「ブラック・ジャック創作秘話」作画=吉本浩二 原作=宮崎克
痛ましい、なんて言葉にできない程に、打ちのめされましたでしょ。吉本がどうのとか、身近な問題でしたし、大切な報道には違いないのでしょうけれども、あの京都の悲劇を、キチガイの仕業だったのだから(仕方がない)、と、そう簡単に治めるわけにはいきませんでしょ。
人類史上において、凄惨な事件はたくさんありましたけれども、その反省を生かすことで、今日が築かれているという考え方は、間違っているのでしょうか。絶望するしかないのでしょうか。仮にそうだったとしても、達観なんて出来ませんよ、ねぇ・・・。
何かを痛めつけることは、自らをも傷つけるはず、僕はそう思っていますけれども、大義名分?があると、いとも簡単に、壊れてしまうのでしょう。むろん僕だって、その言葉や態度が酷いことは自覚していますけれども・・・。
例えば、手塚治虫という大きな存在に対して、その細部を批判するのは簡単なことでしょうし、時には必要なことでもなのかもしれません。けれどもその方法、手法に愛情が伴っていなければ、相手は少しも怯みません。まして、卑怯であったならば、怒りしかわきません。
痛ましい、なんて言葉にできない程に、打ちのめされましたでしょ。吉本がどうのとか、身近な問題でしたし、大切な報道には違いないのでしょうけれども、あの京都の悲劇を、キチガイの仕業だったのだから(仕方がない)、と、そう簡単に治めるわけにはいきませんでしょ。
人類史上において、凄惨な事件はたくさんありましたけれども、その反省を生かすことで、今日が築かれているという考え方は、間違っているのでしょうか。絶望するしかないのでしょうか。仮にそうだったとしても、達観なんて出来ませんよ、ねぇ・・・。
何かを痛めつけることは、自らをも傷つけるはず、僕はそう思っていますけれども、大義名分?があると、いとも簡単に、壊れてしまうのでしょう。むろん僕だって、その言葉や態度が酷いことは自覚していますけれども・・・。
例えば、手塚治虫という大きな存在に対して、その細部を批判するのは簡単なことでしょうし、時には必要なことでもなのかもしれません。けれどもその方法、手法に愛情が伴っていなければ、相手は少しも怯みません。まして、卑怯であったならば、怒りしかわきません。