「逆転人生(ヤマユリ咲き誇るゴミ処理場)」 by NHK
泣いたね。
10年前、40歳くらいの時、心の底から(自分が)ダメだと思ったんだけど、こんな僕にも出来ることって、何だろうって考えて、そいで、農業か、介護か、どっちにしようかな、と。人手不足みたいだから、少しは役に立てるのかな、って。
そもそも、27年前に就職を考えた時に、自分に合いそうな職業のイメージとして浮かんだのが、作業着の会社、だったのです。スーツやYシャツは似合わないし、満員電車で通勤することも耐えられそうになかったし。
そいで、農業の挫折?の頃が、今のところ、どん底でしたけれども、そんな心を癒して下さったのが、京都のおばあちゃんでした。僕は、おじいちゃん、おばあちゃんとの縁が薄かっただけに、とっても大きな体験でした。
介護の道に迷いはありませんでしたけれども、不安はありました。オムツ交換、出来るのかな、とか。でも、S師匠や、仲間たちや、素敵なお客さまたちに恵まれて、鍛えられて、救われて、どうにかこうにか、10年が経ちました。
幸いなことに、逆転したな、とは思います。けれども、山あり谷ありの人生の中で、更なるどん底の可能性は残っているとしても、ピークは過ぎたな、というのが実感です。もう51歳ですから。
さて。
番組を見ていて、キーワードは「再生」なのかな、と思いました。つまり、「ごみさん」だけではダメなのですね。
プロの流儀として、「キレイ」にだけは、無駄にこだわっている(特に鼻毛切り)つもりですけれども、それだけでは変わらない、変えられない、ということ。
例えば、あくまで例えばですけれども、僕らの業界においては、「排泄」なる言葉、少なくとも日常においてはあまり使わないであろう業界用語?が蔓延しています。
ちなみに僕は「排泄委員」。「トイレの神さま」でよろしいやん!?
ま、そんな野暮な言葉は、僕はあえて、極力使わないようにしていますけれども、それって、僕だけの問題じゃないんですよね。
そんな意識改革?が、「再生」につながるんだろうな、って、勝手に夢想しています。
「井戸の茶碗」柳家さん喬
泣いたね。
10年前、40歳くらいの時、心の底から(自分が)ダメだと思ったんだけど、こんな僕にも出来ることって、何だろうって考えて、そいで、農業か、介護か、どっちにしようかな、と。人手不足みたいだから、少しは役に立てるのかな、って。
そもそも、27年前に就職を考えた時に、自分に合いそうな職業のイメージとして浮かんだのが、作業着の会社、だったのです。スーツやYシャツは似合わないし、満員電車で通勤することも耐えられそうになかったし。
そいで、農業の挫折?の頃が、今のところ、どん底でしたけれども、そんな心を癒して下さったのが、京都のおばあちゃんでした。僕は、おじいちゃん、おばあちゃんとの縁が薄かっただけに、とっても大きな体験でした。
介護の道に迷いはありませんでしたけれども、不安はありました。オムツ交換、出来るのかな、とか。でも、S師匠や、仲間たちや、素敵なお客さまたちに恵まれて、鍛えられて、救われて、どうにかこうにか、10年が経ちました。
幸いなことに、逆転したな、とは思います。けれども、山あり谷ありの人生の中で、更なるどん底の可能性は残っているとしても、ピークは過ぎたな、というのが実感です。もう51歳ですから。
さて。
番組を見ていて、キーワードは「再生」なのかな、と思いました。つまり、「ごみさん」だけではダメなのですね。
プロの流儀として、「キレイ」にだけは、無駄にこだわっている(特に鼻毛切り)つもりですけれども、それだけでは変わらない、変えられない、ということ。
例えば、あくまで例えばですけれども、僕らの業界においては、「排泄」なる言葉、少なくとも日常においてはあまり使わないであろう業界用語?が蔓延しています。
ちなみに僕は「排泄委員」。「トイレの神さま」でよろしいやん!?
ま、そんな野暮な言葉は、僕はあえて、極力使わないようにしていますけれども、それって、僕だけの問題じゃないんですよね。
そんな意識改革?が、「再生」につながるんだろうな、って、勝手に夢想しています。
「井戸の茶碗」柳家さん喬