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秋の入口の神無月の語源とは・・・

2012年10月17日 15時20分15秒 | 今日は、何の日

神無月(10月)も半ばを過ぎましたが、秋の入口であり、冬の始まりと言うのに、まだまだ本格的な秋の気配はまだのようです。

英語ではの月名、Octoberは、ラテン語で「第8の」と言う意味だそうです。
それは、紀元前で使われていたローマ暦が3月起算で、10月は3月から8番目という意味だそうです。

日本では、旧暦の10月を神無月(かんなづき、かみなしづき)と呼び、現在でも10月の別名としています。
では、どのような語源から「神無月」と言われるようになったのでしょうか?

 醸成月(かみなんづき)・・・・新穀で新酒を醸す月
 神嘗月(かんなめづき)・・・・新嘗(にいなめ)の準備をする月
 神な月(かみなづき)・・・・・・「神の月」の意。

一般的には、出雲大社に全国の神様が集まって一年の事を話し合う為、出雲以外には、神様がいなくなる月の意味と言われ、出雲では神在月と言われています。
しかし、出雲に行かずに行かず、家や村に留まる留守神も存在し、すべての神が出雲に出向くわけではないとも云われています。

 

 
   水彩画 F30号 「仲良し地蔵さん」 今年の春、中山寺にあるお地蔵さんを描きました。

 

さて、10月は、朝夕には冷気が草の葉に凝り、山の木々の葉も色づき始めます。
二十四節気では、10月8日は、寒露といい、10月23日は、霜降といわれ、北国では霜が地を白く飾り始めるころと言われています。

白いと言えば、秋の色は五行説では”白”です。
色なき色といわれる白の季節に吹く風であることから「色なき風」と呼ばれています。
ただし、絵画の世界では、白も色なのですが・・・・

さて、10月15日から17日まで、宮中や伊勢神宮では、神嘗祭(かんなめさい)として、その年に収穫された穀物や新酒を神に捧げ、皇室の御繁栄と国家安泰、五穀豊穣、国民の平安を祈る古くからある祭礼です。

 ちなみに、10月17日にも色々な記念日があります。
貧困撲滅のための国際デー・・・・1999年の国連総会で制定されました。

貯蓄の日・・・・文字とおり、貯蓄増進を図ることを目的に制定されました。

上水道の日・・・・・1887年(明治20年)横浜で初めて近代的上水道による給水が開始されました。

その他に、沖縄そばの日、カラオケ文化の日、があり、また、毎月17日は、国産なす消費拡大の日
とかいなりの日(語呂合わせ)などがあります。


 



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