僕の家内は招き猫が好き

個人的なエッセイ?

「愛はかげろう」

2017年02月02日 | Music
  窓ガラス 流れ流れ落ちてゆく雨を
  細い指先で なぞってみる

  くもりとかして すべる指先に
  伝わる冷たさ 心にしみる
                      「愛はかげろう」 雅夢

最近、夕方のラジオは、懐かしい曲を流しています。
いつもこの時間に、パソコンの前に座ってる僕にとっては、ホッとする時間です。

耳を傾けていると、郷愁へといざなわれて行きます。

子供のころ、姉と一緒にレコードや、CDを聴いていました。
本当は、無理やり聴かされていたのですが・・・。

そのためか、僕の年齢より、上の世代の曲が、心に残っています。
この曲も、その中のひとつです。

その年も、もうすぐ終わりを迎えようとしていた冬のある日、ポップコーンっていう番組で流れていた。
姉は、さっそく、レコード(CD?)を買ってきて、僕を部屋に呼んだ。

 「いい曲でしょう・・・?」

そう言って姉は、前を見つめた。

そんな姉の横顔が、僕は好きだった。
きれいだなって、思った。

あのとき、姉の心にいる人は、誰だったのだろう?
ときどき、家の近くで会っていた人・・・?

この当時、男性が女性の心情を思う曲が多かった。
もしかして姉は、こんな風に、男性に思ってほしかったのかな?

  あつく いだかれた日々を
  倖せと言えば かなしい

でも・・・これって、男性が女性を捨てる歌だよね?
アネキ・・・彼氏を捨てるつもりだったの?

愛はかがろう・・・か。
ホント、愛って儚いよね。


◆ 参考文献 「愛はかげろう」 雅夢








◆ 参考文献 「愛はかげろう」雅夢

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする