。

「私は片づけのできない人間なの」
そう言って、コタツに潜り込む。

段ボール箱。脱ぎ捨てられた衣類。お菓子。
すごいぜ。

小さな寝息を立てる、母ちゃん。
最近、お疲れ気味です。

僕は、片づけを始めた。

「ガチャン!」
急須が床に落ちる。

「ばか!」

いつもの夜が更けていく。

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