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日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

支離滅裂な酒癖論

2009-04-30 10:16:08 | (蒼)のブログ
 ある種の人たちは、酔っ払うとなぜか服を脱ぎたがる。
 筆者もそういう人を何人か知っている。
 もちろん男性に限って。
 確率で言うと、全体の1割くらい。
 あとの9割は? というと。
 大きく分けると、こんな感じになる。
 ①暴れる人が3割、②語りたがる人が3割、③寝る人が1割、④笑い続ける人が1割、⑤泣く人が1割。
 しかしながら、②→①の順の人もあれば、②→⑤の順の人もいる。
 あるいは、①→③の順の人もいれば、①→⑤の順の人もいる。
 かくいう筆者も、どこかに属している。
 個人的には、迷惑がかからなければ、どんな酒癖を所有していようが問題ないと考える。

 でも、「酒癖がなおらない」のは周知の事実である。
 だから脱ぎ癖のある人は、脱ぎ続けるだろう。
 「今日」脱がないのは、我慢しているだけで、「今日」脱がなかったのは、我慢できただけ。
 「もう脱がねーし」と言いつつ、脱ぎたがっている。
 何にせよ、脱ぎたくてしょうがないわけだ。
 脱ぎ癖がある人が酔っ払えば。

 酔っ払うと、感受性が失われていき、思考が先細っていくように感じられる。
 そして最終的には、究極の「癖」だけが残る。
 その聖域は、色に例えると「真っ白」である。
 居心地も良く、天国のような場所。
 誰もいないし、誰の声も聞こえない。

 オンリーワン

 ……そして気付くと、朝になっているわけだ。(蒼)


雑誌

2009-04-29 09:51:19 | (愛)のブログ
 まだ自由な時間があったころ、よく大型書店に行き暇をつぶしていた。大型書店は机と椅子もあるので、私にとっては憩いの場だった。その当時よく見ていた雑誌が「広告批評」という広告全般について語っている雑誌。
 最近、本屋に寄ると、広告批評のバックナンバーフェアが催されていた。その横に目をやると「広告批評 休刊!!」。 バックナンバーにはそうそうたる芸能人が表紙を飾っていた。

  デザイナーである私がデザインのために読んでいた雑誌がある。「DTPWORLD」。ふと今度の特集は何だろうと思い、ホームページを開くと「DTPWORLD休刊のお知らせ」の文字が・・・。
 2冊とも自分にとっては身近な雑誌であるが故に衝撃だった。

 何十年という長い歴史があったにも関わらず、休刊という事態にこの雑誌ですらなってしまうのかと残念でならなかった。
 不況の波は確実に出版界に波及している。

 月刊イオは今年13周年を迎えます。 そう思うとイオが今も出し続けていられることはとても素晴らしいこと。 でもそれはひとえにイオを支えてくれる方たちがいるからです。  今年、イオのチラシを作りました。 そこに書かれた言葉、「つなげたい、つながっていたい、つながっている」。  私はイオの編集部員だけれど、それはつながる同胞の輪があってこそイオがあると思います。 つながる同胞の輪があるから、「イオ」がある。 なので、様々な場面でがんばっている方たちと共に、イオをよりよい雑誌に作りあげ、出し続けていけたらと思います。(愛)

こころあたたまる。

2009-04-28 09:16:43 | (里)のブログ
生キャラメルで話題の「花畑牧場」の田中義剛さん。
いわゆる「成功者」ですが、昔からブラウン管越しに彼を知っているからか、
勝手に親近感を抱いています。

少し前、テレビで「日本で初めて財政破綻した夕張市」を再生させるべく、
義剛さんが「夕張メロン味の生キャラメル」を全面に売り出して、
夕張をもう一度活気付けようとしているという話を知りました。

なぜ義剛さんが夕張にそんなにまでつぎ込むのか?
その理由は、彼のデビュー当時にさかのぼるといいます。
「今は亡きかつての夕張市長が、自分を夕張の観光大使に任命してくれたんです。
当時の僕を救ってくれた、恩人なんです。
夕張を頼んだぞ、って言われたんです」
そう言いながら涙ぐむ義剛さんを見ながら、
私までなんだか目頭が熱くなりました。
その時の約束を、
今まで大事に胸にしまっておいたんだな、って。

月日は流れても、絶対に忘れられない恩はあるんですね。
思い浮かべると、私の短い人生の中にも、
大小関係なくところどころで私の人生を変えるような
影響力をもった人たちがいました。
そして今となってはとても感謝しています。

義剛さんのように大盤振舞は出来なくても、
いつか何らかの形で恩返しできれば…そう思いました☆
まずは親孝行からでしょうか?(里)

カタカナ名前

2009-04-27 09:00:00 | (瑛)のブログ
容姿は似ているけれど、日本人と朝鮮人が「違う」とわかるのは名前。

名前が違うから、「中国人? 韓国人?」と聞かれる。

だけど、その次は、
「北なの? 南なの?」

外国人登録証の国籍欄が「朝鮮」だと告げると、
「北朝鮮から来たの?」。

このパターンで会話が展開されていくことは多い。

なぜ日本に生まれたのか。
なぜ、今も住んでいるのか。
3世なのに、なんで日本の国籍をとらないのか―――。

このことを伝えるには、時間がいる。愛情がいる。

自分を説明するための壁、いや崖の高さ、険しさを痛感する次第。
一時は怒っていたけど、プンプンしていてもしょうがない。

名前はとっても大切なもの。
ということで、手っ取り早く、料理家のコウケンテツさんのように呼びやすく伝えるというのも手かも知れない。

最近久しぶりに会った友人の名刺にもカタカナ読みの名前が記してあった。
朝鮮語の響きが伝わらないのは惜しいけれど、商売柄、いたしかたない部分もあるのだろうと思う。

そういえばわたしの名刺は漢字名と英語表記のみ。
次回印刷の際は、ふりがなをふった方がいいのかも知れませんね。(瑛)

カメラ

2009-04-26 09:00:00 | (K)のブログ
 編集の仕事といっても、純粋に編集だけをするのではなく、取材・執筆という、記者のような仕事も多い。そんななか、学生時代にはまったく興味がなかったカメラ(写真)も仕事の一部になった。

 やってみるとカメラはなかなか面白いものである。昔はデジタルカメラはもちろんないし、オートフォーカスのような機能もなかった。シャッタースピード、絞りをいろいろと工夫して撮るのが楽しかった。モノクロフィルムで撮り、暗室にこもって自分で現像して印画紙にも焼き付けていた。そうすると写真が、いかにも自分の作品という気がしたものだ。

 最近の、笑顔認識や本人認識といった機能がついているコンパクトカメラのCMを見ていると、バカじゃないかと思う。カメラのことがわかってくると、何の意味のない機能だということがわかるし、まず使うことのない機能だ。コンパクトカメラだからこそ、レンズを明るくするとか、シャッターを押してから実際に撮影されるまでのタイムラグを短くするとか、もっと本質的なことを改善するためにエネルギーを使ってもらいたい。

 いまはフィルムのカメラを使うことはほとんどない。一眼レフのデジタルカメラをよく使う。フィルムからデジタルに移行するのは、時代の流れとして仕方がないし、デジタルカメラは確かに便利だ。いま買おうかどうか迷っているカメラがあるのだが、迷っている理由は、「動画も撮れる」という機能がついているから。蛇足以外のなにものでもない。(k)

映画

2009-04-25 12:41:18 | (麗)のブログ
 先日、初めて一人で映画を観にいきました。
 上映時間ギリギリのところでやっと映画館の受付に到着。
 カップルや親子連れが大勢いるなか、たったひとりで列に並び、チケットを購入したら、なんと席が一番前でした。
 ものすごい人の多さに驚きつつ、席につきいざ顔を上げてみたら、巨大なスクリーンが目の前に。
 これちゃんと観れるのか…?と思っていたら、「つらいつらい」とか「近っ」とか、前の席に座る人たちから次々と不満の声が。

 確かに、あんな距離で観たって近すぎて何がなんだかわからないし、首は痛いわ目は疲れるわで散々でした。


 「なんとかっていう映画評論家が、一番前で映画を観れるほど幸せなことはないって言ってたよ。」と横のカップルがこう話していました。
 
 なんとなくわかるけど、限度があるでしょう…。
 
 
 今度はもっと余裕をもって行かないとな…。
 そう思ったとある1日でした。(R)

過去? 未来?

2009-04-24 09:00:00 | (茂)のブログ
 タイムマシーンつながりで。
 
 20××年、タイムマシーンが完成しました。
 でも、たった一度しか乗れません。
 あなたなら、未来に行きますか? 過去に行きますか?

 たぶんほとんどの人が、過去と答えるのではないだろうか。
 人生を振り返れば、赤面ものの失敗談や、後悔先に立たずと呪文のようにつぶやいてしまう体験を、一度ならずしているはず。
 そんな笑えない失敗を、先人として阻みたい。
 はたまた、現在の自分に満足がいかず、あの時もうちょっと努力していればと、ありがたいお言葉を送りに行きたい、と。

 でも、たぶんそんな人(未来の自分)が現れても、過去の私は、そんな指摘を受け入れないだろう。そして、同じ失敗を経験しながら、今とそんなに大差ない人生を歩むと思う。
 だって、経験してこその教訓だから(経験しても、同じ過ちを繰り返したりもするが)。人に言われて素直にすぐに聞き入れられるなら、幼い頃から親に言われている、あれやらこれやらはとっくの昔に改められていなければないらない。
 未来の自分に言われた通りにしたところで、形は違うにしても、必ず後悔というものが付きまとうだろうから。

 だから、結論。
 20××年、タイムマシーンが完成し、たった一度しか乗れないなら、私は未来に行きます。
 未来の自分を見て(経験して)、よりよい方向へと向かえるように努力します。
 それってタイムマシーンに乗らなくてもできるか…。(茂)

タイムマシーンなんて

2009-04-23 10:17:11 | (蒼)のブログ
 いつの間にか冬が終わり春らしくなった。
 家の近所の並木道の風景が、日々、夏に向け更新しているようなこの頃である。
 実感として、季節の境目に対する感動がなくなった。
 冬の終わりや夏の始まりというのに対して、昔はかなり敏感だったのに。
 でも今は、そこにいちいち感動できなくなっている。
 年をとるとはこういうことなのか、
 「慣れ」は、楽しみを奪うものなのか、
 そう思ったあとに、なんだか通俗的にしか感動を表現できない自分の想像力やボキャブラリーの貧困さにがっかりする。

 この時期の電車内、髪の毛の色がやたら黒い、スーツ姿の男女が目立つ。
 大学を卒業したばかりの新入社員である。 
 満員電車の初心者でもある初々しい新社会人たちはもう、同年代ではないのだ。
 何か刺激を受けよっかなーっと意識的に一時的に感受性を豊かにしてみるものの、4年前の自分を思い出すわけでも、気がひきしまったわけでもない。
 むしろ胸に小さな穴が開いたような空虚な気持ちになる。
 そしてもうここまでくると、いったいいつになったらタイムマシーンはできるんだろう、できたらいつに戻ろっかなーっと、妄想を膨らませる。
 そうしているうちに、少しずつ少しずつ穴は埋まっていく。
 シュー、シューっていう切ない音をたてながら。

 それでもホントのところは、ほとんど振り返る時間もなく、毎日毎日悩んで笑って一生懸命仕事しているのです。(蒼)


思いがけない来訪者

2009-04-22 09:52:53 | (愛)のブログ
 ある日の夜、今夜は自炊もして、おいしい料理も食べて大満足。さあ、ゴミでもベランダにだしておこう♪とカーテンを開けた瞬間、這えずりまわる黒いものが!!

 きゃゃあああああっっ!

 思わず叫びながら部屋の玄関まで後ずさり、こわごわ戻ってみると、やはりいた。

 チャバネゴキ君(推定赤ちゃん)・・・(泣)。

 大のゴキブリ嫌いである私は、そのゴキ君が部屋の中にいるのが、どうしてもいやでした。でもつかんで外に出すこともできないし、殺虫剤も持っていない。
 そこでとっさに思い浮かび、持ってきたのが食器用洗剤。

 食器用洗剤を手に持ち、ゴキ君目がけて、ぶちまけること3分!
 ゴキ君はあえなく堕ちました。

 そう、こんな時は食器用洗剤が大活躍なのです。
 なぜかというとゴキブリの呼吸器官に食器用洗剤が張り付き、窒息させるそうです。なので、手でつぶすよりもきれいに処理できるのです。
 しかし、ちゃんと狙いを定めないと、特に巨大ゴキブリは飛ぶので注意が必要です。

 その週の晴れた日曜日、私は二度とゴキ君に現れてほしくないがためにバルサンを焚きました。ついでに大掃除もして、より快適になった我が家。
 思いもかけない来訪者に、感謝すべきなのだろうかとピカピカになった部屋を見て思ったのです。(愛)




すもーるわーるど

2009-04-21 13:14:51 | (里)のブログ
おとといの日曜日、仕事で神奈川県のとある場所をたずねました。
新宿から小田急線に揺られること小一時間ほど(ほぼ夢の中でしたが)。
隣の県だというのに、タイムスリップしたかのような景色が広がりました。

仕事柄、まったく土地勘のない場所に足を運ぶこともたびたびあります。
知らない街を自分の足で歩くことは、楽しい。
地図など片手に探り当てる時なんかとくに。
少しわかると、得意げになるというか、
いとも簡単に、「世界が少し広がった感」を味わっている自分に気付いたり。
「こんな所にも学校があって集会所があって街があるんだ!」なんて
妙に感心してしまったり(失礼な話です)。


ふと、人はやっぱり、小さな世界で暮らしているんだな、と実感。
自分たちから一歩はなれた地点にあるものや出来事を、
なかなか容易に想像しづらい。
自分の知らないことは「ものめずらしいこと」。
でもそれって、自分のもってる「スタンダード」でのみ、ものごとを解釈してしまってるってことですよね?(こわい、こわい…)。
誰かからしてみらば、それは「当たり前のこと」かもしれないのに。
ものごとに対する識見は広げても広げても終わりはないような気がします。
話広げすぎ~、とか思えてきましたが、私が感じたことでした(里)。

※写真はすごく狭い道を通っていた際、上を見上げたらいい感じだったのでパチリ。


LEEさんのブログ

2009-04-20 11:07:56 | (瑛)のブログ
 2009年、本誌の料理コーナーを担当していただいているのはLEEさん。
 
 出かける前に鶏肉を茹でておいて、帰宅後ヤンニョンムにつけていただく「しっとりゆで鶏・香味ダレ」、レンコン、ニンジンなどの根菜が進む「根菜サラダ」など、どれもが安く、早く、美味しく作れるレシピ。発想の原点には「買ったら高い!」ということがあるそうで、何でもトライして工夫を加えオリジナルレシピにしあげてしまう腕はすばらしい! それにしても、200個まとめて餃子を冷凍された話には驚きました…。

 LEEさんは毎朝5時に起き、小学校、高校、社会人の3人のお子さんのお弁当を作り、出社されるそう。さらに、自身の料理ブログも開設されていて、夕飯時には一眼レフを片手に3分間の「撮影タイム」があるそうだ。

 食事、洗濯、掃除、食器洗い…。
 
 毎日繰り返されるエンドレスな家事は、世の中の主婦・主夫の終わりなき日課だろうが、どうせするなら楽しみながら、味わいながら、とその姿を見て思う。先日の撮影にはLEEさんのお友だちも遊びに来てくれ、ワイワイと楽しい場となった。

 ブログのタイトルは「おいしい笑顔」↓↓↓
 http://oisiiegao.blog61.fc2.com/

 LEEさんの家族は夫君をはじめ、皆さん帰宅が早く、一家団欒で夕食を囲むことが多いという。「だから、出かける前に下ごしらえをしておかないと間に合わないの!」。嬉しい悲鳴です。(瑛)

レゴ

2009-04-19 09:00:00 | (K)のブログ
 自分が子どもの頃には考えられないほど、家にはたくさんのレゴがある。昔から変わらぬ玩具の定番だ。

 ジグソーパズルもいくつかあるが、ジグソーパズルが100パーセント決まった答に向かって推理と集中力を重ねていく過程を楽しむ遊びなら、レゴは四角いブロックという制限された条件のモノを組み合わせることにより自由にモノを創造していくことを楽しむ遊びだと思う。

 大きな玩具店に行くとレゴのコーナーがある。いつからかわからないが、お城や乗り物など、初めから作るものが決まっており、それに合わせたパーツが入っているレゴのセットが売られている。初めから作るものが決まっているレゴを作って、どこが面白いのだろうか。理解できない。また、単純な四角の形だけでなく、円形のパーツや具体的な形(例えばハシゴや翼など)をしたパーツも売られている。これもレゴ遊びの本質を破壊するナンセンスなものだといわざるをえない。

 息子にせがまれて一緒にレゴを作ることがあるが、いつの間にか息子より夢中になっていることが多い。写真は最新作の朝鮮のロケット「銀河2号」。丸いロケットを作るのは難しい。制作時間10分。(k)

ゴールデンウィーク

2009-04-18 09:00:00 | (麗)のブログ
 5月の連休について早くも考え中です。


 4日も休みがある、やったーなんて思ってたのに、なかには多くて16連休もある企業もあるのだとか…。
 しかし、16日間という長過ぎる連休に、どう過ごそうかと困っている人も多いそうです。なんとも羨ましい悩みだ…。


 予定では4日間とも人と会う予定です。
 ここのところ、友達や先輩後輩に会いたくてちょくちょく遊びに行ってるんですが、冗談まじりに「また来たの?」と言われます。
 「大学に遊びにくる卒業生は空気が読めなくて当たり前」なんてことを誰かが言ってましたが、まさか自分がそうなるとは。
 
 
 なんだかもう過去の人みたいで寂しいですが、あっちはあっちで新しい環境が始まっているので、わがままは言えません。
と言いつつかなり迷惑をかけてしまったので、しばらくは大学には行かない様にしようと思います。
 そんな大学も、今年から夏休みがなんと2ヶ月近くもあるそうです。

 なんで自分が在籍している時にやってくれないんだーとくやしくてたまりませんが、2ヵ月も休みだったら逆になにをしていいか困りますね。なんだか腐ってしまいそうです。
 

 あ、そういうことか。4、5日間くらいがちょうどいいのかもしれません。(R)


昼ビール

2009-04-17 09:00:00 | (茂)のブログ
 休みを利用して、話題の映画を見に行った。
 まだまだ春先だというのに、夏のような暑さ。
 上映時間ぎりぎりに館内に滑り込み、壮大なスケールで描かれた歴史超大作に過ぎる時間も忘れて見入っていた。

 で、外に出ればまた、夏のような昼下がり。
 ご飯を食べようということになり、近くのすし屋へ(もちろん回転するやつです)。

 昼ごはんである。
 でも、休みの昼ごはん。

 迷いつつも、「ビールを…」。
 一瞬迷った。本当に一瞬は…。

 頂からのぞくお天道様を尻目に飲む昼ビール。
 「悪いことしているなぁ」という罪悪感が、そのおいしさを倍増させてくれた。

 店を出た後、ほろ酔い気分で見上げた空が、いつにも増して青く見えた。(茂)

「15分」の楽しみ

2009-04-16 10:10:08 | (蒼)のブログ
 最近、寝つきが悪い。
 夢なのか現実なのか、わからず曖昧な状態のまま、布団で過ごす時間が増えた。

 そんなこの頃。

 面白い携帯ゲームにはまってしまった。
 といっても、毎日15分くらいしかやらないのだが。

 内容を一言でまとめると、イベントを主催するゲーム。
 もっと具体的に言うと、いつ、どこで、誰を対象に、何の企画――を考え、そして、成功するための作戦を立てるゲーム。
 あらかじめ限られた選択肢のなかでしか進められない単純なゲームではあるが、これがなかなかどうして難しい。

 感心したことが1つある。
 それは、「誰がバカなのかがはっきしている準備委員会」を作っていかないと、イベントは多くの場合、失敗するということ。
 どんなに立派な企画でも、機能や意思決定が分権化している組織図で進めていくと、失敗する。
 たとえばゲームのなかで、イベント中、そのステージに問題があり上手くいかなかった場合、誰に責任があるのかがわかるようにしておくと、失敗した者が明らかになる。そしてその者に、「指摘」(ときには「解雇」。しかし、「解雇」された者は経験値が急にあがり、後にライバルとなって主人公を苦しめる)というものをすると、経験値があがるようになっている。

 まあ、そんなゲームにはまってしまったこの頃である。(蒼)