日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

朝鮮の3Dアニメ

2012-05-25 09:00:00 | (愛)のブログ
私はSPTVを使い、平壌放送の児童放送をみるのが好きです。
なぜ児童放送かというと、朝鮮で放送されている最新のアニメを見ることができるからです。
朝鮮のアニメーションは月刊イオ2010年10月号で「アニメーションの世界」という特集でも紹介しましたが、実はとっても技術も高く、おもしろいのです。
(技術の高さを裏づける話として、90年代にはとある有名なアニメを担当していた日本人アニメーターが朝鮮のなめらかに動くアニメーションを習いに朝鮮を訪れていたという話を聞いたほど。)

さて、先日いまはどんなアニメがやってるのかな〜と久々にのぞいてみると、驚きました。
(おお〜! 3DCGアニメではないか!)
そう、3DCGアニメーションが放送されていたのです!
タイトルは<불씨를 찾은 아왕녀>(火種をみつけたアワンニョ→古代の人々が寒い冬に火種を探し求めるというお話です)。
2年前の特集でも3Dアニメが製作されているとは書かれてましたが、実際に見たことがなかったので、直接みると新鮮でそして感動的でした。


場面を多様に動くカメラワーク。
1場面1場面、詳細に緻密に描かれたアニメーション。
奥行きのある世界にどんどん引き込まれました。
そしてド迫力の画面の切り替え。
今度は何がでてくるんだろう〜とワクワクドキドキしながら見れました。
見ていて飽きることのない、素晴らしいアニメーションです。
そこに朝鮮の情緒や歌などが入っていて、朝鮮独特の世界観を醸し出していました。

このアニメーションをみて、改めて朝鮮アニメの質の高さを感じ、朝鮮のアニメーションは確実に世界レベルに一歩一歩近づいているのだなと再確認しました。
沢山の方にこの素晴らしいアニメーションをぜひ!みてほしいです。
http://www.sptv.co.kr/bbs/board.php?bo_table=01_02&wr_id=9411&sca=
2本立てになっているので、<불씨를 찾은 아왕녀>3Dアニメは15分頃から始まりです。

朝鮮のアニメーションは世界にも誇れるアニメーションだ!!と個人的には思っています。(愛)
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スマホデビューと天文当たり年

2012-05-20 09:00:00 | (愛)のブログ
この度ようやく、いわゆる「ガラケー」からスマートフォンに変えました。
(いまさらかよ!)と突っ込む方も大勢いると思いますが、電話するだけであれば何の支障もなかったので、そのままずるずる使ってたわけですが、
周りがどんどんスマホデビューを遂げているのにも焦り、いろいろ便利機能もあるということでこの度デビューを決意。

ただ安い買い物ではないし、ずっと使っていかなくてはいけないので、まず入念な下調べをして満足いくものにしようとだけ決心しました。
それから、自分の気になる機種の口コミをのぞいては、方向転換し、
雑誌を購入して自分に適した機種を探したり、電気屋に出向き実際に触ってみたり…。
そしてこの度ようやく手にしたわけです!

実際日常生活で使ってみると、まあ便利!!
世界が一気に広がった気がします。なぜ今まで使わなかったんだろうと思うくらいに。。。
一番感動したのが、声を吹き込むと、それを自動認識し検索してくれる機能。
時代はこんなに進んでたのかと愕然としました。
いまはまだ試行錯誤してる段階なので、サクサク使えるようになれば本当に便利なアイテムになるだろうな〜と思っています。

さて、話変わって(淑)さんも書いてましたが、明日はいよいよ金環日食です!
今年の日本は天文現象の当たり年だそうです。
6月4日には部分月食。
6月6日は(淑)さんも書いていた金星が太陽を通過する「金星の日面経過」。
8月12日は「ペルセウス座流星群極大」、今年見える流星の数が最も多いそう。
8月14日は「金星食」、金星が月に隠される現象だそうです。
12月13〜14日はふたご座流星群極大。
今年は空を眺めるには絶好の年なんですね。楽しみです。

明日の金環日食に備えて、父が天体好きなこともあり、日食用サングラスも人数分用意してくれてました。
私も歌手のDreams Come Trueの歌にもでてくる「太陽のリング」をかねてからずっと見たかったので、
明日は早起きしてすべて整えて、日食鑑賞に挑みたいと思ってます。(愛)
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食堂「オモニ」のお話

2012-05-13 09:00:00 | (愛)のブログ
今日は「母の日」ですね。
皆さん思い思いの「母の日」を過ごしていらっしゃることだと思います。

(淑)さんが昨日のブログでも書きましたが、今月の特集は「ウリハッキョの裏方さん」の紹介です。
今回は私が特集のデザイン担当だったのですが、デザイナーは記者が撮ってきた写真などをみて、
今回はこんな方たちが登場するのか〜と写真で初めてお目にかかることも多いです。(もちろん同行できる場合は撮影で行く場合もありますが。)

今回もそんなふうに誌面で使う写真を選ぶため、記者が撮ってきた写真を見ると、約10年ぶりに自分が学生時代にとってもお世話になった方を見つけました。
私は高校時代は寄宿舎で生活していたのですが、その時の食事を担当してくださっていた食堂オモニです。
私たちが高校入学とともに、新しく入ってきた食堂オモニということもあり、
<同じ1年生よ>ということもあり、とっても親しくなりました。
とても優しい方で、料理もおいしくて、自分も3食たくさん食べることができました。(料理がおいしくて、現在よりも確実に太っていました(*^。^*))

キャベツの千切りのやり方も教わりました。(自分が調子にのって指切ってしまったりしたけど(+o+))
現在も大活用しているおいしいおにぎりの作り方も教わりました。(ごま油をちょっと垂らして味付け(^^♪)
時には一緒に買い出しに出掛けて、お茶をごちそうになることも。
笑顔がとってもチャーミングなオモニで、食堂オモニと話していると癒されました。
寄宿舎生活をしてると、色々問題も生じ悩みを抱えることも多かった時期でしたが、
食堂オモニとの思い出は癒しの空間として思い出されます。

卒業してから連絡を取り合うことも、再会することもなかったのですが、
今回取材をした記者の文を読みながら、
現在も元気で変わらず食堂オモニをしていらっしゃることを知って、
変わらぬ笑顔にまた癒され、嬉しさとともに、なんだかとても勇気づけられました。

本当にお世話になったな〜と一気に高校時代に逆戻りしていろんなことを思い出しました。
本当に感謝しています。
今度、改めてお手紙でもだそうかと思った「オモニ」のお話です。(愛)
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日本人バス運転手さんの話し

2012-04-29 09:00:00 | (愛)のブログ
私が通っていた朝鮮学校は地理的に県が大きく、
他地域からひとつの学校に生徒が通うため、保護者が通学バスをだしたり、
電車で通ったりと、いろんな地域から学校に来る生徒がたくさんいました。
私も幼稚園年長組から中学3年生までの期間、1時間バスに揺られ、ひとつの山を越え、毎日まいにち通っていました。

バスの運転手さんは私が学生時代は二回ほど変わりましたが、どの方も日本人の運転手さんでした。
はじめの運転手さんは、ちょっとこわいけれど、実は優しい方。
通い始めのころは慣れないバス通学で何度も気持ちが悪くなり、
吐いてしまうこともしばしばでした。
その度、可能な限り小休止をとって降ろさせてもらい、新鮮な山の空気を吸いながら、学校に通っていました。
幼稚園、低学年のころは、早く授業が終わるものの、
高学年や中学のオンニ、オッパたちと皆で帰るため、部活が終わるまで学校で待たなくてはなりませんでした。
そんな時は一緒に遊具で遊んだりもしてくれました。

2回目のおじさんは背がひょろっとしていて、とっても優しいおじさんで、
一緒に遊んでくれたり、
本当にときどきでしたが、帰り際にラーメン屋に寄って、ラーメンをごちそうしたりもしてくれました。
そのラーメンのおいしいこと!おなかペコペコの私たちにとっては何よりのごちそうでした。
あるときは帰り道ちょっと遠回りして、山奥にあるお城みたいな場所まで連れていってくれたり。まるで冒険をしているようで楽しかったです。私たち子どもを楽しませるため、色々としてくれたんだと思います。

そのおじさんたちも残念ながらいまはもう亡くなってしまいました。
思えば、私たちの学校生活は教師以外にも本当にたくさんの支えがあり、
無事に巣立つことができたのだと思います。
春夏秋冬と、毎日まいにちバスで通った峠道。
冬も雪が積もるなか、安全に送り迎えしてくれたバス運転手のおじさんたち。
いまはもう伝えることはできないけれど、本当に本当に心の底から感謝しています。

時は流れ、現在は私のチョッカたちがバスで朝鮮学校に通っています。
現在は何代目かの日本人バス運転手さんです。
今年、地元の「朝・日友好親善新年会」の時、バスの運転手のおじさんも出席してくれて、
その席で毎日安全に送り迎えしてくれる感謝を込めて生徒たちから花束を贈っていました。
最初は緊張ぎみでバスの中で眠れなかった甥っ子も、今は爆睡しているみたいです。
朝早いけれど、安全な送り迎えのおかげで爆睡して休むこともできる、
本当に支えがあってこそのことだと実感します。感謝してもしきれない、朝鮮学校の裏方さんたち、
イオ6月号の特集は陰で支えているそんな方たちをたくさん紹介します!(愛)
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4月15日

2012-04-22 09:00:00 | (愛)のブログ
さて、同胞たちにささやかれている噂にこんなものがあります。
「4月15日は雨が降らない!きっと晴れる!!
今年も青空がまぶしいほどの晴天でしたね。

記念すべき「金日成主席生誕100周年」を迎えてちょうど1週間が過ぎました。
朝鮮新報社からも今回、記者として活動するため祖国入りした同僚も多く、そして、式典にあわせて朝鮮を訪問し、日本に戻ってきた友人もちらほら。
友人からは「最高の訪問だった!」という感想も聞こえ、
歴史的瞬間を現地で立ち会えていいな〜と本気でうらやましい限りです。
現地取材もした(里)さんの報告が待ち遠しいです。

そんななか、私の最近の頭のなかには自然にウリノレ(朝鮮の歌)が流れます。
祖父が好きだった「조국을 노래하네」(チョググルノレハネ)や、「세상에 부럼없어라」(セサンヘプロムオプソラ)など。
(you tubeなどで聞けるので、どうぞ→
http://www.youtube.com/watch?v=fJmiA65iL5A&feature=related


自然にくちずさんでしまいます。
朝鮮の歌にはメロディも歌詞もいいものがとても多く(名曲が本当に多いのです)、
「세상에 부럼없어라」は大学時代、美術科の講習で朝鮮に朝鮮画などを習いに行った際、
まるで美術科33期の朝鮮で歌うテーマ曲みたいになっていて、
宴会などの度に、朝鮮の人たちと手をつなぎ、輪になりながら時には涙を流し、何度も何度も歌いました。
最近はyou tubeなどでも気軽に聞けるようになり、聞くたびとても心地がいいです。

主席生誕100周年、という節目。
その100年の間に在日朝鮮人として生まれてこれた自分。
私も新たな気持ちで、公的にも私的にも、
これからたくさんのものを身につけられるよう、がんばっていこうと思います。(愛)
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「朝鮮 魅力の旅」ガイドブック(改訂版)が発刊

2012-04-08 09:00:00 | (愛)のブログ
編集長もブログで紹介していましたが、このたび、朝鮮新報社より「朝鮮 魅力の旅」ガイドブック(改訂版)が発刊されました!!
朝鮮新報:ガイドブック「朝鮮 魅力の旅」発刊
http://jp.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=53200
僭越ながら、今回のガイドブックのアートディレクション、デザインを担当させてもらいました。

前回の朝鮮ガイドブックが発行されたのが、1996年です。
前回のもイラスト付きで内容がふんだんに掲載されていましたが、情報が少し古いということで、
実に16年ぶりに、内容も価格もパワーアップして生まれ変わりました。

制作裏話をいうと、
のほほんと新婚旅行から帰ってきたあと、
編集長から「イオの通常進行とともに、ガイドブックを本格的に製作していくように」という指令が下りました。(;O;)
編集長のもと、朝鮮新報社内でガイドブック制作チームが組まれ、
ひとつひとつ、カタチにしていき、今回のガイドブックが完成しました。
イチから本作りをするのはやはり大変でしたが、反面楽しくもありました。

旅行者が携帯しやすいように、ポケットサイズにしようという案のもと、
まず、ガイドブックの具体的なサイズ(A5変形→横115×縦210)が決まりました。
デザインとしては、例え現地に行けなくとも、
なぜか行った気分になるようなデザインを目指し、写真もたくさん使って、頁をめくる度、楽しめるような作りにしてみました。
写真も、朝鮮新報社の敏腕写真記者たちが撮り下ろした素晴らしい写真がたくさん掲載されています。
内容も、最初の案よりも頁数が増え、96頁とそれなりの厚さになりました。
表紙はあまりゴテゴテした作りではなく、すっきりと、
手に持って歩いても恥ずかしくないような作りにしました。
今回、表紙のイラストを描いてくださったのが、昨年までイオの表紙を飾っていた
たくさんのかわいらしい物たちを作ってくれていたイラストレーターの任香淑先生です。

ガイドブック制作の間はこれでもかというくらい、朝鮮の写真を見ていたのですが、
新たにできた観光スポットや、温泉、グルメ情報など、
現在の朝鮮の新たな姿がふんだんに紹介されていて、
朝鮮に行きたい気分が高まりました。
中身を少しだけお見せします。


今回の特徴はグルメ情報が掲載されていることです。
朝鮮の<食>もぜひ楽しんでいただければと思います。
今回のガイドブックの価格は900円(税別)です。

4月の祝典に向けて、そして2012年の朝鮮の姿を見るため、今年、朝鮮に訪れる方も多いと思います。
ぜひ、新しいガイドブック、ご活用ください。(愛)
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ドラマ「運命の人」をみて

2012-04-01 09:00:00 | (愛)のブログ
ちょっと前まで日曜日が楽しみだった。
それは、日曜の夜9時からやっていた、ドラマ「運命の人」が待ち遠しかったから。
同枠の別のドラマを見ようと思っていた私の心をむんずと掴んで、
毎週離さなかったドラマ。

ドラマをみていない人に解説するならば、
「毎朝新聞の敏腕政治部記者、弓成亮太が、
日米で交わされた沖縄返還協定に際し、
米国が支払うことになっていた地権者に対する土地原状回復費400万ドルを、
実際には日本政府が肩代わりして米国に支払うという密約があったという証拠の外務省極秘電信文を入手し、
ペンをとり、沖縄の未来を日本の未来を変えるため闘おうとするのだが、
その事件は、ただの男女のスキャンダル事件として本質をすり替えられ…」
といった内容。

このドラマを見て、初めて実際にあった事件である
「沖縄返還密約事件」をちゃんと知った。
(情報を取り扱う場所にいながら勉強不足ですね、反省しました)

ドラマの最終回は沖縄編で、
沖縄にいまだ残る諸問題がたくさん取り上げられていた。
そのなかでは、「集団自決」など、
言葉に言い表せほどの酷い現実や問題を沖縄がいまも抱えているということも。
以前ブログにも書いた「世界187の顔」という展示会で聞いた内容が頭の中で甦り、
(日刊イオ「沖縄戦」
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/154942cb6b247ee1f0bc8bae68af3464
ドラマのセリフと実際にスライドショーで流されていた写真にでてきた顏と重なり、
ただただ涙がとまらなかった。

ドラマの中で主人公が言っていたことば
「沖縄を知れば知るほどこの国の歪みがみえてくる」。
その通り。私たちはもっと明るい面の沖縄ばかりではなく、
暗い面の沖縄を詳しく知らなくてはと思った。

沖縄の問題にしても、日本は民主主義国家だというが、どこらへんがそうなんだと思う。
現在の原発問題にしても、あんな大事故が起きて、取り返しのつかない事態が起こっても、
再稼働させようとしている政府が、民のことを考えているなんて到底思えないから。

原作や弓成記者のモデルとなった記者の本も読んでみよう、
などなど、たくさんのことを考えさせられたドラマだった。(愛)




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地元の結婚式

2012-03-26 09:41:35 | (愛)のブログ

昨日は小学校時代の同級生の結婚式でした。
地元での結婚式だったので、久々に小中学の同級生や先輩、後輩、
そして顔なじみの同胞たちと会うことができました。

30代になると、世間ではそれなりに大人と見られる歳で、
それぞれ違う道に進んで、住む場所もかわっていたりと
別々の人生を歩んでいってますが、
久々に会う友人たちの20年前と何ら変わらないノリにすごく安心したりして、
なぜかとっても和みました。

余興の歌ではもちろん校歌!
そして、地元の男性たちによるチャンダンノリも披露され、
それに合わせプロのダンサーの後輩が踊ったりと、
場を大いに盛り上げていました。

実は私の母校である長野朝鮮初中級学校のチャンダンノリは
学校の誇れる伝統と言っていいほど、その演奏はピカイチです。
その歴史の最初が私たちの同級生世代の男子たちあたりからで、
競演大会で何年間も金賞を受賞しまくりでした

そしてあれから20数年、児童・生徒たちによるチャンゴ、プッ、ケンガリなどのチャンダンノリは
現在もとても上手で、日朝交流新春会などの交流会にも積極的に出演しています。 

変わらぬ伝統を受け継ぎ、いまでも結婚式の余興などで場をもりあげてくれる
チャンダンノリは、長野同胞全体の民族心というかなんというか、
そういうものまで盛り上げてくれる気がします。

現在は昔とは大分事情も状況も変わり、
大阪の例にように、
朝鮮学校を取り巻く情勢はとても大変で困難になってしまったと思います。
女子の友人同士で集まってもその話題になります。
それでも、やはりこういった場にくると、勇気づけられ、
皆でかけがえのない学生時代を送ったウリハッキョを守りたいと切に思いました。(愛)

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朝鮮学校について思うこと

2012-03-19 09:20:45 | (愛)のブログ
最近、高校無償化問題で朝鮮学校を対象外としていまだ適用されない事実を皮切りに、
大阪府でも朝鮮学校を取り巻くいろんな問題が起こっています。

その度に私は思うのです。
いまの朝鮮学校の子どもたちが何か悪いことでもしたのでしょうか?
ただ、自分の国の歴史や言葉を学ぶということがそんなに悪いことなのでしょうか?

反日教育をしている? とんでもない。
私は小・中・高・大学と体系的な民族教育をずっと受けて育ちました。
反日感情などありません。いままでお世話になった日本の方たちもいっぱいいるし、日本の友人だっている。
自身の両祖母も日本人だし、血だけでいえば朝鮮人と日本人のハーフです。
それでも、私は日本人としてではなく、朝鮮人として日本で堂々と生きたいと思います。
この日本で特異な立場で生まれてきて、祖父が祖母とともに乗り超えてきた艱難辛苦のもとに自分がいるからです(それ以外にも個人的理由は様々ですが、ここでは全部語りません)。
日本が嫌いなのではなく、堂々と朝鮮人として生きがたい日本政府のこの構造、風潮、差別に嫌気がさしているのです。

私は民族教育の中で歴史を学ぶ楽しさを見つけました。
歴史は立場が違えばその真実も異なるという事実も、わかりました。
なぜ歴史を正しく学ぶことが重要なのか。
それは過去の歴史の悲劇から学び、悲劇の歴史を決して繰り返さないためです。
そのために植民地朝鮮の悲劇を学ぶことが反日教育だというのでしょうか?

朝鮮学校に通う生徒たちは、歴史を正しく学びます。
教育も押し付ける教育ではなく、考えさせる教育だと私自身は思いました。
自分のアイデンティティについても深く考えます。
かわって言えば、朝鮮学校とは、朝鮮人が日本で生きていくうえで必ずぶつかるであろう、
自身のID(アイデンティティ)について答えのきれっぱしでも必ずくれる場所でもあると思います。
そして、朝鮮学校に通う生徒は日本の地で朝鮮学校で学び、同じ境遇の友人たちと語り合っていき、
また隣校の日本学校とも交流会などを持ち、幼いころから様々な価値観のなかで育ちます。

朝鮮学校に通う生徒たちは、どっちも深くわかることで、
朝鮮と日本の架け橋となれる可能性を秘めている、
そんな未来ある子どもたちだと思います。
その子供たちの芽をつぶす権利なんて、どんな大人にもありません。
あってはいけないのに、一部の政治家や府知事などは色眼鏡だけでみて、
さまざまな理由をつけてウリハッキョの教育に介入しようとしています。
介入されるような内容はどこにもなかったと私は思います。

私は自分の受けてきた教育にとても感謝しています。
まず親に、そして様々なことを教えてくれた教師たちや、そして友人に。
私は自分の子どもができたら必ず朝鮮学校に通わせたいです。
自分の国の言葉や歴史について教えてくれて、
様々なことを教師たちが親のように親身になって導いてくれて、間違ったことをしたら叱ってくれる。
そんな素晴らしい学校が朝鮮学校だと思います。(愛)



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イオ4月号は朝鮮特集

2012-03-12 09:14:23 | (愛)のブログ
今日はイオ4月号の校了日。
と、いうわけでイオ編集部もフル稼働で1日をはじめています。

イオ4月号の特集はウリナラ特集。
2012年の朝鮮がどのようになっているか。
今の朝鮮がわかる特集になっています。
本来は月曜更新担当である(里)さんが現在朝鮮で取材活動を繰り広げて、
記事を朝鮮から送り、イオ編集部で目下製作中です。

日本では報道されない、いまの朝鮮がわかる特集となっているので、イオ4月号は必見ですよ。

特集デザインは今回は(麗)さんがやっていますが、
私はイオ編集とはまた別件の仕事が進行中で、
いまの朝鮮の写真たちをこれでもか!!と見ながら、編集作業中です。
(どんな仕事かはカタチが整えば、また報告します)

朝鮮に最後に訪れたのはもう10年前。
現在の朝鮮の写真を見るたび、とても行きたくなります。
親戚も大勢いるので、本当はアリランなど大きなイベントがあれば、新婚旅行で行ってもよかったくらい。
なので、いまは写真をみながら行った気分にひたっています。
いつか機会があれば、自分の目で朝鮮のいまの姿を見たいと思います。(愛)
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私が風邪をひいた理由

2012-03-05 09:00:00 | (愛)のブログ

久々に、本当に1年半ぶりに、風邪を引きました。

 

とある日、朝起きると「のどが少しいたいなぁ」。

そう思いながらも会社へ行く準備をしていると、携帯電話にメールが。

それは、出版会館に強制捜索が入ったという一報。

 

とりあえず編集長に電話し、自宅にいたため、デジタルカメラを準備して、

急いで会社へ行くと、なんと出版会館の入口の数100メートル先から

警察が機動隊を動員して、歩道を封鎖!

くそっと思いながら、来た道を戻り、もう一方の道路から出版会館を目指すと

入口に数十人の同胞職員たちと数百人の機動隊と、事前に情報を提供され、

場所まで丁寧に提供されている日本の報道陣。

(編集長のブログでその時の様子は詳しく紹介され、

朝鮮新報にも記事が出ている「警視庁公安部、総連傘下団体など強制捜索
前代未聞、常軌逸した暴挙 政治弾圧に同胞・活動家ら怒りhttp://jp.korea-np.co.jp/article.php?action=detail&pid=53026」ので、ここでは詳しくは書きません)

 

何ゆえ、数十人の同胞に数百人の機動隊がいるんだ!?

それも会館全体を封鎖して!

あまりのふざけている状況に怒りがこみあげ、のどが痛いのも忘れて、この状況をカメラにおさめようと動いていた。

 

この寒風のなか、具合が悪くなる女性もいて、

そして、私も例にもれず、

このあと38度の熱をだした。

もう弱い者いじめもいい加減にしてほしい。

 

そんなわけでいまも全快とはいかず、イガイガするノドと格闘している。(愛)

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祖父の想い

2012-02-26 09:00:00 | (愛)のブログ
今日は祖父の13回忌です。
祖父がなくなって12年、祖父は私にとっては常にやさしく、頼もしく、 本当に尊敬していた、
そしていまも変わらず尊敬しているハルべです。

祖父の13回忌を迎えるにあたって、祖父の過去を改めて振り返ってみようと、
遺してくれた自叙伝をもう一度開いてみました。

祖父は南に故郷がありましたが、朝鮮民主主義人民共和国を支持し、 恋しかった故郷にもいけず、
ただ祖国統一の実現を夢見て、 祖国のため、同胞のため、朝鮮学校のために、精力的に活動しました。

自叙伝で祖父は、綴っています。
自分がこの道を選んだのは、あの当時の時代が要求し、民族的良心がその道を歩ませたのだと。

祖父は祖国を失った民がどれだけ貧しく、みずぼらしいものなのか、その本にも書かれていました。
そして植民地朝鮮はついに終わり、国がやっと朝鮮民族のもとに。
その時の嬉しさはどんなに喜ばしいものだったか―

しかし、解放を迎えた南の地は米軍の手によって植民地時代よりも、より酷い状況に。
そして、2つに分断された朝鮮。

祖父は故郷に背をむけ、捨てたことは一度もないと、
故郷がずっと忘れられず、恋しく思ったとして、国の分裂に加担し、売国・背族するようなことはできなかった。
そう綴られていました。

その部分を読み、2000年6.15共同宣言の喜ばしいニュースを聞かずして、 亡くなってしまった、
祖父への想いに涙がとまりませんでした。

1世たちは朝鮮民族がより良く暮らせる時代を求め、そのために 朝鮮学校も建設し、
朝鮮民族が朝鮮民族として堂々と暮らせる道を求め続けたのではいかと思います。

祖父は自叙伝でこうも遺しています。

내 고향 경주
마음의 고향 평양
내 소원 통일조선
私の故郷 慶州
心の故郷 平壌
私の願いは統一朝鮮



自分個人のためだけを思うのではなく、
「民族的良心」を持ち、あれほど焦がれた故郷にも帰れず、 ただ祖国統一の実現と祖国繁栄のために闘い、
その願いを叶わずして亡くなった1世がどれだけいるのか。
私たちは決して忘れてはいけないと、そして私たちが祖父の想い、1世の想いを
受け継いでいかなくてはと、また一度、強く思いました。(愛)
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朝鮮学校の学芸会

2012-02-19 09:00:00 | (愛)のブログ
昨日、チョッカの学芸会へと行ってきました。
チョッカは私の母校に通っているのですが、母校の学芸会へと赴くのは実に久しぶり。
母校は私の実家から車で1時間も離れた場所にあるので、
私と母はぎりぎりの時間で車でひと山越えてなんとかチョッカの出番に間に合いました。

やはり一番楽しみだったのはチョッカも出演する新1年生たちの口演です。
1年間で習ったウリマル(朝鮮語)をフルに使って、
新1年生たちがウリマル勉強をする様子を描いた口演が披露されました。
流暢なウリマルを使って、言葉遊びをしていく新1年生たち。
一番後ろに「차」がつく言葉や反対語を子どもたちが言ったり。
入学した当初はウリマルを覚えるのが苦手だったチョッカも、
そんな姿がかき消されるほどの出来栄えで、
あの幼かった子が、堂々とウリマルで皆の前で話せるようにまでなったと思うと、
イモちゃんとしては目頭が熱くなるばかりの素晴らしい口演でした。

ウリハッキョになじんできたトンポからすると当たり前の新1年生の口演かもしれませんが、
こんな偏狭なメディアがあふれている日本社会、
その中に身を置いている幼いこどもたちがこんなにハツラツと流暢にウリマルを話し、
ウリマルで皆を楽しませてくれる口演を演じ、
それを聞けるということは、よくよく考えてみれば本当にすごいことだと思います。
ウリハッキョという本当にかけがえのない場所があるからこそ、できることだと思います。

母校の学芸会は、新1年生の口演はもちろん、ほかにも楽しめる演目がたくさんありました。
付属幼稚班の園児たちによるウリマルによる劇「アリとキリギリス」はとても微笑ましく、
学生たちの歌や踊りはもちろん、影で繰り広げられる「ブレーメンの音楽隊」劇や手品、
地元の朝青たちの歌や卒業生の「朝鮮相撲」舞踊などなど!
私の時代に比べて、よりおもしろくなったなと感じました。

今回演目の間に昔の私たちが学んだ旧校舎の写真などもでていたりして、
すごく懐かしくなりました。
母校というのはやはり愛おしいものです。
やはり最後は校歌で締めくくり。思わず一緒にくちずさんでました。
やっぱりウリハッキョは素晴らしいなと、
立派に成長しているチョッカを見ながら、思いました。(愛)





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写真の話し

2012-02-12 09:00:00 | (愛)のブログ
私はイオ編集部でデザインを担当していますが、時々記者とともにカメラ担当として同行取材することもあります。
ただ名刺には「デザイナー」として表記されているので、取材を受ける方にしてみれば、
カメラ担当としていってももしかしてあまり説得力がないかも知れません。

雑誌編集をする際、デザイナーは記者のどういう記事にしたいかという意向を聞き、
皆で話し合い、それをより良いカタチにしていくのが仕事です。
その際にある程度自分で写真を撮れる方が、
よりイメージを明確にできるという意味でも写真を学びます。

イオでは一眼レフカメラを取材時に使用しています。
私も入ってから本格的に、上司の方にカメラの扱い方や写真の撮り方など
ノウハウを丁寧に教えてもらいました。
私が編集部に入った当初はデジカメが1台位しかなく、フィルムカメラを使用していました。
なので、フィルムカメラで取材に行く場合、すぐ撮影したものを見られるはずもなく、
練習してポンと現場に送り込まれるわけで、現像するまで毎度ドキドキしながら撮影。
いまはデジカメに移行して、だいぶ精神面で楽になりました(ただ油断は禁物)。

いままで経験したなかで私が一番好きな取材現場はインタビュー時の写真撮影です。
素晴らしい話を聞けるとともにインタビュー時はじっくりと撮影できるので。
そして、やっと取材相手の一番良い顔を、そしてその方の雰囲気も撮れた瞬間は
心のなかでガッツポーズ!
かなりの至福の喜びを感じます。


最近はコンパクトデジカメもかなり優秀になってきて、
トイカメラ風、ミニチュア風などの加工写真なんかもパパッと楽に撮れちゃいますね。
(今回アップした写真がそうです。場所は表参道のイルミネーション
一眼でもコンデジでもカメラと上手に付き合えば、
自分風の写真が撮れてしまう便利な時代になったな〜とつくづく思います。
カメラの上達のコツはなにしろいっぱい撮る事!!だそうです。
上達のため、毎日写真を撮ることを習慣づけようと思ってますが、なかなか。。。
そして撮った写真を管理するのもなかなか。。。


とりあえず、近場の風景や一番好きな動物ナンバーワンのネコなどを(ネコ探して…)
日々撮り続けてみようと思っています。(愛)

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2月は学芸会の季節

2012-02-05 09:00:00 | (愛)のブログ
あっという間に2月ですね。
毎日寒さが身にしみる季節です。
さて、2月といえば、ウリ学校で行われる学芸会の季節です!

私も今年の学芸会を待ちにまっていました♪
自分の子どものようにかわいがっている甥っ子の初!学芸会だからです。
去年ウリ学校に入学した甥っ子が1年間の集大成を見せてくれるまたとない機会です。

日本の保育園に通っていた時は「ボク」といっていた甥っ子も、
ウリ学校に通いだして「ナ」と自然に言うようになり、
生活の隅々でウリマルを使うようになりました。
それをまねして、まだウリマルを習っていない姪っ子たちも、
自然にウリマルを使うようになりました。
甥っ子たちをこよなく愛するイモちゃんから見ると、かなりうれしいことです。

甥っ子はいま学芸会の練習真っ最中だそうです。
姉が言うには、まだ校歌の歌詞を間違えて覚えてるらしく、
もうちょっと練習が必要だそうです。
それでも、生まれた時から可愛がっている甥っ子が
ウリマルを話しながら堂々と舞台に立っている、
朝鮮人としての一歩を踏み出しているそんな成長した姿を想像しただけで、
涙がでそうな気がいまからしています。
当日は一眼レフを持って、
甥っ子の晴れ舞台をばっちり写してこようと目論んでいます。(愛)


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