日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

「ウリ民族フォーラム2014in長野」DVDが発売!

2014-09-18 09:00:00 | (愛)のブログ
「ウリ民族フォーラム2014in長野」のDVDがついにできあがり、私も実家に帰った際に受け取りました!
そして早速DVDプレーヤーにイン。
この連休期間に2回は見てしまいました。以下DVDを見た感想です。

ミラーボールがキラキラと舞う中で、長野ハッキョの長年の伝統であるチャンダンノリを卒業生、在学生らが威勢よく奏でるオープニングはDVDを通してみても圧巻で、思わずノリノリになります。
そして第1部の「受け継がれる精神と財産~長野民族教育45年~」ではテレビ画面いっぱいにどのように民族教育が長野の地で始まり、脈々と受け継がれ、現在に至るのかが語られます。
私は1部を会場に足を運んで直で見ても涙なしでは見ることができなかったのですが、DVDで見てもそれは同じでした。
そして民族教育の最前線で土台をつくり、守ってきた方たちの言葉が胸に重く、そして深く染み入ってきました。


「朝鮮人になるならばそれ位苦労しないと」
「どうせやるなら良い顏してやれ やりたくなかったら黙ってやめろ、」
「1世ならば、より1世らしく 活動して生きていかなければいけない」



「1世ならば、より1世らしく~」の言葉を遺してくれた方は民族フォーラムの余韻が残る8月末に他界されました。
私は1番この言葉が胸に響いてきました。この言葉に集約された1世たちの強い想い、そして実行に移した行動力、それらがあっていまの自分たちがいるということ。
民族教育の土台を築いてくれた1世のハラボジハルモニたちの強い想いを実践として在日朝鮮人3世らしく受け継いでいかなくてはと思わされました。

第2部は「どうするウリハッキョ~10年後を見据えて~」です。パネルディスカッションですが、これこそDVDでじっくり見るのに最適な、これからのウリハッキョについて考えさせる内容となっています。
奈良県同胞の訴えは見る人に切実に響いてきます。

第3部の「長野青商会の実践~メアリプロジェクト~」はこれからの未来を担うこどもたちの笑顔で溢れていました。「いつの時代も子どもたちの夢を実現してあげるのが大人の夢…」。新たな試みに子どもたちの無限の可能性を感じました。画面いっぱいに溢れる子どもたちのまぶしい笑顔を見ると、民族教育の強さをより実感します。
最後に長野ハッキョの全校生と保護者、フォーラム関係者、同胞たちによる合唱「長野同胞の誇り」は、1世たちが土台を築き、2世たちがより強く守り固めてきて、そして3、4世たちが民族教育の伝統を守り発展させていくという強い想いがこの歌に全て込められている、そんな印象を受けました。
観終わった後は1本の充実したドキュメンタリー映画を見たような、心に残り、感じ、考えさせる素晴らしい内容のDVDになっています。

その他爆笑CMも多数入っていて笑い泣きもできます♪

●DVD価格:2000円
●問い合わせは長野県青商会まで
FAX番号:0263-40-3681    メール kycnagano@gmail.com 


素晴らしい内容の「ウリ民族フォーラム2014in長野」のDVD、ぜひ購入して見てください!(愛)

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