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阪急電車あれこれ ④ ー社名の変遷ー

2016年02月14日 10時22分37秒 | 鉄道のよもやま話

1907年(明治43年)3月10日に箕面有馬電気軌道という社名で梅田~宝塚間と石橋~箕面間で運輸営業を開始しました。

   
     開業時の切符                  開業時の路線図   




当時専務として小林一三が次に目をつけたのが神戸でした。
灘循環電気軌道が持つ西宮~神戸間の線路特許を阪神電鉄と競合の上獲得した箕面有馬電気軌道は、これによって阪神間の都市輸送を得たことから、1918年(大正7年)に社名を阪神急行電鉄と変更しました

            

ここに「阪急」という名前の由来が生まれました。

1936年(昭和11年)三宮まで延伸し、実質的に梅田~三宮(神戸)間が開通し、今の神戸線が完成しました。

その阪急が京都まで路線を伸ばしたのは、1943年(昭和18年)十三~京都西院までの路線を持つ京阪鉄道と合併し、社名を京阪神急行電鉄とした時です。

ここに、京都~大阪~神戸の三都市を結ぶ総延長220㌔㍍の路線が誕生しました。
もともと京阪の路線だった新京阪は、阪急京都線となり大阪・梅田を拠点にほゞ現在の路線に近い営業路線となりました。

1973年(昭和48年)4月1日、「阪急電鉄」に社名を変更し、それまで略称としていた「阪急」が正式に社名となりました。

  
  新型1000系 2013年神戸線  1000系と共通設計の1300系 2014年京都線

その後、2005年4月1日、阪急ホールディングスと社名を変え、翌年には阪神電気鉄道と合併(については当ブログの阪神電鉄あれこれを参照)して、阪急阪神ホールディングと社名を変更しました。

 



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