バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

売り切れてしまったので…

2019年01月06日 17時09分24秒 | バス運転士
朝8時台の☆☆駅行き… 途中までは定期券の人がチラホラ乗る程度だったので、手持ちの土日切符(大人10枚、子供5枚)は手付かずのまま… 「この調子で行けたら“すいません、売り切れてしまって…”と言わずに済むんだけどなぁ~」と思っていたのだが、そうは問屋が卸してくれなかった。

途中から「ドニエコ(土日エコ切符のこと)ください」「土日切符を、大人1枚と子供1枚ください」と売れ始め… ☆☆駅からの折り返しでも「土日切符1枚ください」「土日切符!」と売れて行き… 某駅へ戻って来るまでに、土日切符が大人9枚&子供2枚が売れてしまった。

その直後の営業所前ターミナル行きで、すぐに大人の残り1枚が売れてしまい… 結局、バスに乗ると同時に「土日切符…」と言い始める人に対して、私は言葉を遮るように「すいません、売り切れてしまったので、駅で買ってください」と言うことになってしまった。

そんな中… あるバス停で乗った“二人の子供を連れたお母さん”が「土日切符…」と言い始めたので、すぐに私は「大人の土日切符が売り切れてしまったので… どうしましょう? みんなまとめて駅で買われますか?」と言ったところ、お母さんは「はい」と答えた。

そして、お母さんは二人の子供から現金を回収しながら通路を歩き出したのだが、それが100円玉1枚だったような… そうでないような…??? ひょっとして… お母さんだけが土日切符を必要としていたのか? 二人の子供はバスだけの乗車だったのか? いや、そんなことは…

きっと、子供たちが3枚の100円玉を重ねて持っていたんだよねぇ~ それが1枚に見えただけなんだよねぇ~ あるいは、お母さんが子供の土日切符を1枚100円だと勘違いしてたんだよねぇ~ まさか… 平成最後の記念に“300円硬貨”が発行されたなんてことは…(ないない!)